コニカミノルタジャパン(本社/東京都港区、原口淳社長)は、「JP2018 ICTと印刷展」において、「Smart Solutions for Professionals」を出展テーマに、印刷工程全体の最適化を実現する製品・サービスを提案していく(小間番号2-16)。
デジタル印刷システムでは、カラー最上位機種である「AccurioPress(アキュリオプレス)C6100」を含む、3モデルを出品する。
「AccurioPress C6100」は、新開発の「インテリジェントクオリティーオプティマイザー」を搭載し、濃度管理、色調管理、表裏見当調整の自動化を実現し、今までのようなマニュアル測定や数値入力を不要としている。これにより、煩雑な出力調整作業をすることなく高品質な印刷が実現し、調整時間の短縮とオペレーターの技能差による調整時間のばらつき解消ができるため、印刷稼働率の大幅な向上に貢献する。
「インテリジェントクオリティーオプティマイザー」は、色調や表裏見当を自動化するだけでなく、印刷中もリアルタイムでそれらを監視し、生産性を落とすことなく補正も行う。この機能により、オペレーターが印刷中に度々チェックしなくても、印刷中の色変動や見当ずれを最小限にし、高品質な印刷物を安定して供給することが可能。また、色や見当のずれを起因とする印刷ロスが抑えられるため、コスト改善や環境負荷低減など、顧客からの信頼度向上に寄与する。
さらに、これまで要望の高かった封筒印刷機能を追加するとともに、長尺紙印刷への対応も進めている。また、厚紙対応性を強化しており、従来機種よりも14%アップの坪量400g/平米の厚紙印刷にも対応可能となっている。
「AccurioLabel(アキュリオラベル)190」は、コンパクトでありながらオフセット印刷に迫る高品質出力が可能なオンデマンドラベルプリンター。
同機は、現在も市場で稼働しているオンデマンドラベルプリンター「bizhub PRESS C71cf」をコニカミノルタの産業印刷向けブランド「Accurio」に統合し、名称変更したもの。それにともない、フロントパネル下部の色をグレーから上部と同じソリッドブルーとし、アクセントにシルバーラインを入れている。
同機は、プリント解像度1,200dpi×1,200dpi、256階調という高画質で高精度な仕上がりの出力が可能。また、中間調や高濃度域の画像安定化技術によって豊かな階調表現を可能にするとともに、補正用パッチをIDCセンサーで検知し、自動で微調整を行う「自動画像安定化制御」によって色再現の安定性も向上させている。
印刷速度は、紙種ごとに最適な速度に自動設定され、より安定した印刷を実現しており、標準的なタック紙(粘着紙)で毎分13.5mの設定となっている。
画質と省エネ性能を向上させる重合法トナー「デジタルトナーHD」を採用。独自の低温定着技術により、消費電力低減に貢献するだけでなく、高い定着性能により、プラスチック製、光沢表面、マット表面など幅広い種類の用紙にも印刷ができ、プレコートも不要。また、食品、飲料といった商品のラベルにも安心して使うことができるよう、FDA (Food and Drug Administration 米国食品医薬品局)基準に準拠している。
さらにロール紙に印刷するため、最長1,195 mmの長尺連続印刷も可能。これにより横断幕や垂れ幕、パノラマ写真の印刷などに対応でき、新たなビジネスを開拓する。
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コニカミノルタジャパン、JP展でAccrioPress C6100など3機種出品
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AccuriPress C6100
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AccrioLabel 190
コニカミノルタジャパン(本社/東京都港区、原口淳社長)は、「JP2018 ICTと印刷展」において、「Smart Solutions for Professionals」を出展テーマに、印刷工程全体の最適化を実現する製品・サービスを提案していく(小間番号2-16)。
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