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ダイコウラベル、新市場への進出に貢献〜デジタルの強みで顧客メリットを創出

UVインクジェットラベル印刷システム「Truepress LABEL 350UV SAI LM」導入事例

2025年10月7日ケーススタディ

 化粧品・コスメパッケージ印刷サービスを得意とする大光印刷(株)(京都府京都市、中村一紀社長)のグループ会社として化粧品・医療品業界向けラベルの製造・販売を担っている(株)ダイコウラベル(京都府京都市)は2024年9月、SCREENグラフィックソリューションズ製のUVインクジェットラベル印刷システム「Truepress LABEL 350UV SAI LM」を導入し、稼働を開始した。そこで今回、ダイコウラベルの常務取締役統轄部長である中村雅之氏に「Truepress LABEL 350UV SAI LM」を導入した背景や導入後の成果などについて伺った。
中村 氏
 大光印刷は1947年3月に創立。創業当初は、商業印刷を中心とした業務を展開していたが、時代・市場ニーズの変化とともに医薬品業界に特化した事業展開にシフトしていく。妥協のない品質が求められる医薬品業界において、同社の品質は顧客の信頼を獲得。さらにその評判が新たな顧客との取引とつながっていった。その同社が1番の強みとしていたのが、医薬品や医療機器に添付されている使用上の注意や用法・用量、服用した際の効能、副作用などを記載した書面「添付文書」で、国内でトップシェアを誇るまでに成長していった。

 現在では、化粧品会社、製薬会社、医療機器会社などを主要な取引先とし、独自のノウハウと提案力を駆使した高品質化・差別化を付加した化粧品やコスメパッケージ・ラベル印刷の提供で市場から高い評価を得ている。

 ダイコウラベルは、大光印刷のラベル事業拡大を目的に2000年9月1日に設立された。設立当初は、大光印刷のラベル製造部門として機能していたが、中村氏を中心に独自の営業活動にも精力的に展開し、新規需要創出にも注力している。その新規需要獲得の1つが既存顧客の掘り起こしだと中村氏は説明する。

 大光印刷の顧客であるコスメ業界では、パッケージ印刷の受注はあるが、ラベル印刷の受注は一切なかった。それ以前にラベル印刷を提供していること自体を知らない顧客が数多く存在していた。

 中村氏は、この状況を千載一遇のビジネスチャンスと捉え、コスメ業界の顧客に対し、ダイコウラベルは、高品質・高付加価値ラベルの製造・販売を行っていることを積極的にアピールしていった。その活動が功を奏し「ラベル印刷もできるのなら」と、コスメ業界からの受注は、順調に伸びていった。

高い生産性を有するデジタル印刷機を模索

 同社は、「Truepress LABEL 350UV SAI LM」の導入以前に、他社メーカーであるが水性インクジェット方式のデジタル印刷機を導入し、運用を開始している。その導入理由について中村氏は、「それまで外注していた仕事の内製化を目的に導入した」と説明する。

 同機は、一定の仕事をこなす生産機として順調に稼働していたが、新規開拓したコスメ業界のラベル受注に伴い、同社のこなすジョブ数も増加していく。しかし、既設のデジタル印刷機は、印刷速度を考慮すると生産性の面で若干不安がある。そこで中村氏は、生産力の増強を目的に新たな設備投資の検討を開始した。

 新たな生産機として中村氏は、まずアナログ印刷機かデジタル印刷機で悩んだが、今後、ますます深刻化していく従業員不足の問題を考慮し、比較的スキルレスな運用が可能なデジタル印刷機を選択。その上で高い生産性を有する機種を求め、改めて機種選定を開始した。

 デジタル印刷機で、さらに生産性を検討した結果、瞬時乾燥が可能なUV機である「Truepress LABEL 350UV SAI LM」が同社の求めるすべてを実現する生産機であることから導入となった。
Truepress LABEL 350UV SAI LM
 「複数のメーカーの機械を検討した結果、品質面と生産性で優位性を感じ、Truepress LABEL 350UV SAI LMを選択した。インクの臭気も少ないため、当社の顧客である医薬品やコスメ業界の仕事にも自信を持って提案できることも大きな要因であった」

 そして同社は2024年9月、正式に「Truepress LABEL 350UV SAI LM」を導入した。

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2025年10月7日ケーススタディ

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中村 氏
 大光印刷は1947年3月に創立。創業当初は、商業印刷を中心とした業務を展開していたが、時代・市場ニーズの変化とともに医薬品業界に特化した事業展開にシフトしていく。妥協のない品質が求められる医薬品業界において、同社の品質は顧客の信頼を獲得。さらにその評判が新たな顧客との取引とつながっていった。その同社が1番の強みとしていたのが、医薬品や医療機器に添付されている使用上の注意や用法・用量、服用した際の効能、副作用などを記載した書面「添付文書」で、国内でトップシェアを誇るまでに成長していった。

 現在では、化粧品会社、製薬会社、医療機器会社などを主要な取引先とし、独自のノウハウと提案力を駆使した高品質化・差別化を付加した化粧品やコスメパッケージ・ラベル印刷の提供で市場から高い評価を得ている。

 ダイコウラベルは、大光印刷のラベル事業拡大を目的に2000年9月1日に設立された。設立当初は、大光印刷のラベル製造部門として機能していたが、中村氏を中心に独自の営業活動にも精力的に展開し、新規需要創出にも注力している。その新規需要獲得の1つが既存顧客の掘り起こしだと中村氏は説明する。

 大光印刷の顧客であるコスメ業界では、パッケージ印刷の受注はあるが、ラベル印刷の受注は一切なかった。それ以前にラベル印刷を提供していること自体を知らない顧客が数多く存在していた。

 中村氏は、この状況を千載一遇のビジネスチャンスと捉え、コスメ業界の顧客に対し、ダイコウラベルは、高品質・高付加価値ラベルの製造・販売を行っていることを積極的にアピールしていった。その活動が功を奏し「ラベル印刷もできるのなら」と、コスメ業界からの受注は、順調に伸びていった。

高い生産性を有するデジタル印刷機を模索

 同社は、「Truepress LABEL 350UV SAI LM」の導入以前に、他社メーカーであるが水性インクジェット方式のデジタル印刷機を導入し、運用を開始している。その導入理由について中村氏は、「それまで外注していた仕事の内製化を目的に導入した」と説明する。

 同機は、一定の仕事をこなす生産機として順調に稼働していたが、新規開拓したコスメ業界のラベル受注に伴い、同社のこなすジョブ数も増加していく。しかし、既設のデジタル印刷機は、印刷速度を考慮すると生産性の面で若干不安がある。そこで中村氏は、生産力の増強を目的に新たな設備投資の検討を開始した。

 新たな生産機として中村氏は、まずアナログ印刷機かデジタル印刷機で悩んだが、今後、ますます深刻化していく従業員不足の問題を考慮し、比較的スキルレスな運用が可能なデジタル印刷機を選択。その上で高い生産性を有する機種を求め、改めて機種選定を開始した。

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