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ロッテ・凸版印刷・日本HP、デジタルパッケージで「木下賞 新規創出部門」受賞

軟包装分野で200万種以上のデザインを実現

2018年6月19日ニュース

 (株)ロッテ・凸版印刷(株)・(株)日本HPの3社は、ロッテが2017年5月に販売した20周年記念デザインパッケージの「キシリトールガム」で、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「第42回木下賞 新規創出部門」を受賞した。

 今回受賞した同商品は、キシリトールガム発売20周年を記念して、羽生結弦氏、小松菜奈氏、ヤバイTシャツ屋さんら、20代の若者たち20組がデザインしたベースデザインをランダムに組み合わせ、200万種以上のパッケージデザインを実現したもの。この実現には、日本HPが提供する「HP Indigo 20000デジタル印刷機」と、デザインデータを入力すると自動的に拡大・回転などを繰り返し、ユニークなデザインを自動生成できる「HP SmartStream Mosaicソリューション」を活用。また、凸版印刷が持つ情報加工技術とフィルムへのデジタル印刷やコンバーティング技術を融合させた「トッパンFPデジタルソリューション」をあわせて活用することで、軟包装において200万種以上のデザインを印刷したパッケージの製造が可能となった。

 日本HPと凸版印刷のデジタル印刷技術を活用した同商品は、軟包装における新たなマーケティング手法の確立と技術革新性が評価され、今回の受賞につながった。

 「トッパンFPデジタルソリューション」は、菓子や食品、トイレタリーなど軟包装を用いた商品パッケージにおいて、1種固定のデザインだけでなく、地域や季節、可変メッセージなど、多種多様なデザインのバリエーション展開を実現するもの。デジタル印刷でありながら、従来培ってきた情報加工技術を応用することで、店頭効果の高い印刷再現を可能にし、グラビア印刷と同等の品質を実現している。さらに、大小さまざまなデータを適切に取り扱う運用スキームを構築。従来培ってきた、カタログやDMなど多様な印刷物を取り扱うノウハウを活用し、デザインのデータ量に応じた適切な運用体制を独自構築している。

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2018年6月19日ニュース

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 (株)ロッテ・凸版印刷(株)・(株)日本HPの3社は、ロッテが2017年5月に販売した20周年記念デザインパッケージの「キシリトールガム」で、公益社団法人日本包装技術協会が主催する「第42回木下賞 新規創出部門」を受賞した。

 今回受賞した同商品は、キシリトールガム発売20周年を記念して、羽生結弦氏、小松菜奈氏、ヤバイTシャツ屋さんら、20代の若者たち20組がデザインしたベースデザインをランダムに組み合わせ、200万種以上のパッケージデザインを実現したもの。この実現には、日本HPが提供する「HP Indigo 20000デジタル印刷機」と、デザインデータを入力すると自動的に拡大・回転などを繰り返し、ユニークなデザインを自動生成できる「HP SmartStream Mosaicソリューション」を活用。また、凸版印刷が持つ情報加工技術とフィルムへのデジタル印刷やコンバーティング技術を融合させた「トッパンFPデジタルソリューション」をあわせて活用することで、軟包装において200万種以上のデザインを印刷したパッケージの製造が可能となった。

 日本HPと凸版印刷のデジタル印刷技術を活用した同商品は、軟包装における新たなマーケティング手法の確立と技術革新性が評価され、今回の受賞につながった。

 「トッパンFPデジタルソリューション」は、菓子や食品、トイレタリーなど軟包装を用いた商品パッケージにおいて、1種固定のデザインだけでなく、地域や季節、可変メッセージなど、多種多様なデザインのバリエーション展開を実現するもの。デジタル印刷でありながら、従来培ってきた情報加工技術を応用することで、店頭効果の高い印刷再現を可能にし、グラビア印刷と同等の品質を実現している。さらに、大小さまざまなデータを適切に取り扱う運用スキームを構築。従来培ってきた、カタログやDMなど多様な印刷物を取り扱うノウハウを活用し、デザインのデータ量に応じた適切な運用体制を独自構築している。

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