ウチダテクノ、IGAS2018でデジタル加飾機「Foil Glazer」発表
コンセプト出品では協働ロボットによる作業の自動化を提案
2018年7月13日ニュース
-
(株)ウチダテクノ(本社/東京都中央区)はIGAS2018において内田洋行グローバルリミテッドと共同出展し、「こころを技術で届けたい〜Heartful Technology」をコンセプトに掲げ、作業環境の変化に対して省力化提案を通じて、顧客の「Innovation」実現を支援していく(東5ホール、5-6)。
今回、同社では、POD出力された用紙のトナー部分に箔を転写する「Foil Glazer(フォイルグレイザー)」をはじめ、QRコードを読み込みながら紙の枚数計数を行う「カウントロンX」、オンデマンド用カッター&クリーサーなど、新機種を含む多彩な製品を出品する。
▽Foil Glazer
プリンターで印刷されたトナー部分にFoil(箔)を転写するデジタル加飾機。Foil加工後にオーバープリントをすることで「CMYK+箔」といった高級感のある仕上がりで印刷物に付加価値を提供する。また、Foil加工のほかにラミネート加工を施すことが可能。対応用紙サイズは、ラミネート加工で最小210×297mm、最大364×600mm、フォイル加工で最小148×210mm、最大320×600mm。用紙厚は、110〜400g/平米。処理速度は、ラミネート加工が5m/分、フォイル加工が3m/分。
▽KOMFI社製リアル3DデジタルスポットUVニスコーティングマシンSpotmatic 36(参考出品)
国内初出展となるリアル3DデジタルスポットUVニスコーティングマシン。インクジェット方式のスポットニス加工の3D効果により艶やかで高級感の漂う印刷物を提供する。さらに反復印刷により最大3ミリまでの厚盛ができる3DスポットUVプリントを可能とする。用紙厚は、115〜680g/平米、最大用紙サイズは、360×1,000mm、印刷速度は、24m/分。
▽テーピットWX+協働ロボット(コンセプト出品)
労働人口の減少にともなう人手不足や作業現場のフルオートメーション化におけるコスト負担の軽減を見据え、「人」と「ロボット」がともに働ける近い将来の作業環境を提案していく。
双腕型協働ロボットは、1人分のスペースにより、人との共存作業が可能としている。両腕を使用することで簡易的なハンドでも大型ワークの搬送が可能。また、同軸構造により、ロボットの後方設備へもアクセス可能となる。さらに両アームで別々の作業を行うことにより、サイクルタイムを大幅に短縮する。
会場では、テーピットWXを使用した帯掛けの作業を協働ロボットが行うデモを披露。上流のコンベアから送られてくる用紙を双腕型のロボットハンドが掴み、テーピットWXで帯掛けをしたあとに、もう片方のハンドで下流のコンベアに置くまでの作業を実施する。
最新ニュース
富士フイルム、TOKYO PACK 出展でパッケージの付加価値提案
2024年10月9日
富士フイルムグループは、「TOKYO PACK 2024(東京国際包装展)」に出展し、インクジェット方式やトナー方式など、富士フイルムが独自開発した幅広いラインアップのデジタルプリン...全文を読む
SCREEN GA、京都・久御山事業所に「インクジェットイノベーションセンター京都」開設
2024年10月7日
(株)SCREENグラフィックソリューションズ(京都府京都市、田中志佳社長、以下、SCREEN GA)は、2024年10月に印刷関連機器の開発・製造を担う京都・久御山事業所に「インク...全文を読む
SCREEN GA、「Horizon Smart Factory 2024」で無人化生産ラインを紹介
2024年9月24日
(株)SCREENグラフィックソリューションズ(SCREEN GA)は、10月9日から11日の3日間、ホリゾン本社びわこ工場内「Horizon Inovation Park」(滋賀県...全文を読む
エプソン、印刷プロセスのデジタル化をリードするFiery社を完全子会社化
2024年9月20日
セイコーエプソン(株)(エプソン)は、2024年9月19日、印刷業界向けDigital Front End(DFE)サーバー及びワークフロー・ソリューションのリーディングプロバイダー...全文を読む
SCREEN、「パッケージで彩るサステナブルな未来」テーマにTOKYO PACK 2024に出展
2024年9月11日
(株)SCREENグラフィックソリューションズ(SCREEN GA)と(株)SCREEN GP ジャパンは、10月23日から25日の3日間、東京ビッグサイトで開催される「TOKYO ...全文を読む
新着トピックス
共同印刷工業(京都)、安定性の高さが決め手[Revoria Press PC1120導入事例]
2024年10月9日ケーススタディ
京都を拠点に出版印刷を手がける共同印刷工業(株)(本社/京都市右京区西院清水町156-1、江戸孝典社長)は2024年3月、富士フイルムのプロダクションカラープリンター「Revoria...全文を読む
ミマキ、捺染方式を刷新 - 簡便性と汎用性の「TRAPIS」
2024年9月28日製品・テクノロジー
(株)ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、池田和明社長)は、2023年6月に開催されたITMAで技術出展した「捺染顔料転写プリントシステム」を製品化し、環境と人に優しい次世代...全文を読む
コダック、「ゲームチェンジャー」へ〜4つのコア技術を自社完結
2024年9月20日製品・テクノロジースペシャリスト
コダックは「drupa2024」において、ULTRASTREAMコンティニュアスインクジェットテクノロジーを搭載した「PROSPER ULTRA 520プレス」と、PROSPERイン...全文を読む
ウチダテクノ、IGAS2018でデジタル加飾機「Foil Glazer」発表
コンセプト出品では協働ロボットによる作業の自動化を提案
2018年7月13日ニュース
(株)ウチダテクノ(本社/東京都中央区)はIGAS2018において内田洋行グローバルリミテッドと共同出展し、「こころを技術で届けたい〜Heartful Technology」をコンセプトに掲げ、作業環境の変化に対して省力化提案を通じて、顧客の「Innovation」実現を支援していく(東5ホール、5-6)。
今回、同社では、POD出力された用紙のトナー部分に箔を転写する「Foil Glazer(フォイルグレイザー)」をはじめ、QRコードを読み込みながら紙の枚数計数を行う「カウントロンX」、オンデマンド用カッター&クリーサーなど、新機種を含む多彩な製品を出品する。
▽Foil Glazer
プリンターで印刷されたトナー部分にFoil(箔)を転写するデジタル加飾機。Foil加工後にオーバープリントをすることで「CMYK+箔」といった高級感のある仕上がりで印刷物に付加価値を提供する。また、Foil加工のほかにラミネート加工を施すことが可能。
対応用紙サイズは、ラミネート加工で最小210×297mm、最大364×600mm、フォイル加工で最小148×210mm、最大320×600mm。用紙厚は、110〜400g/平米。処理速度は、ラミネート加工が5m/分、フォイル加工が3m/分。
▽KOMFI社製リアル3DデジタルスポットUVニスコーティングマシンSpotmatic 36(参考出品)
国内初出展となるリアル3DデジタルスポットUVニスコーティングマシン。インクジェット方式のスポットニス加工の3D効果により艶やかで高級感の漂う印刷物を提供する。さらに反復印刷により最大3ミリまでの厚盛ができる3DスポットUVプリントを可能とする。用紙厚は、115〜680g/平米、最大用紙サイズは、360×1,000mm、印刷速度は、24m/分。
▽テーピットWX+協働ロボット(コンセプト出品)
労働人口の減少にともなう人手不足や作業現場のフルオートメーション化におけるコスト負担の軽減を見据え、「人」と「ロボット」がともに働ける近い将来の作業環境を提案していく。
双腕型協働ロボットは、1人分のスペースにより、人との共存作業が可能としている。両腕を使用することで簡易的なハンドでも大型ワークの搬送が可能。また、同軸構造により、ロボットの後方設備へもアクセス可能となる。さらに両アームで別々の作業を行うことにより、サイクルタイムを大幅に短縮する。
会場では、テーピットWXを使用した帯掛けの作業を協働ロボットが行うデモを披露。上流のコンベアから送られてくる用紙を双腕型のロボットハンドが掴み、テーピットWXで帯掛けをしたあとに、もう片方のハンドで下流のコンベアに置くまでの作業を実施する。
新着ニュース
-
富士フイルム、TOKYO PACK 出展でパッケージの付加価値提案
2024年10月9日 ニュース
-
SCREEN GA、京都・久御山事業所に「インクジェットイノベーションセンター京都」開設
2024年10月7日 ニュース
-
SCREEN GA、「Horizon Smart Factory 2024」で無人化生産ラインを紹介
2024年9月24日 ニュース
-
エプソン、印刷プロセスのデジタル化をリードするFiery社を完全子会社化
2024年9月20日 ニュース
-
SCREEN、「パッケージで彩るサステナブルな未来」テーマにTOKYO PACK 2024に出展
2024年9月11日 ニュース
新着トピックス
-
共同印刷工業(京都)、安定性の高さが決め手[Revoria Press PC1120導入事例]
2024年10月9日 ケーススタディ
-
ミマキ、捺染方式を刷新 - 簡便性と汎用性の「TRAPIS」
2024年9月28日 製品・テクノロジー
-
コダック、「ゲームチェンジャー」へ〜4つのコア技術を自社完結
2024年9月20日 製品・テクノロジースペシャリスト
-
大阪印刷、同人誌印刷ビジネスで「圧倒的な画質」提供[AccurioJet KM-1e導入事例]
2024年9月20日 ケーススタディ
-
富士フイルムBI、独自のインクジェット技術で新たなソリューション提供
2024年9月11日 製品・テクノロジー
SNSランキング
- 84shares大阪印刷、同人誌印刷ビジネスで「圧倒的な画質」提供[AccurioJet KM-1e導入事例]
- 68sharesafter drupa 2024|富士フイルム、「Discover the difference」─過去最大規模で
- 59sharesエプソン、印刷プロセスのデジタル化をリードするFiery社を完全子会社化
- 39sharesミマキ、印刷脱色技術実用化でタペストリーのアップサイクル実現
- 38shares富士フイルムBI、モノクロ機に印刷物の検品工程を自動化する新機能搭載
- 30shares独SDVグループ、PROSPER ULTRA 520プレス欧州初採用
- 30sharesエコー(東京)、「オフセットと遜色のない品質」[Revoria Press PC1120導入事例]
- 29shares日本HP、「HP Indigo実機見学会〜都内60分でおさえるHPデジタル印刷オープンハウス」開催
- 28shares富士フイルムBI、ワークフローの新領域へ〜真の自動化によるDXを訴求
- 21sharesSCREEN、「デジタルで彩るラベルの未来」テーマにラベルフォーラムジャパン2024に出展