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SCREEN GA、メカノテクニカとの協業で高級書籍オンデマンド実現

2018年7月18日ニュース

 (株)SCREENグラフィックソリューションズ(以下、SCREEN GA)は、高級書籍のオンデマンド製作実現に向け、同社のユニバーサルワークフロー「EQUIOS」、ロール式高速フルカラーインクジェット印刷機「Truepress Jet520HD」、メカノテクニカ社の自動糸かがり製本装置「Universe Sewing Web-fed」を活用したワークフロー連携協業を行う。これにより、印刷会社や出版社はこれまで難しかったハイエンドなハードカバー書籍のオンデマンド生産が可能になる。

 同社の「Truepress Jet520HD」と独自開発の「Truepress ink SC(SCインク)」は、書籍印刷で求められるコート紙や薄紙などの用紙に対し、ハイスピード・高品質で印刷が可能。さらに、最新バージョンの「EQUIOS」(ver. 3.4)では、メカノテクニカ社の「Universe Sewing Web-fed」との自動化を実現するロール用ブック面付けとバリアブルバーコード出力に対応し、高い耐久性と美粧性を併せ持つ糸かがり製本のオンデマンド化を可能にする。「Truepress Jet520HD」の高品質印刷と「Universe Sewing」の糸かがり製本を組み合わせることで、デジタル印刷ではこれまで本格的な導入が困難だった高級書籍のオンデマンド製作ワークフローのソリューションを実現する。

【メカノテクニカ社 Marketing Manager Stefano Formentini氏のコメント】

 昨今の出版業界、特にデジタル環境下では、書籍の小ロット生産の費用対効果を達成するために後加工の自動化は不可欠である。上流の製版工程では、面付けやダイナミックバーコード(バリアブルバーコード)の出力などが後加工の自動化を促進する重要な要素となる。後加工工程では、メカノテクニカの自動糸かがり製本装置「UNIVERSE」シリーズがバーコードを読み取ることで連携し、高品位な書籍を効率よく製作することができる。つまり、「EQUIOS」との統合により、上流から後加工までの一貫したワークフローにおいて、信頼性と生産性を確保することができる。

【SCREEN GA 代表取締役 社⻑執⾏役員 馬場 恒夫氏のコメント】

 当社は印刷機本体の開発に加え、後加工を考慮した面付け設計や各社との協業による自動化など、長年培ってきたワークフロー開発にも強みがあることが、独自性・優位性の1つとなっている。このたび、糸かがり製本装置のリーディングベンダーであるメカノテクニカ社との協業により、保存性・美粧性に優れた糸かがり製本の自動化が可能となった。「Truepress Jet520HD」の高画質印刷と合わせて、従来のデジタル印刷の枠を超えた高品質かつ高生産な書籍のオンデマンド製作が可能になる。

            ◇       ◇

 イタリアで1964年に設立されたメカノテクニカグループは、自動糸かがり製本装置と製本加工機における世界有数のメーカー。メカノテクニカ社は、オフセット印刷工程向けの糸かがり製本装置「ASTER」のメーカーとして世界的に知られており、近年、多品種小ロットに対応した製本ソリューションを開発し、デジタル印刷工程の分野に参入。

 2017年に発売された「Universe Sewing Web-fed」は、ロール紙から直接糸かがり綴じ製本書籍の製作が可能。「Universe Sewing Web-fed」は、巻き出し、断裁、筋入れ、折り、丁合い、糸かがりといった複数のプロセスを一括して実行する。ページ数の多い書籍で特に手間の掛かる仕分け、パレット積み、手丁合い(手作業での丁合い作業)などの作業を必要としないため、生産性の高いロール式インクジェット印刷機に適したシステムとなっている。

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