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リコー、産業印刷機器メーカー「エルエーシー」の全株式取得で合意

立体物に印刷する独自インクジェット技術とリコーの技術を融合して産業印刷事業を強化

2018年10月26日ニュース

 (株)リコー(山下良則社長)は、成長領域の一つとして掲げる産業印刷事業の強化に向けて、自動車や航空機などのボディをはじめ、さまざまな立体物へのデジタル印刷を可能にする独自のインクジェット技術を有する(株)エルエーシーの全株式を取得することについて合意したことを発表した。

 エルエーシーは、高粘度のインクを離れた先(最大100mm程度)の立体物に吐出し、ダイレクトにプリントできる独自のインクジェット技術を有しており、車の外装用のオートボディプリンターやLPガスボンベ用のプリンターなどを開発、製造、販売、保守する産業印刷機器メーカー。

 リコーは、2018年2月に発表した成長戦略「挑戦」において、プリンティング技術の可能性を追求し、顧客基盤を拡大することを掲げている。40年以上にわたり、取り組み続けてきたリコーのインクジェット技術は、オフィス印刷向けにとどまらず、今では商用印刷、そして産業印刷など、衣・食・住のさまざまな領域へと展開している。また、紙や紙以外へのプリントによる「表示する印刷」にとどまらず、プリンティングにまつわる材料やプロセスなどの技術を組み合わせ、新たな価値を創造する「機能する印刷」にも注力している。

 今回の全株式の取得は、成長戦略の一環で取り組むもの。具体的には、エルエーシー独自のインクジェット技術と、リコーが保有する画像システム技術や生産技術を組み合わせ、双方のノウハウを持ち寄ることで、新たな顧客価値の創造に取り組んでいく。また、グローバルに展開するリコーの事業基盤やノウハウを活用し、エルエーシー社製品や新たに開発する製品の海外展開にも取り組んでいく。

  なお、株式譲渡の完了は、10月31日の予定している。

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立体物に印刷する独自インクジェット技術とリコーの技術を融合して産業印刷事業を強化

2018年10月26日ニュース

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 (株)リコー(山下良則社長)は、成長領域の一つとして掲げる産業印刷事業の強化に向けて、自動車や航空機などのボディをはじめ、さまざまな立体物へのデジタル印刷を可能にする独自のインクジェット技術を有する(株)エルエーシーの全株式を取得することについて合意したことを発表した。

 エルエーシーは、高粘度のインクを離れた先(最大100mm程度)の立体物に吐出し、ダイレクトにプリントできる独自のインクジェット技術を有しており、車の外装用のオートボディプリンターやLPガスボンベ用のプリンターなどを開発、製造、販売、保守する産業印刷機器メーカー。

 リコーは、2018年2月に発表した成長戦略「挑戦」において、プリンティング技術の可能性を追求し、顧客基盤を拡大することを掲げている。40年以上にわたり、取り組み続けてきたリコーのインクジェット技術は、オフィス印刷向けにとどまらず、今では商用印刷、そして産業印刷など、衣・食・住のさまざまな領域へと展開している。また、紙や紙以外へのプリントによる「表示する印刷」にとどまらず、プリンティングにまつわる材料やプロセスなどの技術を組み合わせ、新たな価値を創造する「機能する印刷」にも注力している。

 今回の全株式の取得は、成長戦略の一環で取り組むもの。具体的には、エルエーシー独自のインクジェット技術と、リコーが保有する画像システム技術や生産技術を組み合わせ、双方のノウハウを持ち寄ることで、新たな顧客価値の創造に取り組んでいく。また、グローバルに展開するリコーの事業基盤やノウハウを活用し、エルエーシー社製品や新たに開発する製品の海外展開にも取り組んでいく。

  なお、株式譲渡の完了は、10月31日の予定している。

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