キーワードで検索

JP2019 ICTと印刷展、自動化にフォーカス - 5月31日からインテックス大阪で開催

販促や軟包装印刷、AR・VRの特別展も併催

2019年5月29日ニュース

 関西印刷業界最大のイベント「JP2019 ICTと印刷展」(主催/JP産業展協会、西井幾雄会長)が間もなく開幕する。今回で44回目を迎えるJP展は、3年ぶりに会場をインテックス大阪(5号館)に戻し、5月31日、6月1日の2日間開催される。テーマは「スタートアップ オーシャン フロント〜自動化設備を満たす需要創出策から始めよう」で、「生産工程でもたらされる付加価値」や「発注者サイドに提供できる付加価値創出」を来場者とともに考える場を目指す。出展企業は特別展を含めて101社・221小間(5月10日現在)。
テーマは「Start up Ocean Front」
 JP展は、過去2年間にわたって大阪市内の中心に位置する「マイドームおおさか」で開催されてきたが、会期中に実施した来場者アンケートの結果をもとに、JP2019は会場を「インテックス大阪」へ戻すこととなった。出展企業も前年比約30社増、展示小間数も約40小間増え、101社・221小間の展示会規模となる見込み。

 新元号「令和」となって全国初の総合印刷機材展となる「JP2019 ICTと印刷展」は、中小印刷業界の活性化策のひとつとして「自動化設備を満たす需要創出策」にフォーカスし、小ロット・短納期化が進む市場に対する自動化ソリューションがメインテーマとなる。「JP展は、スマートファクトリーの構想を提示するわけではない。できる所からの自動化は必須条件としながらも、着実に自動化のステップを積み重ねられる道を探すことを目的としている」(主催者)

 また、印刷技術を核に独自開発された販促アイデア商品を披露し、来場者とのネットワーク構築を通じて互いに収益拡大に向けた情報交換を図る「販促アイデアグランプリ2019」が実施されるほか、オフセット印刷分野から水性フレキソ印刷分野に参入した各社の取り組みの紹介と併せ、小ロット軟包装印刷の現状を発表するテーブルトップ展示も企画。「軟包装印刷設備&技術展」という名称で会場内に設置される。

特別展併催で多彩な情報収集の場に

 印刷業界と他業界、印刷技術と別技術など、今までとは違った結び付きで新たな付加価値を高めていくきっかけとなる情報収集の場を目指す。

【販促アイデアグランプリ2019】
 会場内に設置される「販促アイデアグラフンプリ2019」では、38社の参加企業から集客・販売を支援する多彩なセールスプロモーションツール、最先端の印刷技術、多くのPOP関連商材など、最新のSP関連商材が展示されるととともに、会期中には成功事例発表会などを通じて来場者に情報を提供していく。

【軟包装印刷設備&技術展】
 オフセット印刷業界から初となるイノベーション事業「水性フレキソ印刷」への参入として水性フレキソ印刷グループ各社の取り組み紹介と、小ロット軟包装印刷の現状を発表するテーブルトップショーを開催する。

【AR・VR特別展】
 クロスメディア展開への対応策として、AR技術・VR技術を印刷メディアに取り込むための情報を発信する。

【KADOKAWA・モリサワ提供による「フォント男子」大判サインを掲示】
 JP展会期中には、2・3号館において商社のバザーが開催されるほか、6月1日には4号館で大学生を対象とした就職活動のイベントが開催される。これらのイベントの参加者に印刷物の魅力を楽しんでもらう企画として、KADOKAWA・モリサワの協力のもと、フォント擬人化マンガ「フォント男子」の内容を紹介する大判サインや登場人物の等身大パネルを5号館前のカリオン前に掲示する。

開催概要

▽名称:「JP2019・ICTと印刷展」
▽会期:5月31日(金)(午前10時〜午後5時)・6月1日(土)(午前9時30分〜午後4時)
▽テーマ:「Start Up Ocean Front〜自動化設備を満たす需要創出策から始めよう〜」
▽会場:インテックス大阪5号館(大阪市住之江区南港北1-5-102)
▽主催:JP産業展協会
▽後援:大阪府・大阪市・大阪商工会議所・大阪府中小企業団体中央会・全日本印刷工業組合連合会・日本製紙連合会・日本洋紙板紙卸商業組合・公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会
▽協力:(公社)日本印刷技術協会・大阪印刷関連団体協議会・大阪府ものづくり振興協会・水性フレキソコンソーシアム設立を考える会・販促アイデア協議会

最新ニュース

dp_hp_20240327_tn.jpg

日本HP、4月16日「HP Indigo デジタル印刷機 新製品発表オンラインセミナー」開催

2024年3月27日

 (株)日本HPは4月16日、「HP Indigo デジタル印刷機 新製品発表オンラインセミナー」を開催する。    同社では、2024年5月28日からドイツ デュッセルドルフで開催さ...全文を読む

dp_km_drupa2024_20240325_tn.jpg

コニカミノルタ、drupa2024でB2サイズの新機種「AccurioJet 60000」公開

2024年3月26日

 コニカミノルタ(株)(本社/東京都千代田区、大幸利充社長)は、5月28日から6月7日まで、ドイツ・デュッセルドルフで開催される世界最大規模の印刷・メディア産業展「drupa2024」...全文を読む

jet-press-fp790_release_dp_tn.jpg

富士フイルム、軟包装印刷向け水性インクジェットデジタルプレス「Jet Press FP790」発売

2024年3月26日

 富士フイルム(株)(後藤禎一社長・CEO)は、インクジェットデジタルプレス「Jet Press」シリーズの新ラインアップとして、軟包装印刷市場を対象とした水性インクジェットプレス「J...全文を読む

富士フイルム、ワイドフォーマットIJ向け「AQUAFUZE技術」を開発

2024年3月26日

 富士フイルム(株)(後藤禎一社長・CEO)は、ワイドフォーマットインクジェットプリンター向けに、水性顔料インクジェットインク中に光硬化性樹脂を安定的に分散させる独自技術「AQUAFU...全文を読む

kodak_drupa-2024-booth_dp_tn.jpg

コダック、drupa2024でインクジェットとオフセットのソリューション展開

2024年3月25日

 コダック社は、5月28日から開催される「drupa2024」に出展し、印刷会社の生産性と収益性向上を支援するために設計されたデジタルテクノロジーと従来の印刷ソリューションを展示する(...全文を読む

新着トピックス

dp_showado_posta_tn.jpg

昭和堂、小児患者と家族に希望を-子どもの絵画をデジタル印刷で作品化

2024年4月1日企業・経営

 (株)昭和堂(本社/長崎県諫早市、永江正澄社長)が、闘病中の子どもたちを支援するボランティア組織「久留米大学チルドレンズアート」の活動を支援するために制作した「闘病中の子どもたちへの...全文を読む

osakainsatsu_hp_indigo_24_dp_tn.jpg

大阪印刷、6台のIndigoで急成長する同人誌印刷ビジネス〜選ばれる「デジオフ品質」

2024年2月21日ケーススタディ

 同人誌印刷ビジネスで急成長を遂げる大阪印刷(株)(大阪市西淀川区御幣島5-5-23、根田貴裕社長)。昨年11月に延床面積で旧社屋の3倍相当となる新社屋に移転し、この工場では6台の「H...全文を読む

dp_sunm_trophy_tn.jpg

サンエムカラー、8K印刷をJet Press 750Sで再現

2024年2月14日企業・経営

 豊富に蓄積した印刷技術を組み合わせながら夢と感動をクライアント、さらにはエンドユーザーに伝える「芸術の工業化」に取り組んでいる(株)サンエムカラー(本社/京都府京都市)は、2023年...全文を読む

JP2019 ICTと印刷展、自動化にフォーカス - 5月31日からインテックス大阪で開催

販促や軟包装印刷、AR・VRの特別展も併催

2019年5月29日ニュース

  • twitter
  • facebook
  • line

 関西印刷業界最大のイベント「JP2019 ICTと印刷展」(主催/JP産業展協会、西井幾雄会長)が間もなく開幕する。今回で44回目を迎えるJP展は、3年ぶりに会場をインテックス大阪(5号館)に戻し、5月31日、6月1日の2日間開催される。テーマは「スタートアップ オーシャン フロント〜自動化設備を満たす需要創出策から始めよう」で、「生産工程でもたらされる付加価値」や「発注者サイドに提供できる付加価値創出」を来場者とともに考える場を目指す。出展企業は特別展を含めて101社・221小間(5月10日現在)。
テーマは「Start up Ocean Front」
 JP展は、過去2年間にわたって大阪市内の中心に位置する「マイドームおおさか」で開催されてきたが、会期中に実施した来場者アンケートの結果をもとに、JP2019は会場を「インテックス大阪」へ戻すこととなった。出展企業も前年比約30社増、展示小間数も約40小間増え、101社・221小間の展示会規模となる見込み。

 新元号「令和」となって全国初の総合印刷機材展となる「JP2019 ICTと印刷展」は、中小印刷業界の活性化策のひとつとして「自動化設備を満たす需要創出策」にフォーカスし、小ロット・短納期化が進む市場に対する自動化ソリューションがメインテーマとなる。「JP展は、スマートファクトリーの構想を提示するわけではない。できる所からの自動化は必須条件としながらも、着実に自動化のステップを積み重ねられる道を探すことを目的としている」(主催者)

 また、印刷技術を核に独自開発された販促アイデア商品を披露し、来場者とのネットワーク構築を通じて互いに収益拡大に向けた情報交換を図る「販促アイデアグランプリ2019」が実施されるほか、オフセット印刷分野から水性フレキソ印刷分野に参入した各社の取り組みの紹介と併せ、小ロット軟包装印刷の現状を発表するテーブルトップ展示も企画。「軟包装印刷設備&技術展」という名称で会場内に設置される。

特別展併催で多彩な情報収集の場に

 印刷業界と他業界、印刷技術と別技術など、今までとは違った結び付きで新たな付加価値を高めていくきっかけとなる情報収集の場を目指す。

【販促アイデアグランプリ2019】
 会場内に設置される「販促アイデアグラフンプリ2019」では、38社の参加企業から集客・販売を支援する多彩なセールスプロモーションツール、最先端の印刷技術、多くのPOP関連商材など、最新のSP関連商材が展示されるととともに、会期中には成功事例発表会などを通じて来場者に情報を提供していく。

【軟包装印刷設備&技術展】
 オフセット印刷業界から初となるイノベーション事業「水性フレキソ印刷」への参入として水性フレキソ印刷グループ各社の取り組み紹介と、小ロット軟包装印刷の現状を発表するテーブルトップショーを開催する。

【AR・VR特別展】
 クロスメディア展開への対応策として、AR技術・VR技術を印刷メディアに取り込むための情報を発信する。

【KADOKAWA・モリサワ提供による「フォント男子」大判サインを掲示】
 JP展会期中には、2・3号館において商社のバザーが開催されるほか、6月1日には4号館で大学生を対象とした就職活動のイベントが開催される。これらのイベントの参加者に印刷物の魅力を楽しんでもらう企画として、KADOKAWA・モリサワの協力のもと、フォント擬人化マンガ「フォント男子」の内容を紹介する大判サインや登場人物の等身大パネルを5号館前のカリオン前に掲示する。

開催概要

▽名称:「JP2019・ICTと印刷展」
▽会期:5月31日(金)(午前10時〜午後5時)・6月1日(土)(午前9時30分〜午後4時)
▽テーマ:「Start Up Ocean Front〜自動化設備を満たす需要創出策から始めよう〜」
▽会場:インテックス大阪5号館(大阪市住之江区南港北1-5-102)
▽主催:JP産業展協会
▽後援:大阪府・大阪市・大阪商工会議所・大阪府中小企業団体中央会・全日本印刷工業組合連合会・日本製紙連合会・日本洋紙板紙卸商業組合・公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会
▽協力:(公社)日本印刷技術協会・大阪印刷関連団体協議会・大阪府ものづくり振興協会・水性フレキソコンソーシアム設立を考える会・販促アイデア協議会

新着ニュース

新着トピックス

PAGE TOP