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コニカミノルタ、オンデマンドラベルプリンター「AccurioLabel 230」発売

2019年6月10日ニュース

 コニカミノルタ(株)(本社/東京都千代田区、山名昌衛社長)は、導入コストを抑えながらも、オフセット印刷に迫る高品質な出力と高い生産性を備えたオンデマンドラベルプリンター「AccurioLabel(アキュリオ ラベル)230」を、7月9日に発売(予定)する。
オンデマンドラベルプリンター「AccurioLabel 230」
 同製品は、2016年の発売以来わずか3年余りで400台を突破し、現在さらに多くのユーザーで活用されているオンデマンドラベルプリンター「AccurioLabel 190」(旧ブランド名「bizhub PRESS C71cf」)の後継機種で、印刷速度の高速化やウォームアップタイム短縮などで、生産性向上を図っている。

 オンデマンドラベルプリンター「AccurioLabel 230」は、ほとんどのタック紙(粘着紙)とタックフィルムが毎分23.4mのスピードで印刷可能となり、従来機に比べ、タック紙で1.7倍、タックフィルムで2.5倍のスピードアップを実現。また、ジョブ切替え時のウォームアップ時間も30秒以下と、従来に比べて約10分の1に短縮されている。

 これらを総合した実質的な生産時間は、例えば従来機では46分かかるタック紙100m×3ジョブが22分でできるようになり、約半分に短縮することができる。さらに、連続印刷長が300mから1,000mに拡大したことで、大量印刷時でも用紙差し替え時間が短縮されるとともに、用紙のロスも削減することができる。

 透明なフィルムなどに印刷する際、不透明な白地を印刷(白印刷)した上にカラー印刷を行うが、一般的に、デジタルのホワイト印刷はランニングコストが掛かるため、白地をあらかじめアナログ印刷で刷った上に、デジタル機で「追い刷り」としてカラー印刷を行うことにより、低コストと高品質の両立が可能となる。

 同社は、追い刷りする位置を自動的に高精度に調整できる「追い刷りキット」をオプションに用意し、効率的で経済的なラベル印刷ソリューションを提供する。この「追い刷りキット」は、アナログ印刷機で白地とともに印刷された位置の目印となるアイマークを、センサーで検知することにより、追い刷りの位置の自動調整を可能にする。また、裏側になる剥離紙側への印刷や、イベントチケットなどラベル以外の印刷物において、両面印刷が必要な場合にも、「追い刷りキット」のアイマークセンサーで裏面と位置を合わせて表面に追い刷りをすることができ、同機の活用の幅を大きく広げることができる。

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2019年6月10日ニュース

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オンデマンドラベルプリンター「AccurioLabel 230」
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 オンデマンドラベルプリンター「AccurioLabel 230」は、ほとんどのタック紙(粘着紙)とタックフィルムが毎分23.4mのスピードで印刷可能となり、従来機に比べ、タック紙で1.7倍、タックフィルムで2.5倍のスピードアップを実現。また、ジョブ切替え時のウォームアップ時間も30秒以下と、従来に比べて約10分の1に短縮されている。

 これらを総合した実質的な生産時間は、例えば従来機では46分かかるタック紙100m×3ジョブが22分でできるようになり、約半分に短縮することができる。さらに、連続印刷長が300mから1,000mに拡大したことで、大量印刷時でも用紙差し替え時間が短縮されるとともに、用紙のロスも削減することができる。

 透明なフィルムなどに印刷する際、不透明な白地を印刷(白印刷)した上にカラー印刷を行うが、一般的に、デジタルのホワイト印刷はランニングコストが掛かるため、白地をあらかじめアナログ印刷で刷った上に、デジタル機で「追い刷り」としてカラー印刷を行うことにより、低コストと高品質の両立が可能となる。

 同社は、追い刷りする位置を自動的に高精度に調整できる「追い刷りキット」をオプションに用意し、効率的で経済的なラベル印刷ソリューションを提供する。この「追い刷りキット」は、アナログ印刷機で白地とともに印刷された位置の目印となるアイマークを、センサーで検知することにより、追い刷りの位置の自動調整を可能にする。また、裏側になる剥離紙側への印刷や、イベントチケットなどラベル以外の印刷物において、両面印刷が必要な場合にも、「追い刷りキット」のアイマークセンサーで裏面と位置を合わせて表面に追い刷りをすることができ、同機の活用の幅を大きく広げることができる。

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