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キヤノンMJとキヤノンPPS、カラー連帳インクジェットプリンターを中核としたマニュアル生産ラインを公開

今年1月よりキヤノンメディカルシステムズで本格稼働開始

2019年6月20日ニュース

 キヤノンマーケティングジャパン(株)(キヤノンMJ)とキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ(株)(キヤノンPPS)は6月18日、栃木県大田原市のキヤノンメディカルシステムズ(株)において、カラー連帳インクジェットプリンター「Oce ColorStream 6700 Chroma」を中核としたマニュアル生産ライン説明会を開催した。

 冒頭、「キヤノンMJグループの印刷市場での事業戦略」について説明したキヤノンプロダクションプリンティングシステムズの井崎孝社長は「当社は、キヤノングループの中において、顧客の生産機となるプロダクションプリンターを専門に取り扱う会社として、キヤノングループのオセ社のプリンターを中核にシステム開発から販売、保守までをワンストップでサポートしている。既存領域であるDPSのソリューションを提供する一方で、近年では、成長領域として商業印刷や産業印刷の分野を注力している」と、印刷市場における同社の取り組みについて報告。

 さらに井崎社長は、2018年より、新たな事業領域としてサイン&ディスプレイ市場向けの「Oce Arizona 1280GT」や「Oce Colorado 1640」を発売し、事業の拡大を図っていることも明らかにした。

 続いてキヤノンメディカルシステムズのドキュメンテーション部 印刷・製本センターの兵藤伊織主任より、今回、導入したマニュアル生産ラインの概要について説明が行われた。

 それによると今回のマニュアル生産ライン導入以前の同社では、カット紙プリンターを中心とした外注生産を行っていたが納品リードタイムの短縮、生産コストの低減、生産工数の削減が課題となっていた。

 兵藤主任は、「従来のワークフローは、約20年前から改修を重ねていたが、これ以上の自動化を実現することは難しいと判断した」と、今回のマニュアル生産ライン導入の背景について説明した。

 キヤノンメディカルシステムズが今年1月に導入した「マニュアル生産ライン」は、「Oce ColorStream 6700 Chroma」を中核にキヤノンのカラープロダクションプリンター「ImagePRESS C10000VP」とグーフの生産管理ソフトウエア「PC OneFlow」とホリゾンの製本システム「Smart Binding System」などを連携させたデジタル印刷生産システム。同システムでは、医療機器のマニュアル生産ラインとして、2万種類以上あるマニュアルを製作している。
マニュアル本文はカラー連帳IJ機で印刷し、表紙はカラープロダクションプリンターで印刷
 生産の中核を担う「Oce ColorStream 6700 Chroma」は、1日で約23万ページ(A4換算)の出力に対応。また、L型配置をすることで、設置スペースの問題もクリアしている。

 後加工システムについては、製本加工の自動化をはじめ、ヤレ紙の自動排出処理などにより、人的作業の削減を実現している。また、印刷機とのインライン接続ではなく、ニアライン接続にしたことで、より柔軟性のある生産体制を構築している。
後加工システムをニアライン接続することで柔軟な生産体制を構築
 同システムの導入により、納品リードタイムの2日短縮、生産コストの従来比約30%削減、生産工数においては従来の半分程度の工数にまで効率化が図れている。また、残業についても現時点で約10%の削減を達成している。

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