キヤノン、高画質と幅広いメディア対応を両立したフルカラーインクジェット輪転プリンター発売
2019年7月26日ニュース
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キヤノンマーケティングジャパン(株)(坂田正弘社長)とキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ(株)(井崎孝社長)は7月25日、東京・下丸子のCEC東京において新製品発表会を開催し、オセ社製の1,200dpフルカラーインクジェット輪転プリンター「Oce ProStream(オセ プロストリーム)1000」を8月下旬より国内商業印刷市場向けに販売することを発表した。
Oce ProStream 1000は、新開発の「インクセットテクノロジー」により、高画質と幅広いメディア対応を実現した1,200dpiフルカラーインクジェット輪転プリンター。「インクセットテクノロジー」は、高濃度を実現する新開発の「ポリマーナノインク」(CMYK 4色)とベースコート剤「カラーグリップ」の融合によって確立する新技術。具体的には、「ポリマーナノインク」が「カラーグリップ」に触れることでゲル化し、インク同士の混色や用紙への染み込み・にじみを抑制し、インクの着弾を整える。これにより、インクジェットプリンターでの印刷が難しいとされるオフセット印刷用のグロスコート紙、マットコート紙、上質紙などへの高い印刷品質を可能とするとともに、高精細な文字品位と広色域の表現を実現する。
乾燥機能は、独自開発の「エアーフローテーション非接触乾燥テクノロジー」を採用し、多種多様な用紙に合わせた温度による乾燥を実現。高温のエアーでポリマー粒子を素早く溶かし、その後のクーリング工程で急速に冷却することで、繊細な用紙の風合いと光沢を守りながら高速での両面印刷を可能とする。
さらに安定した用紙搬送テクノロジーにより、45〜300gsmの薄紙から厚紙までの幅広いメディアに対応。複数の搬送ローラを精密にコントロールし、機内の用紙テンションを常に一定に保つほか、ステアリングフレームにより用紙の蛇行を最小限に抑え、高い印刷精度を実現している。印刷速度は、1,077ページ(A4両面)/分。搬送速度は、標準で80m/分、低速時で40m/分。
キヤノンMJグループでは、Oce ProStream 1000の特長となる高い印刷品質と幅広いメディアへの対応により、高級カタログやプレミアムDM、高級写真集といったワンランク上のアプリケーション用途向けとして、今後3年間で10システムの販売を目指していく。最新ニュース
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キヤノンマーケティングジャパン(株)(坂田正弘社長)とキヤノンプロダクションプリンティングシステムズ(株)(井崎孝社長)は7月25日、東京・下丸子のCEC東京において新製品発表会を開催し、オセ社製の1,200dpフルカラーインクジェット輪転プリンター「Oce ProStream(オセ プロストリーム)1000」を8月下旬より国内商業印刷市場向けに販売することを発表した。
Oce ProStream 1000は、新開発の「インクセットテクノロジー」により、高画質と幅広いメディア対応を実現した1,200dpiフルカラーインクジェット輪転プリンター。
「インクセットテクノロジー」は、高濃度を実現する新開発の「ポリマーナノインク」(CMYK 4色)とベースコート剤「カラーグリップ」の融合によって確立する新技術。具体的には、「ポリマーナノインク」が「カラーグリップ」に触れることでゲル化し、インク同士の混色や用紙への染み込み・にじみを抑制し、インクの着弾を整える。これにより、インクジェットプリンターでの印刷が難しいとされるオフセット印刷用のグロスコート紙、マットコート紙、上質紙などへの高い印刷品質を可能とするとともに、高精細な文字品位と広色域の表現を実現する。
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印刷速度は、1,077ページ(A4両面)/分。搬送速度は、標準で80m/分、低速時で40m/分。
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