理想科学工業、プロダクションプリンター市場向けに新ブランドを展開
新ブランドの最初の製品として高速カット紙プリンター「VALEZUS T2100」を世界各国で新発売
2019年8月21日ニュース
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理想科学工業(株)(羽山明社長)は、プロダクションプリンター市場向けの高速インクジェットプリンターの新ブランド「VALEZUS(バレザス)」を展開するとともに、2019年秋より、新ブランドとして最初の製品となる高速カット紙プリンター「VALEZUS T2100(バレザス ティー2100)」を世界各国で順次発売を開始する。
「VALEZUS T2100」は、インクジェット方式のフルカラー高速カット紙プリンター。表面を印刷する印字ユニットと裏面を印刷する印字ユニットを連結することで、毎分320ページ(A4横)の高速両面プリントを可能とする。プロダクションプリンターとしては、コンパクトなシステムで、オフィスユースの優れた操作性と簡単なメンテナンスを継承しながら、高速カット紙プリンターとして高い生産性を実現し、大量印刷の作業効率を大幅に向上させる。
給紙ユニットは4,000枚積載可能な給紙台を2機装備(合計8,000枚)。また、排紙ユニットにも4,000枚の排紙が可能な排紙台を2機装備している(合計8,000枚)。給紙ユニット・排紙ユニットそれぞれに装備された各2機の給紙(排紙)台を切り替えながらプリント処理できるので、連続印刷しながら用紙補充や取り出しが可能。また、排紙ユニットにはジョガー機構と専用台車が搭載され、印刷の後加工工程へスムーズに受け渡すことができる。同機は、オープン・システム環境で一般的に使用されるPDF、PostScriptに対応するとともに、基幹業務用の業界標準印刷システムであるAFP/IPDSに対応しており、大量印刷を管理する既存ワークフローとの接続が可能。
また、油性インクを採用したインクジェット方式のため、少ない消費電力で稼動することができるので、水性インクを採用したインクジェット方式のようなインクを乾燥するためのヒーターや、トナー方式のような熱定着による電力消費が不要となっている。
なお、同社では、北米と欧州で先行して発売を予定しており、日本を含むアジアでの発売は未定。
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「VALEZUS T2100」は、インクジェット方式のフルカラー高速カット紙プリンター。表面を印刷する印字ユニットと裏面を印刷する印字ユニットを連結することで、毎分320ページ(A4横)の高速両面プリントを可能とする。プロダクションプリンターとしては、コンパクトなシステムで、オフィスユースの優れた操作性と簡単なメンテナンスを継承しながら、高速カット紙プリンターとして高い生産性を実現し、大量印刷の作業効率を大幅に向上させる。
給紙ユニットは4,000枚積載可能な給紙台を2機装備(合計8,000枚)。また、排紙ユニットにも4,000枚の排紙が可能な排紙台を2機装備している(合計8,000枚)。給紙ユニット・排紙ユニットそれぞれに装備された各2機の給紙(排紙)台を切り替えながらプリント処理できるので、連続印刷しながら用紙補充や取り出しが可能。また、排紙ユニットにはジョガー機構と専用台車が搭載され、印刷の後加工工程へスムーズに受け渡すことができる。
同機は、オープン・システム環境で一般的に使用されるPDF、PostScriptに対応するとともに、基幹業務用の業界標準印刷システムであるAFP/IPDSに対応しており、大量印刷を管理する既存ワークフローとの接続が可能。
また、油性インクを採用したインクジェット方式のため、少ない消費電力で稼動することができるので、水性インクを採用したインクジェット方式のようなインクを乾燥するためのヒーターや、トナー方式のような熱定着による電力消費が不要となっている。
なお、同社では、北米と欧州で先行して発売を予定しており、日本を含むアジアでの発売は未定。
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