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ミマキ、サイン市場向けエコソルベント大判IJプリンタ/カッティングプロッタ発売

省人化&効率化による働き方改革と環境負荷低減を実現

2019年8月28日ニュース

 (株)ミマキエンジニアリング(池田和明社長)は、看板市場向けエコソルベントインク搭載の大判インクジェットプリンタ「JV300-130 Plus」「CJV300-130 Plus」、カッティングプロッター「CG-130FXII Plus」を9月末に発売する。

 1996年に同社が世界で初めて水性顔料を搭載した大判インクジェットプリンタを開発。2002年に発売した溶剤インクジェットプリンタ「JV3 Series」は、看板市場で業界スタンダードマシンとしての地位を確立した。また、2008年に発売した「CJV30 Series」は、従来カッティングプロッタが担っていたカット機能をプリンタに持たせることで、省スペース&効率化を実現。さらに2014年に発売した「JV/CJV300 Series」は、発売当初から市場で根強い人気を誇り、「CJV300 Series」は2018年度の国内プリント&カット複合機販売台数においてトップシェアを獲得している。

 そして今回発売する3製品は、無人連続カットを可能にする新機能「IDカット機能」とネットワークケーブルを通じてプリンタにデータ送信可能な新接続方式「Ethernet接続」を追加することで、省人化&効率化を実現したもので、働き方改革実現に向けた労働環境整備の一助として活用できる。

JV300-130 Plus

CJV300-130 Plus

 「IDカット機能」は、プリントされたID付きトンボをスキャンして、カットデータ読み込みとカットを自動で行う機能。従来は、カットジョブ毎にトンボスキャンとカットデータ指定をオペレータが手作業で行っていたが、「IDカット機能」を使うことで無人連続カットが可能となる。

 一方、新しく追加された「Ethernet」接続は、従来のUSB接続と違い、ネットワークケーブルを通じて接続する方式のため同一ネットワーク内のパソコンからプリンタへの接続が可能となる。

CG-130FXII Plus

 また、「JV/CJV300-130 Plus」にはエコインクカートリッジシステムを採用。SS21のインクカートリッジを440mlカートリッジから600mlの「エコカートリッジ」に変更することで、インクコストを従来比15%削減する。プラスチックケースを再利用してユーザー自身が中身のインクパックを入れ替えることで、プラスチック使用量軽減による環境保全とインク単価の低減を両立させている。

 さらに、「JV/CJV300-130 Plus」の「Ethernet接続」に対応した新たな独自画質コントール技術「MAPS4」を採用。通常、パスの境界は直線になるため少しのズレによって横シマが出るバンディングや、色ムラの原因になるが、「MAPS4」ではパスの端を拡散させ、境界線をグラデーションのようにすることでバンディングや色ムラの発生を軽減し、美しいプリントを実現する。

 一方、巻取り機構も一新。メディア搬送の安定性が向上し、従来は40kgまでだった対応メディア重量が45kgになった。さらに、メディア巻取り時の端面蛇行を防止する端面ガイドを標準装備しており、安定した高品質の巻取りを実現している。

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JV300-130 Plus

CJV300-130 Plus

 「IDカット機能」は、プリントされたID付きトンボをスキャンして、カットデータ読み込みとカットを自動で行う機能。従来は、カットジョブ毎にトンボスキャンとカットデータ指定をオペレータが手作業で行っていたが、「IDカット機能」を使うことで無人連続カットが可能となる。

 一方、新しく追加された「Ethernet」接続は、従来のUSB接続と違い、ネットワークケーブルを通じて接続する方式のため同一ネットワーク内のパソコンからプリンタへの接続が可能となる。

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 さらに、「JV/CJV300-130 Plus」の「Ethernet接続」に対応した新たな独自画質コントール技術「MAPS4」を採用。通常、パスの境界は直線になるため少しのズレによって横シマが出るバンディングや、色ムラの原因になるが、「MAPS4」ではパスの端を拡散させ、境界線をグラデーションのようにすることでバンディングや色ムラの発生を軽減し、美しいプリントを実現する。

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