ハイデルベルグ社、アーケイパッケージング社(米国)がプライムファイア106導入へ
2019年12月4日ニュース
-
ハイデルベルグ社(ドイツ)は、このほど米国のアーケイパッケージング社が、インダストリアルデジタルシステム「プライムファイア106」の導入を決断したことを発表した。これによりハイデルベルグ社にとって、米国での「プライムファイア106」の販売は2台目となった。
アーケイパッケージング社は、バージニア州ロアノークに本社を置く、化粧品や薬品、ワインやスピリットなどの高級折り箱を生産するパッケージ印刷会社。アーケイパッケージング社は、7色インクジェットシステムの搭載による広範なパントンの色領域がカバーできること、1200×1200dpiの高解像度で、月間150万枚の印刷が可能であることなどを高く評価し「プライムファイア106」の導入を決断した。アーケイ社最高執行責任者のウォルト・シールズ氏は、「パッケージ印刷に最新のデジタルテクノロジーを導入して、新たなビジネスモデルを開拓することで競争力を高め、他社との差別化を図っていきたい」と、また、ハイデルベルグ社のデジタル部門総責任者であるモンセラート・ペドロ-インサ氏は、「私たちは、業界でも有名なアーケイ社がプライムファイア106に投資することを誇りに思う。当社へ寄せられた信頼は、プライムファイア106が持つテクノロジーの優位性と、化粧品、食品、薬品、高級品などの多様なアプリケーションを証明するもの。アーケイ社のブランドマネージャーと協力して、ラグジュアリーセグメントで新しい革新的なビジネスモデルを開拓できることを楽しみにしている」とコメントしている。
また、アーケイパッケージング社では現在、「スピードマスターXL106」4台が稼動しており、将来的にはロットの大小によってオフセットとデジタルを適切に使い分けた生産体制の構築も視野に入れている。
なお、アーケイパッケージング社の「プライムファイア106」は、2020年の初めに稼動を開始する予定。最新ニュース
京セラ、コート紙への印刷可能〜商業用インクジェットプリンター新製品展示
2024年4月17日
京セラドキュメントソリューションズ(株)(安藤博教社長)は、「drupa2024」に出展し、「Small footprint,big potential」をコンセプトに、商業用・産業...全文を読む
モリサワ、初の和文バリアブルフォント「DriveFlux」発表
2024年4月17日
(株)モリサワ(森澤彰彦社長)は、2024年度の新書体として、同社初となる和文バリアブルフォント「DriveFlux(ドライブフラックス/仮称)」を開発中であることを発表した。 「...全文を読む
富士フイルムBI、高精細な画質と高速印刷を両立するプリントヘッドの駆動技術を新開発
2024年4月16日
富士フイルムビジネスイノベーション(株)(本社/東京都港区、浜直樹社長・CEO)は、商業印刷用の高速ロール紙カラーインクジェットプリンター向けに、1,200×1,200dpiの解像度...全文を読む
富士フイルム、drupa2024で商印向け連帳IJプリンター「Jet Press 1160CFG」公開
2024年4月4日
富士フイルムグループは、drupa2024 において世界展開する商業印刷向け連帳インクジェットプリンター「Jet Press 1160CFG」を初出展する。 同社は、1970年代後半...全文を読む
富士フイルム、世界初の乾式トナーB2枚葉デジタルプレスを欧州初展示
2024年4月4日
富士フイルム(株)(後藤禎一社長・CEO)はdrupa2024に出展し、世界初の乾式トナー方式によるB2サイズ枚葉デジタルプレス「Revoria Press GC12500」を欧州...全文を読む
新着トピックス
2024年4月5日マーケティング
富士フイルムグラフィックソリューションズ(株)(山田周一郎社長、以下「FFGS」)が、印刷DXの支援活動を強化している。同活動は、製造現場を可視化・分析することで課題を抽出し、QCD...全文を読む
テクノロール、純国産機の「安心」提供[A3ノビサイズ枚葉コーター機]
2024年4月4日製品・テクノロジー
印刷用ゴムロールおよび関連資材メーカーのテクノロール(株)(本社/大阪府和泉市テクノステージ3-4-5、畑中一辰社長)が開発したA3ノビサイズ対応の枚葉コーター機「TEC COATE...全文を読む
2024年4月3日スペシャリスト
コダックジャパンは、日本市場において「効率性」にフォーカスした「頁物印刷」と、郵便料金改定とSDGsを起点とした「パーソナライズDM」という2つの市場に向けたインクジェットプリンティ...全文を読む
ハイデルベルグ社、アーケイパッケージング社(米国)がプライムファイア106導入へ
2019年12月4日ニュース
ハイデルベルグ社(ドイツ)は、このほど米国のアーケイパッケージング社が、インダストリアルデジタルシステム「プライムファイア106」の導入を決断したことを発表した。これによりハイデルベルグ社にとって、米国での「プライムファイア106」の販売は2台目となった。
アーケイパッケージング社は、バージニア州ロアノークに本社を置く、化粧品や薬品、ワインやスピリットなどの高級折り箱を生産するパッケージ印刷会社。アーケイパッケージング社は、7色インクジェットシステムの搭載による広範なパントンの色領域がカバーできること、1200×1200dpiの高解像度で、月間150万枚の印刷が可能であることなどを高く評価し「プライムファイア106」の導入を決断した。
アーケイ社最高執行責任者のウォルト・シールズ氏は、「パッケージ印刷に最新のデジタルテクノロジーを導入して、新たなビジネスモデルを開拓することで競争力を高め、他社との差別化を図っていきたい」と、また、ハイデルベルグ社のデジタル部門総責任者であるモンセラート・ペドロ-インサ氏は、「私たちは、業界でも有名なアーケイ社がプライムファイア106に投資することを誇りに思う。当社へ寄せられた信頼は、プライムファイア106が持つテクノロジーの優位性と、化粧品、食品、薬品、高級品などの多様なアプリケーションを証明するもの。アーケイ社のブランドマネージャーと協力して、ラグジュアリーセグメントで新しい革新的なビジネスモデルを開拓できることを楽しみにしている」とコメントしている。
また、アーケイパッケージング社では現在、「スピードマスターXL106」4台が稼動しており、将来的にはロットの大小によってオフセットとデジタルを適切に使い分けた生産体制の構築も視野に入れている。
なお、アーケイパッケージング社の「プライムファイア106」は、2020年の初めに稼動を開始する予定。
新着ニュース
-
京セラ、コート紙への印刷可能〜商業用インクジェットプリンター新製品展示
2024年4月17日 ニュース
-
モリサワ、初の和文バリアブルフォント「DriveFlux」発表
2024年4月17日 ニュース
-
富士フイルムBI、高精細な画質と高速印刷を両立するプリントヘッドの駆動技術を新開発
2024年4月16日 ニュース
-
富士フイルム、drupa2024で商印向け連帳IJプリンター「Jet Press 1160CFG」公開
2024年4月4日 ニュース
-
富士フイルム、世界初の乾式トナーB2枚葉デジタルプレスを欧州初展示
2024年4月4日 ニュース
新着トピックス
SNSランキング
- 93sharesサンエムカラー、8K印刷をJet Press 750Sで再現
- 76sharesジップ、年間3億通を封入発送〜独自のダイレクトマーケティング事業展開
- 42sharesエイエイピー、「デジタル×紙」でイベント事業の高付加価値化へ[バリアブル印刷ソフトFormMagic採用事例]
- 39sharesSCREEN GA、「Creating A Future In Print 〜Tech x Irodori〜」テーマにdrupa2024に出展
- 38sharesFFGS、製造現場の可視化・分析で印刷DXを支援
- 30shares富士フイルムBI、DX実証の場へと進化した「Future Edge」
- 29sharesエプソン、機能性インクを搭載したMonna Lisaシリーズの新機種発売
- 27shares軟包装印刷向け水性インクジェットデジタルプレス「Jet Press FP790」発売
- 25sharesブラザー、水性顔料ラテックスインクを搭載した大判プリンター「WF1-L640」発売
- 25sharesコダック、drupa2024でインクジェットとオフセットのソリューション展開