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ミヤコシ、食品包装印刷に対応する水性顔料インクジェット機「MJP30AXF」発売

2020年6月18日ニュース

 (株)ミヤコシ(本社/千葉県習志野市、宮腰亨社長)は、水性顔料インクによる食品包装印刷を可能とした軟包装用フルカラー水性インクジェットプリンター「MJP30AXF」を開発し、6月より販売を開始した。
MJP30AXF
 「MJP30AXF」は、水性顔料インクの採用した食品包装印刷に対応する軟包装用フルカラー水性インクジェットプリンター。従来では、困難であった水性インクによるフィルム印刷をインラインのプライマー塗布とコロナ処理、さらに新設計の乾燥システムで実現する。

 同機は、優れた小ロット対応力で、フィルムなどの余剰在庫の削減やヤレの低減により環境負荷低減にも寄与する。無版印刷のため、複数の小ロットジョブを面付けすることで、ノンストップによる連続印刷が可能。また、軟包装で重要なエンドレス印刷を実現しており、これにより途切れのない絵柄とリード線で後加工機を制御することができる。対応する基材幅は790mmで、市場で流通する多くの軟包装アプリケーションをカバーすることができる。具体的には、幅370mmの合掌袋にも対応する。
MJP30AXFの特徴
 印刷速度については、印刷幅750mm(30インチ)を分速50mの高速印刷を実現。また、製版、刷版、版交換、インク交換などの作業が一切不要のため、段取り時間を大幅に短縮することが可能。

 印刷品質については、1,200×1,200dpiの高解像度最新ヘッドの搭載により、4ポイントでもシャープな文字が印刷できる。色数はCMYK+WWの仕様で、W(白)をダブルで塗布することで高い隠蔽効果を付加することができる。

 さらに同機は、内蔵カメラで色間の見当ずれを監視し、自動補正する自動見当機能や、ヘッドの抜けピンを検出し、抜け・スジを目立たなくする自動抜けピン補正機能を搭載しているので、稼働中でも安定した品質管理が可能。

 また、オプションのバリアブル印刷機能により、パーソナルプロモーション対応、セキュリティ対応、さらにはトラッキング機能の追加も可能。

 なお、同社ホームページでは、MJP30AXF特設ページを開設し、動画による製品紹介を行っている。

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 (株)ミヤコシ(本社/千葉県習志野市、宮腰亨社長)は、水性顔料インクによる食品包装印刷を可能とした軟包装用フルカラー水性インクジェットプリンター「MJP30AXF」を開発し、6月より販売を開始した。
MJP30AXF
 「MJP30AXF」は、水性顔料インクの採用した食品包装印刷に対応する軟包装用フルカラー水性インクジェットプリンター。従来では、困難であった水性インクによるフィルム印刷をインラインのプライマー塗布とコロナ処理、さらに新設計の乾燥システムで実現する。

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 印刷品質については、1,200×1,200dpiの高解像度最新ヘッドの搭載により、4ポイントでもシャープな文字が印刷できる。色数はCMYK+WWの仕様で、W(白)をダブルで塗布することで高い隠蔽効果を付加することができる。

 さらに同機は、内蔵カメラで色間の見当ずれを監視し、自動補正する自動見当機能や、ヘッドの抜けピンを検出し、抜け・スジを目立たなくする自動抜けピン補正機能を搭載しているので、稼働中でも安定した品質管理が可能。

 また、オプションのバリアブル印刷機能により、パーソナルプロモーション対応、セキュリティ対応、さらにはトラッキング機能の追加も可能。

 なお、同社ホームページでは、MJP30AXF特設ページを開設し、動画による製品紹介を行っている。

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