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エプソン、SureColorシリーズ初の76インチ対応昇華転写プリンターなど3機種発売

2020年7月21日ニュース

 エプソンは、商業・産業向け大判インクジェットプリンター SureColorシリーズの新商品として、シリーズ初となる76インチに対応した昇華転写プリンター「SC-F10050」と、2色の蛍光インクを搭載した昇華転写プリンター「SC-F551」、高速プリントと高耐久性を両立したガーメントプリンター「SC-F3050」の3機種を7月29日より順次発売する。

 また、大判インクジェットプリンターを使用する生産現場の課題を解決し、業務の効率化を支援するクラウドサービス「Epson Cloud Solution PORT」を7月15日よりサービスを開始した。

 「SC-F10050」は、SureColorシリーズ初の76インチに対応した昇華転写プリンター。4.7インチのPrecisionCoreマイクロTFPプリントヘッドを4個搭載。最速の1.1passモード(300×600dpi)で毎時約255平米、実用画質の3.1passモード(600×600dpi)では、毎時約103平米という高速プリントを実現する。
昇華転写プリンター「SC-F10050」
 高効率のヒーターに加え、温風をプリント面にあてるドライヤーを標準装備。高い乾燥性により、高速プリント時でも、巻取り時のインク裏写りを軽減。また、プリンターを安定して連続稼働させるため、プリント時のノズル抜けを未然に防ぐクリーニング機構を採用。プリンター背面のメディアクリーナーが、ドット抜けの要因となるゴミや埃のプリンター内部への侵入を防ぎ、プリントミスの発生を未然に防ぐことができる。プリンター内部に入り込んだ埃も吸引ファンが排出を促し、さらにヘッドクリーニング時には、布ワイパーがノズル抜けの主要因となるゴミや埃をヘッドから除去、ノズル抜けに対するさまざまな対策をとっている。

 さらに、エプソン初となる「ユーザーセルフリペア保守」に加入すると、必要に応じてユーザー自身でプリントヘッドと特定の部品を交換できるようになる。

 「SC-F551」は、現在発売中の昇華転写プリンターの24インチ対応デスクトップモデル「SC-F550」の基本機能はそのままに、A1サイズの昇華転写プリンターで初めて蛍光イエローと蛍光ピンクの蛍光色に対応。これにより、鮮やかでデザイン性の高いスポーツ用ユニフォームをはじめ、ネオンカラーのアクセントが効いたグッズの製作など、目を引くプリントが可能となっている。

 「SC-F3050」は、大型プリントヘッドを2個搭載し、高速印刷を実現したガーメントプリンターのフラッグシップモデル。濃色生地へのプリントで1枚あたり約52秒と「SC-F2150」と比較して、約3倍以上の高速印刷を実現している。
Epson Cloud Solution PORT
 「Epson Cloud Solution PORT」は、エプソンの大判インクジェットプリンターを活用するためのクラウドサービスのプラットフォーム。ユーザーのスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末を含めたマルチデバイスに対応し、さまざまなシーンで利用可能。今回、クラウドサービスの第一弾として、接続されているすべてのプリンターの稼働状況や印刷実績などのプリント状況を可視化し、ユーザーの生産の最大化を支援する。また、プリンターの稼働状況をエプソンが遠隔でモニターすることで、従来の電話サポートでは難しかった適確な故障診断が可能になり、問い合わせにかかる時間を短縮。さらにプリンターの稼働実績をレポート形式で閲覧することも可能。

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 エプソンは、商業・産業向け大判インクジェットプリンター SureColorシリーズの新商品として、シリーズ初となる76インチに対応した昇華転写プリンター「SC-F10050」と、2色の蛍光インクを搭載した昇華転写プリンター「SC-F551」、高速プリントと高耐久性を両立したガーメントプリンター「SC-F3050」の3機種を7月29日より順次発売する。

 また、大判インクジェットプリンターを使用する生産現場の課題を解決し、業務の効率化を支援するクラウドサービス「Epson Cloud Solution PORT」を7月15日よりサービスを開始した。

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 高効率のヒーターに加え、温風をプリント面にあてるドライヤーを標準装備。高い乾燥性により、高速プリント時でも、巻取り時のインク裏写りを軽減。また、プリンターを安定して連続稼働させるため、プリント時のノズル抜けを未然に防ぐクリーニング機構を採用。プリンター背面のメディアクリーナーが、ドット抜けの要因となるゴミや埃のプリンター内部への侵入を防ぎ、プリントミスの発生を未然に防ぐことができる。プリンター内部に入り込んだ埃も吸引ファンが排出を促し、さらにヘッドクリーニング時には、布ワイパーがノズル抜けの主要因となるゴミや埃をヘッドから除去、ノズル抜けに対するさまざまな対策をとっている。

 さらに、エプソン初となる「ユーザーセルフリペア保守」に加入すると、必要に応じてユーザー自身でプリントヘッドと特定の部品を交換できるようになる。

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