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コニカミノルタ、働き方改革を支援するライトプロダクション機

多彩な自動化機能を搭載した「AccurioPress C4080シリーズ」発売

2020年8月19日ニュース

 コニカミノルタ(株)(本社/東京都千代田区、山名昌衛社長)は、デジタル印刷システム「AccurioPress(アキュリオ プレス) C4080」と「AccurioPress C4070」(2機種合わせて、以下「AccurioPress C4080シリーズ」)を8月23日に発売する。「AccurioPress C4080シリーズ」は、高画質および多彩な用紙への対応力と、自動品質最適化ユニットで評価を得ている「AccurioPress C3080シリーズ」の後継機種となる。
AccurioPress C4080
 新型コロナ禍で、さまざまな業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速する中、印刷業界でも多くの企業がDXに取り組み始めている。コニカミノルタも、ミッドプロダクションプリント(MPP)機「AccurioPress C6100シリーズ」、そして同社初のヘビープロダクションプリント(HPP)機「AccurioPress C14000シリーズ」で、自動化と省力化を実現するデジタル印刷システムの提供によりDXを促し、印刷現場の働き方改革を支援してきた。今回、発売する「AccurioPress C4080シリーズ」は、これらに続くライトプロダクションプリント(LPP)機で、最も導入しやすい機種としてラインアップされた。

 「AccurioPress C4080シリーズ」は、自動品質最適化ユニット「インテリジェントクオリティーオプティマイザー(IQ-501)」と、用紙に対する最適な印刷設定を自動推奨する「インテリジェントメディアセンサー(IM-101)」により、オペレーションの効率化・省力化を実現するだけでなく、オペレーターの専門スキルを不要とする。

 新開発のIM-101は、オペレーターが印刷に使用する用紙を設定したい場合に、センサーに用紙を挿入することで自動的に用紙の重さと種類を読み取り、AIにより用紙の厚みと種類の自動判定を行うことで、用紙設定の候補を表示する。標準搭載された用紙プロファイル約300種類の中から提示された候補から、最適なプロファイルを選択するだけで、不適切な設定に起因する不具合を軽減する。

 また、色の濃度や色調、印字位置などの出力調整を自動化するIQ-501を用いた、「自動検品システム」の搭載も可能。同システムでは、紙の汚れや印刷の欠損などの検査をIQ -501が行い、不適合品を排出するだけでなくリカバリー印刷まで自動化することが可能。今回、新たにバリアブル印刷検品機能も加わり、今まで以上に検査工数の大幅削減と印刷品質への安心感を提供する。

 さらに、業界初となる「インライントリマーシステム(TU-510)」を開発し、4方断裁、名刺やカードの複数カッティング、折り目などについてもインライン処理を実現。これにより、名刺、カード、チケット、両面パンフレット、フルブリードポスターなどの後加工がインラインかつワンパス自動処理で可能となり、従来のオフラインの後加工機によるマニュアル作業と比較して大幅な時間削減を実現する。
多彩な後加工がインラインかつワンパス自動処理が可能
 加えて、エンボス紙など幅広いメディアへの対応力を向上させ、名刺や招待状などの印刷において要求される高い質感や表現力の拡大を実現。また、長尺紙への自動両面印刷を864mmまで行うことができ、A4サイズの三つ折り印刷物やポスターなど、特徴ある印刷物の提供が可能となっている。

 「AccurioPress C4070」は、本格的なデジタル印刷システムながらも、日本の一般的なコンセントに対応した100V電源対応モデル。設置のための電源工事が不要で、設置場所の制限もないため、一般企業における本格的な内製化印刷に最適で、さらに、印刷・デザインオフィスにも容易に導入することができる。

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AccurioPress C4080
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 さらに、業界初となる「インライントリマーシステム(TU-510)」を開発し、4方断裁、名刺やカードの複数カッティング、折り目などについてもインライン処理を実現。これにより、名刺、カード、チケット、両面パンフレット、フルブリードポスターなどの後加工がインラインかつワンパス自動処理で可能となり、従来のオフラインの後加工機によるマニュアル作業と比較して大幅な時間削減を実現する。
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