富士ゼロックス、用紙対応力を強化したVersantシリーズの新機種発売
新開発のエアーサクション給紙トレイにより厚紙や長尺印刷でも安定した搬送を実現
2020年10月14日ニュース
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富士ゼロックス(株)(本社/東京都港区、玉井光一社長)は10月8日、記者会見を開き、プロダクションカラー市場向けの新商品「Versant 3100i Press(バーサント3100アイプレス)」および「Versant 180i Press(バーサント180アイプレス)」を、日本では10月30日に2機種同時に、中国とアジアパシフィック地域では10月中旬より順次発売することを発表した。
今回発売する「Versant 3100i Press」と「Versant 180i Press」は、Versantシリーズの高生産性、高画質などの基本性能を継承した上で、同社独自技術により新たに開発した「エアーサクション給紙トレイ」をオプションとしてラインナップに追加している。これにより、厚紙や長尺用紙など、さまざまな用紙の安定した搬送が可能となり、生産性も向上。多種多様な印刷物の制作を可能にし、オンデマントプリントのさらなる進化を実現する。新開発の「エアーサクション給紙トレイ」は、3種類のエアーを組み合わせることにより安定した給紙を実現する。具体的には、まずサイドブロワーでトレイ内部にエアーを吹き込み、用紙を捌く。次に同社独自のシャトルヘッドにより、用紙を強力に吸着。さらにエアーナイフで不要な用紙を分離し、1枚ごとに用紙を搬送する。用紙厚さは、52g/平米の薄紙から400g/平米の厚紙まで対応。用紙サイズは、98×148mm(片面印刷)の小さな用紙から330×1,200mm(片面印刷)までの長尺用紙の印刷が可能。さらに、従来は給紙のストレスになっていた、紙粉の多い用紙、凹凸のある用紙、密着しやすいコート紙やパウダーを使用したオフセット印刷でのプレプリント紙などでも、安定した搬送が可能となっている。
長尺用紙は、従来からの手差しトレイに加えて、「エアーサクション給紙トレイ」からの連続プリントが可能になっている。これにより、1,200mm(片面印刷)では100枚、864mm(両面印刷)では900枚の用紙積載を可能とし、高い生産性を実現。またプリントスピードは、「Versant 3100i Press」で毎分23ページと従来機比約2.5倍に、「Versant 180i Press」で毎分19ページと従来機比約2倍に向上している。さらに、普通用紙から長尺用紙に印刷を切り替える際にかかっていた数分間のプリンター本体の調整時間がなくなり、数秒から数十秒で長尺印刷を開始できるようになっている。
「Versant 3100i Press」「Versant 180i Press」は、従来機より好評な高生産性、高画質、画質補正などの基本性能を継承。「Versant 3100i Press」は、毎分100ページで2,400dpiの高画質なプリントが可能。またインラインセンサーにより、カラーキャリブレーション、表裏レジ調整などのプリント前の画質補正作業を自動化する。毎分80ページで2,400dpiの高画質なプリントが可能な「Versant 180i Press」は、専用チャートをスキャンすることで画質を自動補正する機能であるSIQAにより、画質補正作業を効率化。これらによりオペレーションの負荷を軽減する。最新ニュース
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今回発売する「Versant 3100i Press」と「Versant 180i Press」は、Versantシリーズの高生産性、高画質などの基本性能を継承した上で、同社独自技術により新たに開発した「エアーサクション給紙トレイ」をオプションとしてラインナップに追加している。これにより、厚紙や長尺用紙など、さまざまな用紙の安定した搬送が可能となり、生産性も向上。多種多様な印刷物の制作を可能にし、オンデマントプリントのさらなる進化を実現する。
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長尺用紙は、従来からの手差しトレイに加えて、「エアーサクション給紙トレイ」からの連続プリントが可能になっている。これにより、1,200mm(片面印刷)では100枚、864mm(両面印刷)では900枚の用紙積載を可能とし、高い生産性を実現。またプリントスピードは、「Versant 3100i Press」で毎分23ページと従来機比約2.5倍に、「Versant 180i Press」で毎分19ページと従来機比約2倍に向上している。さらに、普通用紙から長尺用紙に印刷を切り替える際にかかっていた数分間のプリンター本体の調整時間がなくなり、数秒から数十秒で長尺印刷を開始できるようになっている。
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