キーワードで検索

  • トップ>
  • ニュース>
  • コニカミノルタ、⾃動品質最適化ユニット「IQ-501」に1to1印...

コニカミノルタ、⾃動品質最適化ユニット「IQ-501」に1to1印刷の自動検品機能追加

2021年2月9日ニュース

 コニカミノルタ(株)(本社/東京都千代⽥区、⼭名昌衛社長)は、⾃動品質最適化ユニット「インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501」に、DM(ダイレクトメール)などの1to1印刷(バリアブル印刷)の検品作業を省⼒化する新たな⾃動検品機能を追加し、今年3月より発売を開始する。

 IQ-501は、印刷現場で「⼈⼿と専⾨性」が必要な、⾊や濃度・⾒当位置の調整、⼈的操作ミス・ロスによる廃棄や仕事のやり直しなどを、コニカミノルタ独⾃の技術で⾃動化する⾃動品質最適化ユニット。2017年の発売開始以来、市場で高く評価され、導入が加速している。2019年の第⼆世代では「⾃動検品機能」を追加し、このたび、第三世代として「1to1印刷(バリアブル印刷)の⾃動検査機能」が追加された。

 DMでは宛先ごとに異なる店舗のQRコードを印刷する場合、⽬視では内容が分からないため、印刷後にQRコードをテキスト化、エクセルなどの表に変換し、専⽤ソフトなどにより間違いを探す必要があった。
1 to 1印刷でのリアルタイム照合と不適合品の自動排出
 今回、追加された新機能「紙⾯検査アップグレード基板 UK-312」では、宛先ごとに印刷管理情報(CSVファイル)をインポートして、印刷中に印刷物との⽐較検査をリアルタイムで行うことができる。印刷されたQRコードも、この過程で⾃動的にテキスト化され、元データと⽐較。仮に不⼀致が検出された場合には、即座に印刷が停⽌し、不適合品が⾃動的に排出される。

 UK-312は、QRコードに限らず、数字やバーコードといった1枚ごとに印刷が異なるデータ(バリアブルデータ)について、このリアルタイム照合と不適合品の排出を可能にしている。

 また、可変印刷領域の汚れについても、「VDPデータ⽐較アップグレードキット UK-311」により、元原稿のデータ(RIP画像)と1枚ずつ⽐較することで検査が可能。同時に、不適合品の⾃動リカバリー印刷も行うことができる。
可変印刷領域の汚れも検知
 これにより、今まで対応できなかった印字エリアに対しても検査可能となり、より⼀層の省⼒化が図れるようになった。

 なお、これら新機能は、2月28日まで開催されている印刷・メディアビジネスの総合イベント「page2021オンライン」のコニカミノルタジャパンブースで紹介されている。

最新ニュース

dp_indigo5000_pwwp490m_hd_tn.jpg

日本HP、KADOKAWA「出版製造流通DXプロジェクト」を支援

2025年1月21日

 (株)日本HP(本社/東京都港区、岡戸伸樹社長)は1月16日、(株)KADOKAWA(本社/東京都千代田区、夏野剛社長・CEO)の運営する埼玉県所沢市の大型文化複合施設「ところざわサ...全文を読む

truevis_lg_mg_2501_tn.jpg

ローランドDG、UVプリンターが紙器パッケージ製作に対応

2025年1月20日

 ローランド ディー.ジー.(株)は、大判インクジェットプリンターTrueVISシリーズ「LG-640/540/300」と、DGXPRESSシリーズの「UG-642」で使用できる拡張テ...全文を読む

swissQprint、第5世代フラットベッド新モデル-生産性23%向上

2025年1月14日

 swissQprintは、プラットフォームを全面的に刷新し、生産性、精度、アプリケーションの多用途性を新たなレベルへと引き上げたフラットベッド新世代モデルを発表した。新モデルは従来機...全文を読む

dp_epson_ml_8000u_20241220_tn.jpg

エプソン、よりサステナブルなデジタル捺染機Monna Lisa「ML-8000U」発売

2024年12月23日

 エプソン販売(株)は、デジタル捺染機Monna Lisaシリーズの新商品として8ヘッド搭載モデル「ML-8000U」を12月18日より発売を開始した。  Monna Lisa「ML-...全文を読む

dp_versafire_lp_20241218_tn.jpg

ハイデルベルグ社、3,000台目のバーサファイアシステムをドイツユーザーに納入

2024年12月18日

 ハイデルベルグ社(ドイツ)は、ドイツ・バイエルン州オーバーハヒングに拠点を置くシュットナーオフセットドルック社(シュットナードルック社)に販売3,000台目となるバーサファイアデジタ...全文を読む

新着トピックス

大橋課長(左)と佐藤主任

FFGS、潜在ニーズ発見と技術検証の場として機能[Solution Design Lab.]

2024年12月23日企業・経営

 富士フイルムグラフィックソリューションズ(株)(山田周一郎社長、以下「FFGS」)は今年6月、西麻布にあるショールームをデジタル印刷に特化した「課題解決の検証の場」としてフルリニュー...全文を読む

dp_ipa2024_takeda_ab_20241125_tn.jpg

竹田印刷、多様な個性をかたちに〜アール・ブリュット作品を世界に発信

2024年12月6日企業・経営

 竹田印刷(株)(本社/愛知県名古屋市)は、アール・ブリュット(障がい者の表現)作家が描いたデザインを用いて制作した印刷物を、2024年度の「Innovation Print Awar...全文を読む

dp_ipa2024_okumura_20241113_tn.jpg

奥村印刷、新たな価値を紙に付加〜「折り紙食器 beak」でIPA2024に入賞

2024年11月20日企業・経営

 奥村印刷(株)(本社/東京都北区、奥村文泰社長)は、2024年度の「Innovation Print Awards(以下、IPA)」において、「サステナビリティ部門」第1位を獲得した...全文を読む

コニカミノルタ、⾃動品質最適化ユニット「IQ-501」に1to1印刷の自動検品機能追加

2021年2月9日ニュース

  • twitter
  • facebook
  • line

 コニカミノルタ(株)(本社/東京都千代⽥区、⼭名昌衛社長)は、⾃動品質最適化ユニット「インテリジェントクオリティオプティマイザー IQ-501」に、DM(ダイレクトメール)などの1to1印刷(バリアブル印刷)の検品作業を省⼒化する新たな⾃動検品機能を追加し、今年3月より発売を開始する。

 IQ-501は、印刷現場で「⼈⼿と専⾨性」が必要な、⾊や濃度・⾒当位置の調整、⼈的操作ミス・ロスによる廃棄や仕事のやり直しなどを、コニカミノルタ独⾃の技術で⾃動化する⾃動品質最適化ユニット。2017年の発売開始以来、市場で高く評価され、導入が加速している。2019年の第⼆世代では「⾃動検品機能」を追加し、このたび、第三世代として「1to1印刷(バリアブル印刷)の⾃動検査機能」が追加された。

 DMでは宛先ごとに異なる店舗のQRコードを印刷する場合、⽬視では内容が分からないため、印刷後にQRコードをテキスト化、エクセルなどの表に変換し、専⽤ソフトなどにより間違いを探す必要があった。
1 to 1印刷でのリアルタイム照合と不適合品の自動排出
 今回、追加された新機能「紙⾯検査アップグレード基板 UK-312」では、宛先ごとに印刷管理情報(CSVファイル)をインポートして、印刷中に印刷物との⽐較検査をリアルタイムで行うことができる。印刷されたQRコードも、この過程で⾃動的にテキスト化され、元データと⽐較。仮に不⼀致が検出された場合には、即座に印刷が停⽌し、不適合品が⾃動的に排出される。

 UK-312は、QRコードに限らず、数字やバーコードといった1枚ごとに印刷が異なるデータ(バリアブルデータ)について、このリアルタイム照合と不適合品の排出を可能にしている。

 また、可変印刷領域の汚れについても、「VDPデータ⽐較アップグレードキット UK-311」により、元原稿のデータ(RIP画像)と1枚ずつ⽐較することで検査が可能。同時に、不適合品の⾃動リカバリー印刷も行うことができる。
可変印刷領域の汚れも検知
 これにより、今まで対応できなかった印字エリアに対しても検査可能となり、より⼀層の省⼒化が図れるようになった。

 なお、これら新機能は、2月28日まで開催されている印刷・メディアビジネスの総合イベント「page2021オンライン」のコニカミノルタジャパンブースで紹介されている。

新着ニュース

新着トピックス

PAGE TOP