リコー、国内商印市場向けに四六半裁サイズ対応の高速枚葉インクジェットプリンター発売
2021年5月24日ニュース
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(株)リコー(山下良則社長)は、国内商用印刷市場向けに枚葉タイプ(カットシート)の高速インクジェット・プリンティング・システム「RICOH Pro Z75」を2022年秋に発売する。
近年、国内商用印刷市場では、印刷物の多品種小ロット化やダイレクトメールに代表されるパーソナライズされたアプリケーションの増加により、デジタル化のニーズが高まっている。一方で多くの印刷事業者では、オフセット印刷からのデジタル化が進んでいないことが課題となっている。現在、デジタル機を検討・導入しているユーザーから寄せられる多くの要望は、さらなる高生産性、薄紙対応、両面印刷対応、低ランニングコスト、四六半裁サイズ対応、そしてスキルレスによる容易な人材確保に関するものであり、今回、発表された「RICOH Pro Z75」は、これら要望に対応し、印刷事業者の課題解決を後押しする「RICOH Pro Z75」は、リコー初となる印刷事業者向けの枚葉インクジェットプリンター。新開発の水性顔料インクとリコー独自のプリントヘッドの組み合わせにより、オフセットに迫る画像品質が可能となっている。この水性顔料インクは、同時に環境負荷リスクの低減にも貢献する。
同機は、片面最大4,500枚/時の高速出力と1,200dpi×1,200dpiの高解像度に加え、自動両面印刷機能も搭載しており、シンプルオペレーションによる高い生産性を実現。対応用紙サイズは、最大545×788mmの四六半裁サイズまでサポートし、オフセット印刷機と同等の多面付けが可能となる。これによりマニュアルやパンフレット、書籍など様々な小ロット印刷物のデジタル印刷への移行を加速させ、業務の効率化に貢献する。
さらに、印刷事業者が対応できるアプリケーションの拡大を実現するために、薄紙で発生するコックリング(ひじわ)を強力に低減させる新開発の乾燥システムを搭載している。
同社では、「RICOH Pro Z75」を国内市場に投入することで、印刷事業者のデジタル化への移行を加速させ、新たな事業領域の拡大、環境負荷の低減を支援していく。
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近年、国内商用印刷市場では、印刷物の多品種小ロット化やダイレクトメールに代表されるパーソナライズされたアプリケーションの増加により、デジタル化のニーズが高まっている。一方で多くの印刷事業者では、オフセット印刷からのデジタル化が進んでいないことが課題となっている。現在、デジタル機を検討・導入しているユーザーから寄せられる多くの要望は、さらなる高生産性、薄紙対応、両面印刷対応、低ランニングコスト、四六半裁サイズ対応、そしてスキルレスによる容易な人材確保に関するものであり、今回、発表された「RICOH Pro Z75」は、これら要望に対応し、印刷事業者の課題解決を後押しする
「RICOH Pro Z75」は、リコー初となる印刷事業者向けの枚葉インクジェットプリンター。新開発の水性顔料インクとリコー独自のプリントヘッドの組み合わせにより、オフセットに迫る画像品質が可能となっている。この水性顔料インクは、同時に環境負荷リスクの低減にも貢献する。
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さらに、印刷事業者が対応できるアプリケーションの拡大を実現するために、薄紙で発生するコックリング(ひじわ)を強力に低減させる新開発の乾燥システムを搭載している。
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