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ミマキ、「カラーグロス」で新表現 - 「UJF-7151 plusII」発表

2021年9月9日ニュース

 (株)ミマキエンジニアリング(池田和明社長)は、フラットベッドUVインクジェットプリンタのハイパフォーマンスモデル新製品「UJF-7151 plusII」を発表した。

 同プリンタは、ヘッド構成を従来機の6ヘッドから8ヘッドに拡張し、インクセットに合わせてヘッド構成を変更可能。4色カラー構成には従来機と比べて最大190%の印刷スピードを実現した4色ダブルのインクセットが用意されており、LcとLmが含まれた6色カラー構成ではより繊細な色表現が可能となる。

 また、カラーインクがグロス調に硬化するカラーグロス機能を新たに追加し、従来のクリアプリントとは違った風合いとディテールを実現。加えて画質向上を図るため、ドットの配置位置をコントロールする「MFD2(Mimaki Fine Diffusion 2)」処理に対応するとともに、1,800dpiの印刷モードを新たに搭載したことで、より粒状感や色ムラの少ない、高精細なクオリティーを実感できる。

UJF-7151 plusII

 さらに従来機同様、ユーザーの生産システムや周辺機器からプリンタを制御できる独自の「MDLコマンド」に対応。これを使用することで、プリンタのインク残量やエラー情報等を取得できるほか、印刷媒体をセットするテーブルの位置や高さ、プリント開始などのプリンタの動作を制御可能となる。また、テーブル耐荷重を従来機の10kgから30kgへ変更したことで、重量のある金属製治具なども搭載できる。

 メディアに合わせて選べる豊富なインクバリエーションが取り揃えられており、アクリルなどの樹脂、ガラス、金属、皮革などの多様なメディアへダイレクトプリントが可能で、家電、工業用製品の銘版や高精細が必要な各種パーツ類、案内板や屋内成型看板、ベルトやカバンなどの皮革、その他各種オーダーグッズへの加飾に利用できる。

 また、同プリンタで使用する同社開発のUV硬化インク4は、米国の第三者安全科学機関UL社が規定する化学物質放散の基準を満たし、環境への安全性が示されている「GREENGUARD Gold認証」を取得している。

 発売は2021年冬を予定。本体価格は698万円(税別)。

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 (株)ミマキエンジニアリング(池田和明社長)は、フラットベッドUVインクジェットプリンタのハイパフォーマンスモデル新製品「UJF-7151 plusII」を発表した。

 同プリンタは、ヘッド構成を従来機の6ヘッドから8ヘッドに拡張し、インクセットに合わせてヘッド構成を変更可能。4色カラー構成には従来機と比べて最大190%の印刷スピードを実現した4色ダブルのインクセットが用意されており、LcとLmが含まれた6色カラー構成ではより繊細な色表現が可能となる。

 また、カラーインクがグロス調に硬化するカラーグロス機能を新たに追加し、従来のクリアプリントとは違った風合いとディテールを実現。加えて画質向上を図るため、ドットの配置位置をコントロールする「MFD2(Mimaki Fine Diffusion 2)」処理に対応するとともに、1,800dpiの印刷モードを新たに搭載したことで、より粒状感や色ムラの少ない、高精細なクオリティーを実感できる。

UJF-7151 plusII

 さらに従来機同様、ユーザーの生産システムや周辺機器からプリンタを制御できる独自の「MDLコマンド」に対応。これを使用することで、プリンタのインク残量やエラー情報等を取得できるほか、印刷媒体をセットするテーブルの位置や高さ、プリント開始などのプリンタの動作を制御可能となる。また、テーブル耐荷重を従来機の10kgから30kgへ変更したことで、重量のある金属製治具なども搭載できる。

 メディアに合わせて選べる豊富なインクバリエーションが取り揃えられており、アクリルなどの樹脂、ガラス、金属、皮革などの多様なメディアへダイレクトプリントが可能で、家電、工業用製品の銘版や高精細が必要な各種パーツ類、案内板や屋内成型看板、ベルトやカバンなどの皮革、その他各種オーダーグッズへの加飾に利用できる。

 また、同プリンタで使用する同社開発のUV硬化インク4は、米国の第三者安全科学機関UL社が規定する化学物質放散の基準を満たし、環境への安全性が示されている「GREENGUARD Gold認証」を取得している。

 発売は2021年冬を予定。本体価格は698万円(税別)。

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