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富士フイルムBI、オフセットとの連携強化を実現した統合型ワークフローソフトウェアの新バージョン

「Revoria One Production Cockpit V4.0」発表

2021年11月16日ニュース

 富士フイルムビジネスイノベーション(株)は11月11日開催のWeb説明会において、印刷市場向けソフトウェアの新バージョン「Revoria One Production Cockpit V4.0」の機能概要を発表した。

 Revoria One Production Cockpitは、印刷の全工程を1ヵ所で管理可能な統合型ワークフローシステムを実現するソフトウェア。印刷会社では、各印刷工程を実現する様々なメーカーのシステムや設備が導入されているが、Revoria One Production Cockpitは、これらをつなぎ印刷工程全体の進捗を1つのユーザーインターフェイスで行うジョブ管理を可能とする。操作画面には、Webブラウザーからアクセス可能で、スマホやタブレッドPCを用いて、オフライン機などの前で作業しながら、作業実績の入力やジョブ仕様の確認なども行え、オフライン機を含むワークフローの運用も容易にできる。これにより「オープン化」「全工程の自動化」「見える化」による生産性向上と業務改善を支援する。

 今回、発表された新バージョンは、同社のプロダクションプリンティングソリューションの新ブランド「Revoria(レヴォリア)」を冠し「Revoria One Production Cockpit」として正式リリースされた。
運用フローイメージ
 新バージョンでは、ユーザーからの意見や要望を反映し、とくに商業印刷向けの機能を強化している。新バージョンでは、次世代ワークフローシステム「FUJIFILM WORKFLOW XMF」との連携強化により、オフセット印刷用プリプレスの指示やCTP出力のステータス管理が可能。さらにRevoria One Production Cockpitでスケジュールした印刷ジョブ情報をオフセット印刷機のコントローラと連携し、オフセット印刷機の作業指示・印刷進捗の管理を行うことができる。

 また、新バージョンでは、複数の印刷機で構成する機材グループや加工機で構成する機材グループとしてまとめて管理することができる。仕様は決定しているものの、どの機材で処理するかは決まっていないジョブを、作成したグループに割り当てることで、スケジューリングの柔軟性を高めている。

 さらに新たな機能として下版予定日以降に下版スケジュールを自動スケジュールすることができる。これにより下版予定日を起点とした、それぞれのシフト割り当てが実施される。

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 富士フイルムビジネスイノベーション(株)は11月11日開催のWeb説明会において、印刷市場向けソフトウェアの新バージョン「Revoria One Production Cockpit V4.0」の機能概要を発表した。

 Revoria One Production Cockpitは、印刷の全工程を1ヵ所で管理可能な統合型ワークフローシステムを実現するソフトウェア。印刷会社では、各印刷工程を実現する様々なメーカーのシステムや設備が導入されているが、Revoria One Production Cockpitは、これらをつなぎ印刷工程全体の進捗を1つのユーザーインターフェイスで行うジョブ管理を可能とする。操作画面には、Webブラウザーからアクセス可能で、スマホやタブレッドPCを用いて、オフライン機などの前で作業しながら、作業実績の入力やジョブ仕様の確認なども行え、オフライン機を含むワークフローの運用も容易にできる。これにより「オープン化」「全工程の自動化」「見える化」による生産性向上と業務改善を支援する。

 今回、発表された新バージョンは、同社のプロダクションプリンティングソリューションの新ブランド「Revoria(レヴォリア)」を冠し「Revoria One Production Cockpit」として正式リリースされた。
運用フローイメージ
 新バージョンでは、ユーザーからの意見や要望を反映し、とくに商業印刷向けの機能を強化している。新バージョンでは、次世代ワークフローシステム「FUJIFILM WORKFLOW XMF」との連携強化により、オフセット印刷用プリプレスの指示やCTP出力のステータス管理が可能。さらにRevoria One Production Cockpitでスケジュールした印刷ジョブ情報をオフセット印刷機のコントローラと連携し、オフセット印刷機の作業指示・印刷進捗の管理を行うことができる。

 また、新バージョンでは、複数の印刷機で構成する機材グループや加工機で構成する機材グループとしてまとめて管理することができる。仕様は決定しているものの、どの機材で処理するかは決まっていないジョブを、作成したグループに割り当てることで、スケジューリングの柔軟性を高めている。

 さらに新たな機能として下版予定日以降に下版スケジュールを自動スケジュールすることができる。これにより下版予定日を起点とした、それぞれのシフト割り当てが実施される。

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