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エプソン、高画質・高生産性を実現するデジタルラベル印刷機 SurePressシリーズの新機種発売

2022年1月31日ニュース

 エプソンは、デジタルラベル印刷機SurePress(シュアプレス)シリーズの新商品として、ユーザーの使い勝手と印刷速度を向上させた水性インク搭載モデル「L-4733A/L-4733AW」、および、本体性能を大幅に向上させたUVインク搭載モデル「L-6534VW」を発売する。

 今回の新商品は、水性インク搭載モデルでは「フィルム印刷速度向上」「清掃自動化」「自動測色機能(オプション)」を大きな特長とし、UVインク搭載モデルでは「印刷速度の大幅向上」「独自のバーニッシュインクでの加飾性提供」を大きな特長とし、すでに海外で先行発売し、高い評価を得ているモデルを国内で本格的に展開するもの。

 水性インク搭載モデル「L-4733A/L-4733AW」は、インクおよびインクの乾燥ユニットの性能向上により、現行機(L-4533A/L-4533AW)でのフィルム印刷速度が0.9〜2.8m/分だったものを最速5m/分と大幅に向上。さらに、インクの改良により2022年中に予定されている欧州のREACH規制強化にも対応し、食品系や医療系ラベルとしても引き続き安心して使用できる。
水性インク搭載モデル「SurePress L-4733A/L-4733AW」
 ヘッド自動清掃ユニットや取り外し可能なフラッシングユニット搭載により、日々のメンテナンス作業とダウンタイムの軽減を実現。さらにインライン測色器(オプション)を印刷機に搭載することで、従来は専門オペレーターが必要だった特色の色合わせ工程の自動化が可能となる。これにより色見本と同じ色を再現することはもちろん、異なる印刷メディア間での色合わせ、複数機体間の色合わせなども自動化できることで、簡単・短時間での色合わせが可能となる。
自動測色機能によりカラーマネージメントを効率化
 UVインク搭載モデル「L-6534VW」は、PrecisionCoreラインインクヘッドの搭載により、600×1,200dpiの高速・高精細プリントを実現し、ヘッドに合ったインクを作り込むことで画質と安定性を実現している。印刷モードは50m/分の高速モードを搭載。標準モードでも30m/分と高生産化を実現する。
UVインク搭載モデル「SurePress L-6534VW」
 ドラムプラテンを採用し、基材を密着させながら搬送することで、蛇行や曲がりを抑制する。この方式により、すぐれた着弾精度を実現し、細線や細かい文字印刷にも対応する。

 さらに高遮蔽性の白インク搭載で透明基材やメタリック基材へのカラー印刷が可能。独自のデジタルバーニッシュインクを活用すれば、グロス調やマット調のスポットニスを追加でき、付加価値の高いデザインにも対応する。また、デジタルバーニッシュインクの代わりにオレンジインクを選択することも可能で、より広色域を求めるユーザーにも対応できる。インクはFCMにも対応し、食品向けラベルにも安心して使用することができる。

 なお、発売時期は、水性インク搭載モデルが2022年6月、UVインク搭載モデルが2022年2月を予定している。

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 エプソンは、デジタルラベル印刷機SurePress(シュアプレス)シリーズの新商品として、ユーザーの使い勝手と印刷速度を向上させた水性インク搭載モデル「L-4733A/L-4733AW」、および、本体性能を大幅に向上させたUVインク搭載モデル「L-6534VW」を発売する。

 今回の新商品は、水性インク搭載モデルでは「フィルム印刷速度向上」「清掃自動化」「自動測色機能(オプション)」を大きな特長とし、UVインク搭載モデルでは「印刷速度の大幅向上」「独自のバーニッシュインクでの加飾性提供」を大きな特長とし、すでに海外で先行発売し、高い評価を得ているモデルを国内で本格的に展開するもの。

 水性インク搭載モデル「L-4733A/L-4733AW」は、インクおよびインクの乾燥ユニットの性能向上により、現行機(L-4533A/L-4533AW)でのフィルム印刷速度が0.9〜2.8m/分だったものを最速5m/分と大幅に向上。さらに、インクの改良により2022年中に予定されている欧州のREACH規制強化にも対応し、食品系や医療系ラベルとしても引き続き安心して使用できる。
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 UVインク搭載モデル「L-6534VW」は、PrecisionCoreラインインクヘッドの搭載により、600×1,200dpiの高速・高精細プリントを実現し、ヘッドに合ったインクを作り込むことで画質と安定性を実現している。印刷モードは50m/分の高速モードを搭載。標準モードでも30m/分と高生産化を実現する。
UVインク搭載モデル「SurePress L-6534VW」
 ドラムプラテンを採用し、基材を密着させながら搬送することで、蛇行や曲がりを抑制する。この方式により、すぐれた着弾精度を実現し、細線や細かい文字印刷にも対応する。

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 なお、発売時期は、水性インク搭載モデルが2022年6月、UVインク搭載モデルが2022年2月を予定している。

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