(株)日本HP(本社/東京都港区、岡戸伸樹社長)は、三菱ケミカル(株)(本社/東京都千代田区、和賀昌之社長)が取り組む循環型システム実証試験で使用される生分解性紙コップ約10万個の紙面の印刷にHP Indigoデジタル印刷ソリューションが採用されたことを発表した。
この実証試験は、三菱ケミカルが(株)ガンバ大阪と連携し、三菱ケミカルの生分解性樹脂BioPBSを使用した紙コップを起点とするコンポストによる循環型システム実現に向けたもの。使用される紙コップの紙面は、(株)マルタカ(本社/千葉県流山市、遠藤佳男社長)が「HP Indigo 20000デジタル印刷機」で印刷している。

実証実験に使用される紙コップのサンプル
「HP Indigo 20000デジタル印刷機」は、高い生産性を実現する幅広ロールモデルで、グラビア印刷と同等の高い印刷品質のパッケージを短納期、小ロットで提供できることが特長で軟包装を中心にさまざまなパッケージ用途に活用できる。
また、この取り組みは、大阪府が平成31年1月に「おおさかプラスチックごみゼロ宣言」を行い、さらに吹田市も参加している令和3年8月に設置された「おおさかプラスチック対策推進プラットフォーム」のプラスチックの資源循環を推進する活動の一環となる。
今回の運用イメージとしては、ガンバ大阪が主催する2022年のJ1リーグの試合会場にて使用された紙コップをスタジアムで回収し、食品残渣発酵分解装置で食品残渣物などと一緒に1次堆肥化する。1次堆肥は回収され2次、3次堆肥化したのち、堆肥として販売されるという、紙コップを起点とした循環型システムとなっている。

紙コップを起点とした循環型システム実証実験のイメージ
HPと三菱ケミカルは、環境に配慮したパッケージソリューション開発においてパートナーシップを強化しており、HP Indigoデジタル印刷機で印刷可能な生分解性樹脂BioPBSを使った軟包装用の印刷素材を開発、製造している。
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この実証試験は、三菱ケミカルが(株)ガンバ大阪と連携し、三菱ケミカルの生分解性樹脂BioPBSを使用した紙コップを起点とするコンポストによる循環型システム実現に向けたもの。使用される紙コップの紙面は、(株)マルタカ(本社/千葉県流山市、遠藤佳男社長)が「HP Indigo 20000デジタル印刷機」で印刷している。

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