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swissQprint、グリーン大判プリントでの収益アップを提案

2022年2月21日ニュース

　大判プリントシステムの購入には、主に生産性、適用可能なアプリケーション、投資、収益性などの側面が重視される。一方でサステナビリティは、企業価値向上のためだけでなく、社会的・政治的にも求められるようになり、基準としての地位を確立しつつある。資源を大切に使うことは、コストの節約にもつながってくる。

　そのような中、swissQprintは「環境に配慮した『グリーン大判プリント』で収益アップ」として、大判プリンタを評価する際に用いるサステナビリティに基づく5つのアプローチとコンセプトを提案している。

　1つめは「汚染物質を排除」。排出量の増減はインクや硬化システムによって決まり、インクを選択する際には溶剤系を避けると効果が高い。

　2つめは「エネルギーを効率的に使う」。大判プリンタの稼働に必要な電気は、できるだけ効率的に使用する必要がある。熱を利用して硬化させるシステムは、比較的エネルギーバランスが悪くなる。この点、UVプリントの例を挙げると、LEDシステムは必要な電力が少なく熱をほとんど発しないため、室内の空調への影響が少なく、熱に弱いメディアなどでは非常に良いパフォーマンスを発揮する。

　3つめは「耐用年数の長いマシンを使う」。マシンに使われる部品・材料や輸送・製造に使われるエネルギーはすべて排出物を生み出すが、マシンを長く使えば使うほどこの影響は相殺される。

　4つめは「メンテナンスが容易な機器を選ぶ」。メンテナンスが容易なマシンは移動、輸送、資源の消費を最小限に留めるため、排出量を抑えることができる。

　5つめは「助成金を活用する」。現在は環境に配慮したソリューションへの資金援助が各地で行われている。調査や事務処理に多少の手間はかかるが、投資費用を抑えることができる。

　同社では「新しい大判プリンタを購入する際には、サステナビリティの側面を多面的に考慮することが必要。環境保護に積極的に貢献することは、イメージアップやマーケティング戦略にもつながる」としている。

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  • 「グリーン大判プリント」を実現するswissQprintのプリントシステム「グリーン大判プリント」を実現するswissQprintのプリントシステム

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　1つめは「汚染物質を排除」。排出量の増減はインクや硬化システムによって決まり、インクを選択する際には溶剤系を避けると効果が高い。

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