キーワードで検索

モリサワ、モノクロPODシステム「RISAPRESSシリーズ」発売

2022年4月22日ニュース

 (株)モリサワ(森澤彰彦社長)は、オンデマンドプリンティングシステム「RISAPRESSシリーズ」の新製品として、モノクロ機「RISAPRESS2100」を発売した。

 同機は、「RISAPRESS100」の後継機種で、プロダクション機で培われた印刷技術を継承した高い基本性能を有し、企業内印刷室などでの大量コピー/プリント業務を合理的な操作性で高速・高品質化できる。「プロダクション機では導入・運用面でハードルが高い」「オフィス機では生産性や品質において不安が残る」というニーズに対し、導入しやすいシステム構成とプロ仕様の信頼性で応えている。

RISAPRESS 2100

 用紙に対する最適な印刷設定を自動推奨する「インテリジェントメディアセンサー(IM-101)」を搭載し、用紙設定の自動化による省力化とスキルレス化を提供。センサーに用紙を挿入することで自動的に用紙の重さと種類を読み取り、AIにより用紙の厚みと種類の自動判定を行うことで用紙設定の候補を表示する。

 出力スピードは毎分100ページ(A4・ヨコ)で、多彩なフィニッシングと併せて高い生産性を発揮。さらに、紙の厚みや表面がザラついた用紙、再生紙といった「紙質に左右されないメディア対応力」も大きな特長だ。

 対応用紙坪量は40〜300g/平方メートルで、ペーパーフィーダーユニットPF-709の中段トレイを利用すれば350g/平方メートルの厚紙まで印刷可能。また、転写画質や用紙の搬送性を高めるベルト転写方式の採用により、トナーをムラなく均一に付着させ、紙端で起こる画像欠けやローラーの抵抗で発生する転写ズレを最小限に抑える。

 一方、「印刷はモノクロのみでもドキュメントデータはカラーで保管したい」というニーズに応え、従来機種で好評を得た両面1パスカラースキャナーがさらに高速化された。従来機では毎分90ページ(A4ヨコ)であった片面原稿のスキャンスピードは毎分120ページへ、両面原稿は両面を同時スキャンすることで毎分240ページ(A4ヨコ)という高速スキャンを実現している。

最新ニュース

規格袋にPOD機で直接印刷

富士フイルム、TOKYO PACK 出展でパッケージの付加価値提案

2024年10月9日

 富士フイルムグループは、「TOKYO PACK 2024(東京国際包装展)」に出展し、インクジェット方式やトナー方式など、富士フイルムが独自開発した幅広いラインアップのデジタルプリン...全文を読む

dp_iic_j560hdx_tn.jpg

SCREEN GA、京都・久御山事業所に「インクジェットイノベーションセンター京都」開設

2024年10月7日

 (株)SCREENグラフィックソリューションズ(京都府京都市、田中志佳社長、以下、SCREEN GA)は、2024年10月に印刷関連機器の開発・製造を担う京都・久御山事業所に「インク...全文を読む

dp_book_on_demand_hsf2024_tn.jpg

SCREEN GA、「Horizon Smart Factory 2024」で無人化生産ラインを紹介

2024年9月24日

 (株)SCREENグラフィックソリューションズ(SCREEN GA)は、10月9日から11日の3日間、ホリゾン本社びわこ工場内「Horizon Inovation Park」(滋賀県...全文を読む

エプソン、印刷プロセスのデジタル化をリードするFiery社を完全子会社化

2024年9月20日

 セイコーエプソン(株)(エプソン)は、2024年9月19日、印刷業界向けDigital Front End(DFE)サーバー及びワークフロー・ソリューションのリーディングプロバイダー...全文を読む

dp_tokyopack2024_830f_tn.jpg

SCREEN、「パッケージで彩るサステナブルな未来」テーマにTOKYO PACK 2024に出展

2024年9月11日

 (株)SCREENグラフィックソリューションズ(SCREEN GA)と(株)SCREEN GP ジャパンは、10月23日から25日の3日間、東京ビッグサイトで開催される「TOKYO ...全文を読む

新着トピックス

kyodoinsatsukougyou_pc1120_tn.jpg

共同印刷工業(京都)、安定性の高さが決め手[Revoria Press PC1120導入事例]

2024年10月9日ケーススタディ

 京都を拠点に出版印刷を手がける共同印刷工業(株)(本社/京都市右京区西院清水町156-1、江戸孝典社長)は2024年3月、富士フイルムのプロダクションカラープリンター「Revoria...全文を読む

mimaki_ij24_ts330-1600_tn.jpg

ミマキ、捺染方式を刷新 - 簡便性と汎用性の「TRAPIS」

2024年9月28日製品・テクノロジー

 (株)ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、池田和明社長)は、2023年6月に開催されたITMAで技術出展した「捺染顔料転写プリントシステム」を製品化し、環境と人に優しい次世代...全文を読む

kodak_ij24_tn.jpg

コダック、「ゲームチェンジャー」へ〜4つのコア技術を自社完結

2024年9月20日製品・テクノロジースペシャリスト

 コダックは「drupa2024」において、ULTRASTREAMコンティニュアスインクジェットテクノロジーを搭載した「PROSPER ULTRA 520プレス」と、PROSPERイン...全文を読む

モリサワ、モノクロPODシステム「RISAPRESSシリーズ」発売

2022年4月22日ニュース

  • twitter
  • facebook
  • line

 (株)モリサワ(森澤彰彦社長)は、オンデマンドプリンティングシステム「RISAPRESSシリーズ」の新製品として、モノクロ機「RISAPRESS2100」を発売した。

 同機は、「RISAPRESS100」の後継機種で、プロダクション機で培われた印刷技術を継承した高い基本性能を有し、企業内印刷室などでの大量コピー/プリント業務を合理的な操作性で高速・高品質化できる。「プロダクション機では導入・運用面でハードルが高い」「オフィス機では生産性や品質において不安が残る」というニーズに対し、導入しやすいシステム構成とプロ仕様の信頼性で応えている。

RISAPRESS 2100

 用紙に対する最適な印刷設定を自動推奨する「インテリジェントメディアセンサー(IM-101)」を搭載し、用紙設定の自動化による省力化とスキルレス化を提供。センサーに用紙を挿入することで自動的に用紙の重さと種類を読み取り、AIにより用紙の厚みと種類の自動判定を行うことで用紙設定の候補を表示する。

 出力スピードは毎分100ページ(A4・ヨコ)で、多彩なフィニッシングと併せて高い生産性を発揮。さらに、紙の厚みや表面がザラついた用紙、再生紙といった「紙質に左右されないメディア対応力」も大きな特長だ。

 対応用紙坪量は40〜300g/平方メートルで、ペーパーフィーダーユニットPF-709の中段トレイを利用すれば350g/平方メートルの厚紙まで印刷可能。また、転写画質や用紙の搬送性を高めるベルト転写方式の採用により、トナーをムラなく均一に付着させ、紙端で起こる画像欠けやローラーの抵抗で発生する転写ズレを最小限に抑える。

 一方、「印刷はモノクロのみでもドキュメントデータはカラーで保管したい」というニーズに応え、従来機種で好評を得た両面1パスカラースキャナーがさらに高速化された。従来機では毎分90ページ(A4ヨコ)であった片面原稿のスキャンスピードは毎分120ページへ、両面原稿は両面を同時スキャンすることで毎分240ページ(A4ヨコ)という高速スキャンを実現している。

新着ニュース

新着トピックス

PAGE TOP