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コニカミノルタジャパン、AccurioPressにおけるカーボンオフセットサービスの提供開始

2022年12月1日ニュース

 コニカミノルタジャパン(株)(本社/東京都港区、大須賀健社長)は、このほどデジタル印刷機(AccurioPress)におけるカーボンオフセットサービスの提供を開始した。

 同社は、製品の省エネ性能を高めて顧客使用時のCO2排出量を削減するだけでなく、印刷現場の生産性向上に寄与する自動品質最適化ユニット「IQ-501」や、アナログからデジタル印刷への作業工程変革による生産性向上など、抜本的なエネルギー・資源利用の抑制に寄与するデジタル印刷機を提供してきた。カーボンオフセットを実施した製品提供においては、2014年から取り組んでおり、とくに環境問題への関心が高い欧州で評価を得ている。日本国内においても昨今の気候変動問題への関心の高まりから、印刷業界においてもビジネスにおける脱炭素対応のニーズを求められる機会が増えている。

 今回、サービス提供を開始するAccurioPressにおけるカーボン・オフセットサービスでは、J-クレジット制度を利用し、CO2排出量の実質的削減に貢献することが可能となる。
サービスの流れ
 具体的には、AccurioPressの素材から、製造工程、物流工程、顧客の製品利用時、そして製品の廃棄に至る全ライフサイクルにおいて排出されるCO2量を算出し、カーボンオフセットに必要なCO2量に相当するJ-クレジットを同社が販売する。そうすることで顧客は、AccurioPressの導入に際し、CO2排出量を実質的にゼロにした製品を利用できる。顧客が同サービスを通して購入するJ-クレジットは、同社が提示する複数のクレジットから選択することが可能。

 また、サービス利用製品の販売後に、顧客が環境対策に取り組んだ証として、カーボン・オフセット証明書を発行。この証明書を利用し、制作する印刷物や顧客企業のWebサイトにおいて、環境対応への取り組みに関する記載が可能となる。

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2022年12月1日ニュース

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 コニカミノルタジャパン(株)(本社/東京都港区、大須賀健社長)は、このほどデジタル印刷機(AccurioPress)におけるカーボンオフセットサービスの提供を開始した。

 同社は、製品の省エネ性能を高めて顧客使用時のCO2排出量を削減するだけでなく、印刷現場の生産性向上に寄与する自動品質最適化ユニット「IQ-501」や、アナログからデジタル印刷への作業工程変革による生産性向上など、抜本的なエネルギー・資源利用の抑制に寄与するデジタル印刷機を提供してきた。カーボンオフセットを実施した製品提供においては、2014年から取り組んでおり、とくに環境問題への関心が高い欧州で評価を得ている。日本国内においても昨今の気候変動問題への関心の高まりから、印刷業界においてもビジネスにおける脱炭素対応のニーズを求められる機会が増えている。

 今回、サービス提供を開始するAccurioPressにおけるカーボン・オフセットサービスでは、J-クレジット制度を利用し、CO2排出量の実質的削減に貢献することが可能となる。
サービスの流れ
 具体的には、AccurioPressの素材から、製造工程、物流工程、顧客の製品利用時、そして製品の廃棄に至る全ライフサイクルにおいて排出されるCO2量を算出し、カーボンオフセットに必要なCO2量に相当するJ-クレジットを同社が販売する。そうすることで顧客は、AccurioPressの導入に際し、CO2排出量を実質的にゼロにした製品を利用できる。顧客が同サービスを通して購入するJ-クレジットは、同社が提示する複数のクレジットから選択することが可能。

 また、サービス利用製品の販売後に、顧客が環境対策に取り組んだ証として、カーボン・オフセット証明書を発行。この証明書を利用し、制作する印刷物や顧客企業のWebサイトにおいて、環境対応への取り組みに関する記載が可能となる。

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