キーワードで検索

  • トップ>
  • ニュース>
  • 富士フイルムBI、ハイエンドプロ市場向けプロダクションカラープリン...

富士フイルムBI、ハイエンドプロ市場向けプロダクションカラープリンターに新オプション

印刷物の検品を自動化し生産性向上と品質維持を支援する「検査マネジメントシステム」提供開始

2023年3月3日ニュース

 富士フイルムビジネスイノベーション(株)(本社/東京都港区、浜直樹社長・CEO)は、ハイエンドプロ市場向けのプロダクションカラープリンター「Revoria Press PC1120」の新オプションとして、印刷物の検品を自動で行い印刷不良を検出する「検査マネジメントシステム」を、国内では3月15日から、アジア・パシフィック地域など海外では4月以降、順次提供開始する。

 「検査マネジメントシステム」は、印刷しながら自動で印刷物を検査し、印刷不良をリアルタイムで検出するシステム。最小0.3mmまでの点・汚れ・欠けや、スジ、用紙の折れ、印刷位置のズレ、色濃度の変動を検出。これにより、オペレーターが印刷物の品質を一枚ずつ目視で確認していた検品作業の負担がなくなることに加え、異なるオペレーターによる印刷物でも、バラツキのない一貫した検品品質が維持できる。
「検査マネジメントシステム」の構成
 同システムでは、プリンターに接続する「スマートモニタリングゲート D1」に搭載したスキャナーが、印刷物を300dpiの高い読み取り解像度でスキャン。検査用PCのソフトウェア「スマートプリントインスペクター」がスキャン画像と印刷ジョブの元データ(RIP画像データ)を比較し、リアルタイムで印刷不良を検出する。オペレーターは、印刷指示を実行するプリントサーバーRevoria Flow PC21のモニター画面から、検査項目の設定や検査結果の確認を簡単に行うことができる。

 同システムの提供により、Revoria Press PC1120のプリントスピードである120ページ/分(A4ヨコ)の高い印刷生産性を最大限に発揮しながら、印刷物の検品作業の生産性向上により納品までのリードタイムを短縮することが可能。デジタル印刷ならではの小ロット・多品種の印刷、検品においても、生産性と品質維持を自動で両立することで、印刷会社の収益性向上と印刷会社の顧客に対する提供価値の拡大に貢献する。

最新ニュース

kyocera_drupa24_taskalfa_pro_55000c_dp_tn.jpg

京セラ、コート紙への印刷可能〜商業用インクジェットプリンター新製品展示

2024年4月17日

 京セラドキュメントソリューションズ(株)(安藤博教社長)は、「drupa2024」に出展し、「Small footprint,big potential」をコンセプトに、商業用・産業...全文を読む

morisawa_variablefonts_dp_tn.jpg

モリサワ、初の和文バリアブルフォント「DriveFlux」発表

2024年4月17日

 (株)モリサワ(森澤彰彦社長)は、2024年度の新書体として、同社初となる和文バリアブルフォント「DriveFlux(ドライブフラックス/仮称)」を開発中であることを発表した。  「...全文を読む

dp_fb_samba_20240416_tn.jpg

富士フイルムBI、高精細な画質と高速印刷を両立するプリントヘッドの駆動技術を新開発

2024年4月16日

 富士フイルムビジネスイノベーション(株)(本社/東京都港区、浜直樹社長・CEO)は、商業印刷用の高速ロール紙カラーインクジェットプリンター向けに、1,200×1,200dpiの解像度...全文を読む

fujifilm_drupa2024_jet-press-1160cfg_dp_tn.jpg

富士フイルム、drupa2024で商印向け連帳IJプリンター「Jet Press 1160CFG」公開

2024年4月4日

富士フイルムグループは、drupa2024 において世界展開する商業印刷向け連帳インクジェットプリンター「Jet Press 1160CFG」を初出展する。  同社は、1970年代後半...全文を読む

fujifilm_drupa2024_revoria-press-gc12500_dp_tn.jpg

富士フイルム、世界初の乾式トナーB2枚葉デジタルプレスを欧州初展示

2024年4月4日

  富士フイルム(株)(後藤禎一社長・CEO)はdrupa2024に出展し、世界初の乾式トナー方式によるB2サイズ枚葉デジタルプレス「Revoria Press GC12500」を欧州...全文を読む

新着トピックス

ffgs_digital24_tn.jpg

FFGS、製造現場の可視化・分析で印刷DXを支援

2024年4月5日マーケティング

 富士フイルムグラフィックソリューションズ(株)(山田周一郎社長、以下「FFGS」)が、印刷DXの支援活動を強化している。同活動は、製造現場を可視化・分析することで課題を抽出し、QCD...全文を読む

osakainsatsu_tec_coater_dp_mini.jpg

テクノロール、純国産機の「安心」提供[A3ノビサイズ枚葉コーター機]

2024年4月4日製品・テクノロジー

 印刷用ゴムロールおよび関連資材メーカーのテクノロール(株)(本社/大阪府和泉市テクノステージ3-4-5、畑中一辰社長)が開発したA3ノビサイズ対応の枚葉コーター機「TEC COATE...全文を読む

kodak_mercury_prosper7000.jpg

コダックジャパン、頁物印刷とパーソナライズDMの市場開拓へ

2024年4月3日スペシャリスト

 コダックジャパンは、日本市場において「効率性」にフォーカスした「頁物印刷」と、郵便料金改定とSDGsを起点とした「パーソナライズDM」という2つの市場に向けたインクジェットプリンティ...全文を読む

富士フイルムBI、ハイエンドプロ市場向けプロダクションカラープリンターに新オプション

印刷物の検品を自動化し生産性向上と品質維持を支援する「検査マネジメントシステム」提供開始

2023年3月3日ニュース

  • twitter
  • facebook
  • line

 富士フイルムビジネスイノベーション(株)(本社/東京都港区、浜直樹社長・CEO)は、ハイエンドプロ市場向けのプロダクションカラープリンター「Revoria Press PC1120」の新オプションとして、印刷物の検品を自動で行い印刷不良を検出する「検査マネジメントシステム」を、国内では3月15日から、アジア・パシフィック地域など海外では4月以降、順次提供開始する。

 「検査マネジメントシステム」は、印刷しながら自動で印刷物を検査し、印刷不良をリアルタイムで検出するシステム。最小0.3mmまでの点・汚れ・欠けや、スジ、用紙の折れ、印刷位置のズレ、色濃度の変動を検出。これにより、オペレーターが印刷物の品質を一枚ずつ目視で確認していた検品作業の負担がなくなることに加え、異なるオペレーターによる印刷物でも、バラツキのない一貫した検品品質が維持できる。
「検査マネジメントシステム」の構成
 同システムでは、プリンターに接続する「スマートモニタリングゲート D1」に搭載したスキャナーが、印刷物を300dpiの高い読み取り解像度でスキャン。検査用PCのソフトウェア「スマートプリントインスペクター」がスキャン画像と印刷ジョブの元データ(RIP画像データ)を比較し、リアルタイムで印刷不良を検出する。オペレーターは、印刷指示を実行するプリントサーバーRevoria Flow PC21のモニター画面から、検査項目の設定や検査結果の確認を簡単に行うことができる。

 同システムの提供により、Revoria Press PC1120のプリントスピードである120ページ/分(A4ヨコ)の高い印刷生産性を最大限に発揮しながら、印刷物の検品作業の生産性向上により納品までのリードタイムを短縮することが可能。デジタル印刷ならではの小ロット・多品種の印刷、検品においても、生産性と品質維持を自動で両立することで、印刷会社の収益性向上と印刷会社の顧客に対する提供価値の拡大に貢献する。

新着ニュース

新着トピックス

PAGE TOP