エプソンは、ドライファイバーテクノロジー(DFT)の繊維化技術をベースに、使用済みの衣服から制作した不織布ならびに、エプソンの前・後工程内蔵 新型デジタル捺染機「ML-13000」(プロトタイプ)を活用することで、意匠性を高めたファッションの新しい表現の可能性を追求し、YUIMA NAKAZATOの新しいクチュールコレクションの制作をサポート。今回の新作コレクションは、7月5日にパレ・ド・トーキョー(仏、パリ)で開催されたパリオートクチュールファッションウィーク2023-24年秋冬コレクションに展示された。

エプソンとYUIMA NAKAZATOの3年にわたるコラボレーションの一環として、DFTの生地(不織布)生産プロセスへの応用を今年1月に初めて発表。そして今回のコレクションに向け、エプソンは生地の品質を大幅に向上させ、より薄く、より柔軟に、そしてよりプリントに適した生地を実現。今回使用した生地は、薄型化を進めたことにより、その重量を従来の160g/平米から100g/平米へと37.5%の軽量化に成功している。
制作で使用したエプソンの新型デジタル捺染機「ML-13000」は、染料に比べ水使用量を96%削減できる顔料インクプロセスに加え、前後処理も機器に内蔵したインラインソリューションにより、従来の制作に比べ、今回の制作では生産効率を3倍に引き上げ、環境負荷低減も大きく進化させている。
また、同製品は、インクだけでなく3種類の液体を必要な分量のみ生地に吐出することが可能で、発色性、堅牢度、柔軟性を高めるとともに、インクと液体のバランスを最適化することで、さまざまな生地へのより高品質なプリントを実現している。
今回のYUIMA NAKAZATOの新作コレクションをつくるために使用された生地は、実際に中里唯馬氏がケニアを訪れ、「clothes mountains 服の山」にある廃棄された衣料品約150kgを購入し、エプソンのDFTによって150メートル以上の不織布を製造している。
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エプソンとYUIMA NAKAZATOの3年にわたるコラボレーションの一環として、DFTの生地(不織布)生産プロセスへの応用を今年1月に初めて発表。そして今回のコレクションに向け、エプソンは生地の品質を大幅に向上させ、より薄く、より柔軟に、そしてよりプリントに適した生地を実現。今回使用した生地は、薄型化を進めたことにより、その重量を従来の160g/平米から100g/平米へと37.5%の軽量化に成功している。
制作で使用したエプソンの新型デジタル捺染機「ML-13000」は、染料に比べ水使用量を96%削減できる顔料インクプロセスに加え、前後処理も機器に内蔵したインラインソリューションにより、従来の制作に比べ、今回の制作では生産効率を3倍に引き上げ、環境負荷低減も大きく進化させている。
また、同製品は、インクだけでなく3種類の液体を必要な分量のみ生地に吐出することが可能で、発色性、堅牢度、柔軟性を高めるとともに、インクと液体のバランスを最適化することで、さまざまな生地へのより高品質なプリントを実現している。
今回のYUIMA NAKAZATOの新作コレクションをつくるために使用された生地は、実際に中里唯馬氏がケニアを訪れ、「clothes mountains 服の山」にある廃棄された衣料品約150kgを購入し、エプソンのDFTによって150メートル以上の不織布を製造している。
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