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HSF2024、国内外から1,847名が参加して閉幕

「無人化」提案で印刷産業の未来像を示す

2024年10月23日ニュース

 ホリゾングループ主催による進化したスマートファクトリーの可能性を提案するイベント「Horizon Smart Factory 2024(HSF2024)」が10月11日に閉幕した。

 「自動化から無人化へ」をコンセプトに掲げ、ホリゾン・本社びわこ工場内「Horizon Innovation Park」(滋賀県高島市)を会場に展開された今回のHSF2024は、海外ユーザー向け(10月2日〜4日)と国内ユーザー向け(10月9日〜11日)の2つの会期で開催され、海外から404名、国内から987名、スタッフ(ホリゾン以外)456名の延べ1,847名が参加した。

 HSF2024では、新たなステージとして「無人化」への取り組みを最新システムなどを通じて提案。消灯工場をイメージした「Lights Out」演出が施された「無人化ゾーン」では、「プリンターインライン無線綴じシステム」「ロボット投入無線綴じ製本システム」「無人化コンセプト〜中綴じ」「無人化コンセプト〜無線綴じ」の4つのシステムが展示された。
「無人化コンセプト〜中綴じ」システム
 「無人化コンセプト〜中綴じ」では、ホリゾンの中綴じ製本システム「iCE STITCHLINER Mark Ⅴ」にキヤノンの「imagePRESS V1000」とコニカミノルタの「AccurioPress C14000」の2台のプロダクションプリンターを連動した無人化生産を披露。実演では、2台のプロダクションプリンターで印刷を行い、1台のAGVが交互に印刷済みの用紙を搬送していく。中綴じ機の給紙部には、新製品の高速フィーダー「HSF-50」を接続し、AGVでプリンターの印刷用紙を直接積載することができる。中綴じ加工を終えると帯かけされ、ロボットが荷台への積み込みを行い、集荷場に搬送する。
オフライン設置された「AccurioPress C14000」に対してもAGVが印刷済み用紙を回収・搬送
 今回の展示システムは、2台のプロダクションプリンターを使用しているが、加工機のスピードに合わせた構成にすることで、プロダクションプリンターと後加工機の双方のパフォーマンスを最大限に活用した運用が可能となる。

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