キーワードで検索

JP2018 ICTと印刷展、デジタル印刷・自動化にフォーカス - 4月18日開幕

2018年4月13日ニュース

 関西印刷業界最大のイベント「JP2018 ICTと印刷展」(主催/JP産業展協会、西井幾雄会長)が間もなく開幕する。展示規模は71社・181小間(3月末現在)。新たなコンセプトのもと、4月18・19日の2日間開催される。

 「JP2018 ICTと印刷展」のテーマは「オンデマンドの時代〜企業再生に生かす自動化の形」。小ロット、多品種、高速処理が求められる時代の中で、機能を高める枚葉、連帳デジタル印刷機が、社会のニーズにどのような形で対応していけるのかを来場者に見出してもらうことを主眼に置いている。同時にデジタル印刷機や既存オフセット印刷機の後加工を充足する簡便自動化機器を広範に集約することに注力し、関係各メーカーの出展を促している。

 一方、小ロット、多品種処理の前提となる需要を獲得するためのアイデア製品の創出に新たな道を開くため、販促アイデア製品への関心を高めてもらう「販促アイデア館」を会場内に新設する。

 また、オフセットとデジタル印刷機の統合オペレーティングや、作業効率を高めるスケジュール管理、品質を維持する検査装置など、デジタル印刷機の自動化の威力をより高めるソフトソリューションをテーマに、主催者指定メーカー5社によるセミナーも開催する。

 JP展は、これまで近畿圏の中小印刷業の技術と経営情報を提供する役割を担って43回目の開催を迎える。最新の技術・生産設備を生みだすメーカー各社の技術力を世に問う機材展とは異なり、IGASやdrupaで発表された新技術や製品を通して、「これから印刷業界がどのような変化を見せることになるのか、その変化の中でどのような技術を、どのような形で取り込むことができるのか。なぜそれを考えなければならないのか」など、多くの情報の中から自社に合った独自路線を見つけてもらうことがJP展の役割である。

 「変わるデジタル社会の活況を支える側に立つ印刷業界として、より具体的な形で、より堅実な構想のもとに、体質強化策を見つけ出していけるJP展を、皆様の協力を得て確立していきたい」(主催者)

最新ニュース

jet-press-fp790_release_dp_tn.jpg

軟包装印刷向け水性インクジェットデジタルプレス「Jet Press FP790」発売

2024年3月26日

 富士フイルム(株)(後藤禎一社長・CEO)は、インクジェットデジタルプレス「Jet Press」シリーズの新ラインアップとして、軟包装印刷市場を対象とした水性インクジェットプレス「J...全文を読む

富士フイルム、ワイドフォーマットIJ向け「AQUAFUZE技術」を開発

2024年3月26日

 富士フイルム(株)(後藤禎一社長・CEO)は、ワイドフォーマットインクジェットプリンター向けに、水性顔料インクジェットインク中に光硬化性樹脂を安定的に分散させる独自技術「AQUAFU...全文を読む

kodak_drupa-2024-booth_dp_tn.jpg

コダック、drupa2024でインクジェットとオフセットのソリューション展開

2024年3月25日

 コダック社は、5月28日から開催される「drupa2024」に出展し、印刷会社の生産性と収益性向上を支援するために設計されたデジタルテクノロジーと従来の印刷ソリューションを展示する(...全文を読む

dp_tpj560hdx_drupa2024_tn.jpg

SCREEN GA、「Creating A Future In Print 〜Tech x Irodori〜」テーマにdrupa2024に出展

2024年3月15日

 (株)SCREENグラフィックソリューションズ(SCREEN GA)は、5月28日から6月7日までドイツ・ デュッセルドルフにおいて開催される国際印刷・メディア産業展「drupa 2...全文を読む

true-blue-textile_dp_tn.jpg

京セラ、繊維・アパレル業界の社会課題解決へ - TRUE BLUE TEXTILEプロジェクト始動

2024年3月15日

 京セラ(株)(谷本秀夫社長)は、繊維・アパレル業界の水質汚染などの社会課題の解決に貢献するため、水の使用量を極限まで削減したインクジェット捺染プリンター「FOREARTH」(フォレア...全文を読む

新着トピックス

osakainsatsu_hp_indigo_24_dp_tn.jpg

大阪印刷、6台のIndigoで急成長する同人誌印刷ビジネス〜選ばれる「デジオフ品質」

2024年2月21日ケーススタディ

 同人誌印刷ビジネスで急成長を遂げる大阪印刷(株)(大阪市西淀川区御幣島5-5-23、根田貴裕社長)。昨年11月に延床面積で旧社屋の3倍相当となる新社屋に移転し、この工場では6台の「H...全文を読む

dp_sunm_trophy_tn.jpg

サンエムカラー、8K印刷をJet Press 750Sで再現

2024年2月14日企業・経営

 豊富に蓄積した印刷技術を組み合わせながら夢と感動をクライアント、さらにはエンドユーザーに伝える「芸術の工業化」に取り組んでいる(株)サンエムカラー(本社/京都府京都市)は、2023年...全文を読む

dp_yamazen_ipa2023_photbook_rgb_tn.jpg

ヤマゼンコミュニケイションズ、VRの世界観を印刷物として提供

2024年1月26日企業・経営

 ヤマゼンコミュニケイションズ(株)(本社/栃木県宇都宮市、山本堅嗣宣社長)は、2023年度の「Innovation print Awards(以下、IPA)」において、「フォトブック...全文を読む

JP2018 ICTと印刷展、デジタル印刷・自動化にフォーカス - 4月18日開幕

2018年4月13日ニュース

  • twitter
  • facebook
  • line
  • テーマは「オンデマンドの時代〜企業再生に生かす自動化の形」テーマは「オンデマンドの時代〜企業再生に生かす自動化の形」

 関西印刷業界最大のイベント「JP2018 ICTと印刷展」(主催/JP産業展協会、西井幾雄会長)が間もなく開幕する。展示規模は71社・181小間(3月末現在)。新たなコンセプトのもと、4月18・19日の2日間開催される。

 「JP2018 ICTと印刷展」のテーマは「オンデマンドの時代〜企業再生に生かす自動化の形」。小ロット、多品種、高速処理が求められる時代の中で、機能を高める枚葉、連帳デジタル印刷機が、社会のニーズにどのような形で対応していけるのかを来場者に見出してもらうことを主眼に置いている。同時にデジタル印刷機や既存オフセット印刷機の後加工を充足する簡便自動化機器を広範に集約することに注力し、関係各メーカーの出展を促している。

 一方、小ロット、多品種処理の前提となる需要を獲得するためのアイデア製品の創出に新たな道を開くため、販促アイデア製品への関心を高めてもらう「販促アイデア館」を会場内に新設する。

 また、オフセットとデジタル印刷機の統合オペレーティングや、作業効率を高めるスケジュール管理、品質を維持する検査装置など、デジタル印刷機の自動化の威力をより高めるソフトソリューションをテーマに、主催者指定メーカー5社によるセミナーも開催する。

 JP展は、これまで近畿圏の中小印刷業の技術と経営情報を提供する役割を担って43回目の開催を迎える。最新の技術・生産設備を生みだすメーカー各社の技術力を世に問う機材展とは異なり、IGASやdrupaで発表された新技術や製品を通して、「これから印刷業界がどのような変化を見せることになるのか、その変化の中でどのような技術を、どのような形で取り込むことができるのか。なぜそれを考えなければならないのか」など、多くの情報の中から自社に合った独自路線を見つけてもらうことがJP展の役割である。

 「変わるデジタル社会の活況を支える側に立つ印刷業界として、より具体的な形で、より堅実な構想のもとに、体質強化策を見つけ出していけるJP展を、皆様の協力を得て確立していきたい」(主催者)

新着ニュース

新着トピックス

PAGE TOP