IGAS2018レポート|キヤノン、転写プロセス方式のB2+インクジェットフォトプレス「VOYAGER」
drupa2016で発表された転写プロセス方式の水性インクジェット印刷機(技術展示)
2018年7月31日ニュース
-
キヤノンブースのB2+インクジェットフォトプレス「VOYAGER(ボイジャー)」(プロトタイプ)の技術展示(実機展示はなし)が盛況だ。
drupa2016で発表された転写プロセス方式の水性インクジェット印刷機。インク(自社開発)は、まず紙ではなくブランケットに射出されてイメージを形成、水分を蒸発させてインクを薄膜化し、紙へ転写(印刷)する。この構造により、紙種を選ばず、フォトクオリティを様々な用紙に再現できるというメリットがある。プロセス的にはランダ社のNanographic Printing Processと近い考え方だが、内部プロセスはすべてキヤノンオリジナルの新規設計だという。シングルパス方式で、7色(CMYK+PhotoC/PhotoM/Gray)のページワイドプリントヘッドを搭載。搬送できる用紙サイズは最大B2++(788×600ミリ)で、イメージサイズは最大B2+(765×580)まで対応。印刷解像度は2,400×1,200dpiで、印刷スピードは、片面印刷時3,000枚/時、両面印刷時1,500枚/時。その他、ON/OFFできるグロスオプティマイザーも搭載している。
drupa2016では発売時期を2018年予定としていたが、現在は未定。
最新ニュース
日本HP、KADOKAWA「出版製造流通DXプロジェクト」を支援
2025年1月21日
(株)日本HP(本社/東京都港区、岡戸伸樹社長)は1月16日、(株)KADOKAWA(本社/東京都千代田区、夏野剛社長・CEO)の運営する埼玉県所沢市の大型文化複合施設「ところざわサ...全文を読む
2025年1月20日
ローランド ディー.ジー.(株)は、大判インクジェットプリンターTrueVISシリーズ「LG-640/540/300」と、DGXPRESSシリーズの「UG-642」で使用できる拡張テ...全文を読む
swissQprint、第5世代フラットベッド新モデル-生産性23%向上
2025年1月14日
swissQprintは、プラットフォームを全面的に刷新し、生産性、精度、アプリケーションの多用途性を新たなレベルへと引き上げたフラットベッド新世代モデルを発表した。新モデルは従来機...全文を読む
エプソン、よりサステナブルなデジタル捺染機Monna Lisa「ML-8000U」発売
2024年12月23日
エプソン販売(株)は、デジタル捺染機Monna Lisaシリーズの新商品として8ヘッド搭載モデル「ML-8000U」を12月18日より発売を開始した。 Monna Lisa「ML-...全文を読む
ハイデルベルグ社、3,000台目のバーサファイアシステムをドイツユーザーに納入
2024年12月18日
ハイデルベルグ社(ドイツ)は、ドイツ・バイエルン州オーバーハヒングに拠点を置くシュットナーオフセットドルック社(シュットナードルック社)に販売3,000台目となるバーサファイアデジタ...全文を読む
新着トピックス
FFGS、潜在ニーズ発見と技術検証の場として機能[Solution Design Lab.]
2024年12月23日企業・経営
富士フイルムグラフィックソリューションズ(株)(山田周一郎社長、以下「FFGS」)は今年6月、西麻布にあるショールームをデジタル印刷に特化した「課題解決の検証の場」としてフルリニュー...全文を読む
竹田印刷、多様な個性をかたちに〜アール・ブリュット作品を世界に発信
2024年12月6日企業・経営
竹田印刷(株)(本社/愛知県名古屋市)は、アール・ブリュット(障がい者の表現)作家が描いたデザインを用いて制作した印刷物を、2024年度の「Innovation Print Awar...全文を読む
奥村印刷、新たな価値を紙に付加〜「折り紙食器 beak」でIPA2024に入賞
2024年11月20日企業・経営
奥村印刷(株)(本社/東京都北区、奥村文泰社長)は、2024年度の「Innovation Print Awards(以下、IPA)」において、「サステナビリティ部門」第1位を獲得した...全文を読む
IGAS2018レポート|キヤノン、転写プロセス方式のB2+インクジェットフォトプレス「VOYAGER」
drupa2016で発表された転写プロセス方式の水性インクジェット印刷機(技術展示)
2018年7月31日ニュース
キヤノンブースのB2+インクジェットフォトプレス「VOYAGER(ボイジャー)」(プロトタイプ)の技術展示(実機展示はなし)が盛況だ。
drupa2016で発表された転写プロセス方式の水性インクジェット印刷機。インク(自社開発)は、まず紙ではなくブランケットに射出されてイメージを形成、水分を蒸発させてインクを薄膜化し、紙へ転写(印刷)する。この構造により、紙種を選ばず、フォトクオリティを様々な用紙に再現できるというメリットがある。プロセス的にはランダ社のNanographic Printing Processと近い考え方だが、内部プロセスはすべてキヤノンオリジナルの新規設計だという。
シングルパス方式で、7色(CMYK+PhotoC/PhotoM/Gray)のページワイドプリントヘッドを搭載。搬送できる用紙サイズは最大B2++(788×600ミリ)で、イメージサイズは最大B2+(765×580)まで対応。印刷解像度は2,400×1,200dpiで、印刷スピードは、片面印刷時3,000枚/時、両面印刷時1,500枚/時。その他、ON/OFFできるグロスオプティマイザーも搭載している。
drupa2016では発売時期を2018年予定としていたが、現在は未定。
新着ニュース
-
日本HP、KADOKAWA「出版製造流通DXプロジェクト」を支援
2025年1月21日 ニュース
-
ローランドDG、UVプリンターが紙器パッケージ製作に対応
2025年1月20日 ニュース
-
swissQprint、第5世代フラットベッド新モデル-生産性23%向上
2025年1月14日 ニュース
-
エプソン、よりサステナブルなデジタル捺染機Monna Lisa「ML-8000U」発売
2024年12月23日 ニュース
-
ハイデルベルグ社、3,000台目のバーサファイアシステムをドイツユーザーに納入
2024年12月18日 ニュース
新着トピックス
SNSランキング
- 41sharesローランドDG、UVプリンターが紙器パッケージ製作に対応
- 39sharesSCREEN、Hunkeler Innovationdaysでインクジェットと後加工機の連携披露
- 39sharesミマキ、印刷脱色技術実用化でタペストリーのアップサイクル実現
- 38sharesKOMORI、241名が来場した新春特別内覧会のデモ動画(Impremia IS29s」公開
- 36sharesエプソン、使いやすさと安定稼働を両立したエプソン初のDTF専用プリンター発売
- 33sharesFFGS、潜在ニーズ発見と技術検証の場として機能[Solution Design Lab.]
- 29sharesKOMORI、インクジェット印刷機とデジタル加飾機の連携披露
- 26sharesミヤコシ、軟包装向け水性インクジェット「MJP ADVANCED 45X for FILM」発表
- 25shares富士フイルムBI、デジタル印刷作品のコンテスト「IPA」の作品募集開始
- 25sharesSCREEN GA、高速連帳IJの次世代モデル「Truepress JET 520NX AD」発売