キーワードで検索

  • トップ>
  • ニュース>
  • アグフア、アポジー・クラウド国内初の月額変動方式を太洋社が採用

アグフア、アポジー・クラウド国内初の月額変動方式を太洋社が採用

ライセンスやクラウド上のサーバー構成を月単位で変更可能

2019年2月5日ニュース

 日本アグフア・ゲバルト(株)(岡本勝弘社長)は、クラウドワークフローの最新バージョン「アポジー・クラウド11.0」から利用可能になった新サービス「アポジー・クラウド サブスクリプション」を、(株)太洋社(本社/岐阜県、大道成則社長)が国内で初めて採用したことを発表した。

 アグフアは、1997年に世界初のPDFワークフロー「アポジー」を発表し、業界に先駆けてJDFにも対応。2010年には、面付け機能である「自動面付け アポジー・インポーズ」を発表するなど、業界に先駆けて独創的かつ先進的な製品を紹介してきた。

 2016年に発表した業界初のクラウドワークフロー「アポジー・クラウド」は、従来必要であった専用サーバーが不要になり、初期投資を抑え、月額制の中で常に最新バージョンが利用できる。また、セキュリティレベルの高いクラウドセンターに複数拠点のシステムを一元管理することで、管理の手間を削減し、BCP対策にも繋がるソリューションだ。柔軟性が上がることによる働き方改革の実績も出てきている。

 最新バージョンから利用可能になったアポジー・クラウド サブスクリプションは、アポジーのライセンスやクラウド上のサーバーの構成(CPU・メモリなど)を月単位で変更できるもの。各月のジョブ量に合わせて構成を変更できるため、必要なときのみ処理速度を向上させるなど、最小限のコストで最大の効果を得ることができる。

 アポジー・クラウドによって、高額な投資から月額の固定費へと転換できたワークフローへのコストを、アポジー・クラウド サブスクリプションによって、売上に比例する変動費に転換することが可能で、また逆に月額費固定のまま繁忙期のみシステムを強化するという方式も可能である。

 太洋社プリプレス事業部長の滝口善徳氏は、「利用料金の変動なく、最小限のコストで繁忙期に処理速度を上げることができるので、経営的にも現場的にも大きなメリットがある。今後、繁忙期はRIPエンジンやCPU、メモリを増やし、多くのタスクをロードバランスで同時かつ高速に処理できる。主に書籍を扱い、ジョブ量に対して処理データ量が多い当社にとって非常に効果的である」とコメントしている。

最新ニュース

dp_epson_ep_101_20250807_tn.jpg

エプソン、世界最少の小型軽量デジタルプリンター「EP-101」が「機械遺産」に選定

2025年8月7日

 セイコーエプソン(株)がエプソンミュージアム諏訪(長野県諏訪市)に所蔵している、1968年より発売した世界最小(同社調べ(当時))の小型軽量デジタルプリンター「EP-101」が、(一...全文を読む

dp_ricoh_pro_d1600_20250801_tn.jpg

リコー、広幅対応DTFプリンター「RICOH Pro D1600」を松井色素化学工業所に供給開始

2025年8月7日

 (株)リコー(大山晃社長)は、産業用テキスタイル印刷市場向けに、高生産性を実現する広幅対応Direct To Film(DTF)プリンター「RICOH Pro D1600」について、...全文を読む

dp_orobe_20250729_tn.jpg

コニカミノルタ、反応染料用インライン前処理インク「O'ROBE」の提供開始

2025年7月29日

 コニカミノルタ(株)(本社/東京都千代田区、大幸利充社長、以下、コニカミノルタ)は、インクジェットテキスタイルプリンター「Nassenger(ナッセンジャー)」シリーズ用インクとして...全文を読む

komori_landa_20250711_tn.jpg

KOMORI、Landa社の債務調整手続申請を受けその対応を報告

2025年7月14日

 (株)小森コーポレーション(東京都墨田区、持田訓社長、以下「KOMORI」)は7月11日、KOMORIの取引先であるイスラエルのLanda Corporation Ltd.(以下、「...全文を読む

parachute_dijital_20250630_tn.jpg

パラシュート、スマホで偽造品識別が可能なデジタル暗号化技術サービスの提供開始

2025年7月1日

 パラシュート(株)(東京都世田谷区、兵藤伊織社長)は2025年7月1日から、SaaSプラットフォームをベースとしたデジタル暗号化技術サービス(DET Service)の提供を開始した...全文を読む

新着トピックス

monna_pc1120_tn.jpg

門那シーリング印刷(大阪)、除電機能で作業効率向上[Revoria Press PC1120導入事例]

2025年8月8日ケーススタディ

 大阪を拠点に多種多様なシール・ラベルの製造を手がける門那シーリング印刷(株)(本社/大阪市西淀川区大野3-7-18門那宏徳社長)は、2023年9月に富士フイルムのプロダクションプリン...全文を読む

hp_ozaki_oguti_oosuga_sibata_20250730_tn.jpg

尾崎スクリーン、熱転写の新たな領域へ[HP Indigo 7K デジタル印刷機導入事例]

2025年8月4日ケーススタディ

 衣類などへの転写プリントに使用する熱転写シートの製造・販売を手掛ける(株)尾崎スクリーン(本社/香川県坂出市、瀧本悠子社長)は、「HP Indigo 7K デジタル印刷機」を活用した...全文を読む

リンクス、スキルレスで人材確保、育成期間短縮[JetPress750S導入事例]

2025年6月27日ケーススタディ

 「アイデア什器」の(株)リンクス(本社/岐阜県関市倉知2639-1、吉田哲也社長)は昨年11月、富士フイルムの枚葉インクジェットデジタルプレス「JetPress750S」(厚紙仕様)...全文を読む

アグフア、アポジー・クラウド国内初の月額変動方式を太洋社が採用

ライセンスやクラウド上のサーバー構成を月単位で変更可能

2019年2月5日ニュース

  • twitter
  • facebook
  • line

 日本アグフア・ゲバルト(株)(岡本勝弘社長)は、クラウドワークフローの最新バージョン「アポジー・クラウド11.0」から利用可能になった新サービス「アポジー・クラウド サブスクリプション」を、(株)太洋社(本社/岐阜県、大道成則社長)が国内で初めて採用したことを発表した。

 アグフアは、1997年に世界初のPDFワークフロー「アポジー」を発表し、業界に先駆けてJDFにも対応。2010年には、面付け機能である「自動面付け アポジー・インポーズ」を発表するなど、業界に先駆けて独創的かつ先進的な製品を紹介してきた。

 2016年に発表した業界初のクラウドワークフロー「アポジー・クラウド」は、従来必要であった専用サーバーが不要になり、初期投資を抑え、月額制の中で常に最新バージョンが利用できる。また、セキュリティレベルの高いクラウドセンターに複数拠点のシステムを一元管理することで、管理の手間を削減し、BCP対策にも繋がるソリューションだ。柔軟性が上がることによる働き方改革の実績も出てきている。

 最新バージョンから利用可能になったアポジー・クラウド サブスクリプションは、アポジーのライセンスやクラウド上のサーバーの構成(CPU・メモリなど)を月単位で変更できるもの。各月のジョブ量に合わせて構成を変更できるため、必要なときのみ処理速度を向上させるなど、最小限のコストで最大の効果を得ることができる。

 アポジー・クラウドによって、高額な投資から月額の固定費へと転換できたワークフローへのコストを、アポジー・クラウド サブスクリプションによって、売上に比例する変動費に転換することが可能で、また逆に月額費固定のまま繁忙期のみシステムを強化するという方式も可能である。

 太洋社プリプレス事業部長の滝口善徳氏は、「利用料金の変動なく、最小限のコストで繁忙期に処理速度を上げることができるので、経営的にも現場的にも大きなメリットがある。今後、繁忙期はRIPエンジンやCPU、メモリを増やし、多くのタスクをロードバランスで同時かつ高速に処理できる。主に書籍を扱い、ジョブ量に対して処理データ量が多い当社にとって非常に効果的である」とコメントしている。

新着ニュース

新着トピックス

PAGE TOP