帆風、4Dプリンティングシステム「オムニファイア250」を新サービスに活用
世界に1つのマイボールを作れるボールプリントサービス「MyBO+」開始
2019年4月23日ニュース
-
(株)帆風(東京都新宿区、犬養新嗣社長)は4月19日、同社・竹橋プリンティングセンターにおいて記者懇談会を開催し、今年2月に導入した4Dプリンティングシステム「オムニファイア250」を活用した新たなサービスの概要などについて説明した。
開催に先立ち、挨拶した須藤高幸取締役は、「『印刷』というと紙媒体をイメージする方が多いと思う。『印刷』は、紙だけにとらわれない、様々な活用方法がある。その『印刷』の魅力をコンシューマ市場からBtoB市場への発展させる設備として当社は、オムニファイアを導入した」と、導入に至った経緯について説明した。3次元オブジェクトに対応した4Dプリンティングシステム「オムニファイア250」は、ハイデルベルグ社の独創的な4D印刷技術を利用して、立体形状のあらゆるオブジェクトへの印刷を実現する。様々な形状、大きさ、素材の立体物に360度の加飾が行え、顧客のニーズにあわせて柔軟にカスタマイズが可能。これによりサッカーボールやペットボトルなど、大量生産される消費財にパーソナライズ印刷することが可能。直径30cmまでの球体・円筒形の周径に360度プリントが可能で、サッカーボールであれば、1個約3分でプリントすることができる。
制作手順としては、プリントをするボールなどエアーで吸引するロボットアームに固定。次にセンサーで印刷されるボールなどの詳細な凹凸を読み取り、インクのヘッドに当てるようにしてプリントを実行。プリントの際は、プラズマ照射を行った上で白インク、CMYKインクの順で塗布され、最終的にUV照射で完全定着させる。この動作により、これまで難しかったボールの縫い目にも確実かつ高品質なプリントが可能となる。
同社では、オムニファイア250導入と同時にフルカラーで1個から作れるボールプリントサービス「MyBO+(マイボプラス)」を立ち上げ、サービスを開始。同サービスでは、サッカーボールなどにオリジナルデザインや写真などをプリントできる。対応ボールは、サッカーボール、バスケットボール、バレーボール、野球ボール、ゴルフボールなどで、今後は商品アイテムを順次拡大していく方針。
また、同社では、誰でも簡単に注文できるようバリエーション豊富なテンプレートも用意している。最新ニュース
日本HP、KADOKAWA「出版製造流通DXプロジェクト」を支援
2025年1月21日
(株)日本HP(本社/東京都港区、岡戸伸樹社長)は1月16日、(株)KADOKAWA(本社/東京都千代田区、夏野剛社長・CEO)の運営する埼玉県所沢市の大型文化複合施設「ところざわサ...全文を読む
2025年1月20日
ローランド ディー.ジー.(株)は、大判インクジェットプリンターTrueVISシリーズ「LG-640/540/300」と、DGXPRESSシリーズの「UG-642」で使用できる拡張テ...全文を読む
swissQprint、第5世代フラットベッド新モデル-生産性23%向上
2025年1月14日
swissQprintは、プラットフォームを全面的に刷新し、生産性、精度、アプリケーションの多用途性を新たなレベルへと引き上げたフラットベッド新世代モデルを発表した。新モデルは従来機...全文を読む
エプソン、よりサステナブルなデジタル捺染機Monna Lisa「ML-8000U」発売
2024年12月23日
エプソン販売(株)は、デジタル捺染機Monna Lisaシリーズの新商品として8ヘッド搭載モデル「ML-8000U」を12月18日より発売を開始した。 Monna Lisa「ML-...全文を読む
ハイデルベルグ社、3,000台目のバーサファイアシステムをドイツユーザーに納入
2024年12月18日
ハイデルベルグ社(ドイツ)は、ドイツ・バイエルン州オーバーハヒングに拠点を置くシュットナーオフセットドルック社(シュットナードルック社)に販売3,000台目となるバーサファイアデジタ...全文を読む
新着トピックス
FFGS、潜在ニーズ発見と技術検証の場として機能[Solution Design Lab.]
2024年12月23日企業・経営
富士フイルムグラフィックソリューションズ(株)(山田周一郎社長、以下「FFGS」)は今年6月、西麻布にあるショールームをデジタル印刷に特化した「課題解決の検証の場」としてフルリニュー...全文を読む
竹田印刷、多様な個性をかたちに〜アール・ブリュット作品を世界に発信
2024年12月6日企業・経営
竹田印刷(株)(本社/愛知県名古屋市)は、アール・ブリュット(障がい者の表現)作家が描いたデザインを用いて制作した印刷物を、2024年度の「Innovation Print Awar...全文を読む
奥村印刷、新たな価値を紙に付加〜「折り紙食器 beak」でIPA2024に入賞
2024年11月20日企業・経営
奥村印刷(株)(本社/東京都北区、奥村文泰社長)は、2024年度の「Innovation Print Awards(以下、IPA)」において、「サステナビリティ部門」第1位を獲得した...全文を読む
帆風、4Dプリンティングシステム「オムニファイア250」を新サービスに活用
世界に1つのマイボールを作れるボールプリントサービス「MyBO+」開始
2019年4月23日ニュース
(株)帆風(東京都新宿区、犬養新嗣社長)は4月19日、同社・竹橋プリンティングセンターにおいて記者懇談会を開催し、今年2月に導入した4Dプリンティングシステム「オムニファイア250」を活用した新たなサービスの概要などについて説明した。
開催に先立ち、挨拶した須藤高幸取締役は、「『印刷』というと紙媒体をイメージする方が多いと思う。『印刷』は、紙だけにとらわれない、様々な活用方法がある。その『印刷』の魅力をコンシューマ市場からBtoB市場への発展させる設備として当社は、オムニファイアを導入した」と、導入に至った経緯について説明した。
3次元オブジェクトに対応した4Dプリンティングシステム「オムニファイア250」は、ハイデルベルグ社の独創的な4D印刷技術を利用して、立体形状のあらゆるオブジェクトへの印刷を実現する。様々な形状、大きさ、素材の立体物に360度の加飾が行え、顧客のニーズにあわせて柔軟にカスタマイズが可能。これによりサッカーボールやペットボトルなど、大量生産される消費財にパーソナライズ印刷することが可能。直径30cmまでの球体・円筒形の周径に360度プリントが可能で、サッカーボールであれば、1個約3分でプリントすることができる。
制作手順としては、プリントをするボールなどエアーで吸引するロボットアームに固定。次にセンサーで印刷されるボールなどの詳細な凹凸を読み取り、インクのヘッドに当てるようにしてプリントを実行。プリントの際は、プラズマ照射を行った上で白インク、CMYKインクの順で塗布され、最終的にUV照射で完全定着させる。この動作により、これまで難しかったボールの縫い目にも確実かつ高品質なプリントが可能となる。
同社では、オムニファイア250導入と同時にフルカラーで1個から作れるボールプリントサービス「MyBO+(マイボプラス)」を立ち上げ、サービスを開始。同サービスでは、サッカーボールなどにオリジナルデザインや写真などをプリントできる。対応ボールは、サッカーボール、バスケットボール、バレーボール、野球ボール、ゴルフボールなどで、今後は商品アイテムを順次拡大していく方針。
また、同社では、誰でも簡単に注文できるようバリエーション豊富なテンプレートも用意している。
新着ニュース
-
日本HP、KADOKAWA「出版製造流通DXプロジェクト」を支援
2025年1月21日 ニュース
-
ローランドDG、UVプリンターが紙器パッケージ製作に対応
2025年1月20日 ニュース
-
swissQprint、第5世代フラットベッド新モデル-生産性23%向上
2025年1月14日 ニュース
-
エプソン、よりサステナブルなデジタル捺染機Monna Lisa「ML-8000U」発売
2024年12月23日 ニュース
-
ハイデルベルグ社、3,000台目のバーサファイアシステムをドイツユーザーに納入
2024年12月18日 ニュース
新着トピックス
SNSランキング
- 41sharesローランドDG、UVプリンターが紙器パッケージ製作に対応
- 39sharesSCREEN、Hunkeler Innovationdaysでインクジェットと後加工機の連携披露
- 39sharesミマキ、印刷脱色技術実用化でタペストリーのアップサイクル実現
- 38sharesKOMORI、241名が来場した新春特別内覧会のデモ動画(Impremia IS29s」公開
- 36sharesエプソン、使いやすさと安定稼働を両立したエプソン初のDTF専用プリンター発売
- 33sharesFFGS、潜在ニーズ発見と技術検証の場として機能[Solution Design Lab.]
- 29sharesKOMORI、インクジェット印刷機とデジタル加飾機の連携披露
- 26sharesミヤコシ、軟包装向け水性インクジェット「MJP ADVANCED 45X for FILM」発表
- 25shares富士フイルムBI、デジタル印刷作品のコンテスト「IPA」の作品募集開始
- 25sharesSCREEN GA、高速連帳IJの次世代モデル「Truepress JET 520NX AD」発売