セイコーエプソン(株)(碓井稔社長)は、このほどPrecisionCoreプリントヘッドを搭載した「R&D用インクジェット装置」を開発した。同製品は、インクジェット技術の応用に関する研究開発を促進し、インクジェット技術の新たな用途を拡大することを目的に開発したもの。インクジェット技術を用いた生産プロセスの革新やインクジェットに適合した新素材の開発などに取り組む企業・研究機関向けに、2020年3月から日本国内での販売を開始する予定。

同社は、長期ビジョン「Epson 25」の第2期中期経営計画において、基本方針のひとつとして「資産の最大活用と協業・オープンイノベーションによる成長加速」を掲げており、とくに、インクジェットイノベーションにおいては、PrecisionCoreを中心としたコアデバイスを用いたインクジェットヘッド外販ビジネスとオープンイノベーションの強化を目指している。
今回の「R&D用インクジェット装置」の開発は、この方針に基づく、インクジェット技術を軸としたオープンイノベーションの取り組みの1つとなる。
「R&D用インクジェット装置」は、従来の社内装置と比較して大幅に省スペース化しながら、顧客の使いやすさを高めており、インクの噴射性能評価から任意の素材を用いた試作まで行うことができる。また、商品化後も、導入した顧客ニーズに応じて継続的に機能を拡充し、オプションとして提供する予定。
さらに、この「R&D用インクジェット装置」には、高精度で耐久性に優れた最先端のインクジェットプリントヘッド「PrecisionCoreプリントヘッド」を搭載している。同プリントヘットは、最小単位であるプリントチップを組み合わせることで、多様なヘッド構成に対応できる拡張性も有しているため、「R&D用インクジェット装置」を用いた研究開発を通じてインクジェット技術の新たな用途が確立された際には、同品質のプリントヘッドを実用に適した構成で供給することも可能となっている。
最新ニュース
SCREEN、京都芸大・月桂冠と産学連携 - 学生デザインラベルの日本酒商品化
2025年10月8日
京都市立芸術大学(以下「京都芸大」)、月桂冠(株)、(株)SCREENグラフィックソリューションズ(以下「SCREEN」)の3者は、産学連携による共同プロジェクトを実施し、京都芸大・...全文を読む
ミマキ、OGBS2025で昇華転写用IJプリンタ「TS200」を国内初披露
2025年10月2日
(株)ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、池田和明社長)は、9月30日と10月1日に東京・池袋のサンシャインシティにおいて開催されたオーダーグッズビジネスショー(OGBS)2...全文を読む
swissQprint Japan、VIPオープンハウスウィーク-10月28日〜31日
2025年10月1日
swissQprint Japan(株)(本社/横浜市港北区新横浜3-2-6、アドリアーノ・グット社長)は、顧客の要望に応え、最新世代のフラットベッドプリンタを紹介するオープンハウス...全文を読む
swissQprintスペイン、バルセロナ市内のより広い施設へ移転
2025年10月1日
swissQprintスペインは7年間の堅調な成長を経て、顧客へのサービス向上とチームに必要なスペースの確保のため、バルセロナ市内のより広い施設に移転した。 新しい施設は2階建てで...全文を読む
ミマキ、使いやすさと表現力を両立した昇華転写用IJプリンタ発表
2025年9月30日
(株)ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、池田和明社長)は、昇華転写用インクジェットプリンタ「TS200-1600(以下「TS200」)」を発表し、9月23日からイギリス・バ...全文を読む
新着トピックス
樋口印刷所(大阪)、下請け100%のJet Pressビジネスとは
2025年10月8日ケーススタディ
「刷り技術集団」として下請けに徹する(有)樋口印刷所(大阪市東住吉区桑津、樋口裕規社長)は、コロナ禍にあった2021年12月、富士フイルムの商業印刷向け枚葉インクジェットデジタルプレ...全文を読む
ダイコウラベル、新市場への進出に貢献〜デジタルの強みで顧客メリットを創出
2025年10月7日ケーススタディ
化粧品・コスメパッケージ印刷サービスを得意とする大光印刷(株)(京都府京都市、中村一紀社長)のグループ会社として化粧品・医療品業界向けラベルの製造・販売を担っている(株)ダイコウラベ...全文を読む
2025年10月1日製品・テクノロジー
産業⽤インクジェットプリンタ、カッティングプロッタ、3Dプリンタを手掛ける(株)ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、池田和明社長)は今年4月、同社初のUV-DTF(UV硬化式...全文を読む
セイコーエプソン、PrecisionCoreプリントヘッド搭載の「R&D用インクジェット装置」開発
2019年10月3日ニュース
セイコーエプソン(株)(碓井稔社長)は、このほどPrecisionCoreプリントヘッドを搭載した「R&D用インクジェット装置」を開発した。同製品は、インクジェット技術の応用に関する研究開発を促進し、インクジェット技術の新たな用途を拡大することを目的に開発したもの。インクジェット技術を用いた生産プロセスの革新やインクジェットに適合した新素材の開発などに取り組む企業・研究機関向けに、2020年3月から日本国内での販売を開始する予定。

同社は、長期ビジョン「Epson 25」の第2期中期経営計画において、基本方針のひとつとして「資産の最大活用と協業・オープンイノベーションによる成長加速」を掲げており、とくに、インクジェットイノベーションにおいては、PrecisionCoreを中心としたコアデバイスを用いたインクジェットヘッド外販ビジネスとオープンイノベーションの強化を目指している。
今回の「R&D用インクジェット装置」の開発は、この方針に基づく、インクジェット技術を軸としたオープンイノベーションの取り組みの1つとなる。
「R&D用インクジェット装置」は、従来の社内装置と比較して大幅に省スペース化しながら、顧客の使いやすさを高めており、インクの噴射性能評価から任意の素材を用いた試作まで行うことができる。また、商品化後も、導入した顧客ニーズに応じて継続的に機能を拡充し、オプションとして提供する予定。
さらに、この「R&D用インクジェット装置」には、高精度で耐久性に優れた最先端のインクジェットプリントヘッド「PrecisionCoreプリントヘッド」を搭載している。同プリントヘットは、最小単位であるプリントチップを組み合わせることで、多様なヘッド構成に対応できる拡張性も有しているため、「R&D用インクジェット装置」を用いた研究開発を通じてインクジェット技術の新たな用途が確立された際には、同品質のプリントヘッドを実用に適した構成で供給することも可能となっている。
新着ニュース
-
SCREEN、京都芸大・月桂冠と産学連携 - 学生デザインラベルの日本酒商品化
2025年10月8日 ニュース
-
ミマキ、OGBS2025で昇華転写用IJプリンタ「TS200」を国内初披露
2025年10月2日 ニュース
-
swissQprint Japan、VIPオープンハウスウィーク-10月28日〜31日
2025年10月1日 ニュース
-
swissQprintスペイン、バルセロナ市内のより広い施設へ移転
2025年10月1日 ニュース
-
ミマキ、使いやすさと表現力を両立した昇華転写用IJプリンタ発表
2025年9月30日 ニュース
新着トピックス
SNSランキング
- 63shares講談社、フルデジタル書籍生産システムが新たな領域に
- 50sharesリコー、企業内・商用印刷の幅広いニーズに対応するカラー機の新機種発売
- 44shares富士フイルムBI、デジタル印刷ワークフローソフトウェアが「IDEA」ファイナリストに
- 40shares樋口印刷所(大阪)、下請け100%のJet Pressビジネスとは
- 38shares門那シーリング印刷(大阪)、除電機能で作業効率向上[Revoria Press PC1120導入事例]
- 38sharesコニカミノルタジャパン、AccurioDays2025で新たなフラッグシップモデルを公開
- 37sharesSCREEN GAとSCREEN GPJ、「パッケージに彩りを」テーマに「JAPAN PACK 2025」に出展
- 35sharesSCREEN、インクジェット技術を核とした未来のオープンイノベーション拠点開設
- 30sharesコニカミノルタジャパン、機能強化モデル「AccurioPress C7100 ENHANCED」発売
- 28sharesパラシュート、Webプラットフォームをベースとした販促資材管理サービスの提供開始










