キヤノン、成果物の多様化と作業の効率化を実現する旗艦モデル発売
2020年9月11日ニュース
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キヤノンは、プロダクションプリンター「imagePRESS(イメージプレス)」シリーズの新製品として、「imagePRESS C10010VP/C9010VP」を10月中旬に発売する。
「imagePRESS C10010VP/C9010VP」(出力速度はそれぞれ毎分100枚、毎分90枚。ともにA4ヨコ)は、従来機種の高画質・高信頼性・高生産性を継承し、さらに長尺用紙や厚紙、合成紙などの用紙への対応力を強化している。用紙の搬送力向上により、400g/平米までの厚紙に対応可能となり、重厚で高級感のある名刺やポストカードなども作成できる。また、合成紙への対応も強化し、耐水・耐久性が求められる飲食店のメニューなどの印刷も可能。
用紙の安定した搬送を実現するために、用紙搬送路を直線にしたストレートパスを採用。これにより最長1300mm(片面)までの長尺用紙に対応し、長尺POPや中吊りポスターなどを作成することが可能。また、最長762mmまでの長尺用紙の自動両面印刷に対応することで、A4サイズ3面の見開き折りのメニューやパンフレットなどの両面印刷物も容易に作成できる。
さらに、「PODデッキライトXL-A2」(2020年10月下旬発売)との接続で最長762mmの長尺用紙(300g/平米)を1,000枚まで給紙でき、大量の長尺用紙の連続印刷を可能としている。
また、用紙の種類により搬送経路を変えるデュアル定着システムを採用により、厚さの異なる用紙が混在する冊子やパンフレットなども出力速度を落とすことなく印刷可能。加えて内蔵の分光センサーにより、ボタンを押すだけで簡単に色味の確認やエンジン/コントローラーの色味調整ができ、測色器による測色の手間を削減する。32本の赤色マルチレーザーを照射する「R-VCSEL(Red-Vertical Cavity Surface Emitting Laser)」を採用したレーザースキャナーを搭載することにより、プリント解像度2,400dpi×2,400dpiの高精細な画質を実現。これにより文字や細線の忠実な再現や、粒状感を抑えた滑らかな表現が可能となっている。
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用紙の搬送力向上により、400g/平米までの厚紙に対応可能となり、重厚で高級感のある名刺やポストカードなども作成できる。また、合成紙への対応も強化し、耐水・耐久性が求められる飲食店のメニューなどの印刷も可能。
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