キーワードで検索

drupa、デジタルサービス「drupa preview」でハイブリッド展開

「Conference」「Exhibition」「Networking」の3つで構成

2020年9月11日ニュース

 drupaは、「drupa preview」を10月からスタートさせ、デジタルサービスを拡充する。

メッセの会期は、2021年4月20日から28日の9日間

 実際に行われるメッセにデジタルコンテンツを融合させることで、drupaが開幕する2021年4月までの情報交換を円滑化するのが狙い。drupa previewは、出展・来場者に情報の入手やトレンドについての議論、製品を紹介できる手段を提供するもので、「Conference」「Exhibition」「Networking」の3つで構成される。

 「Conference Area」では、講演、動画、インタビューなどを配信。ウェブ上でのセッションに無料で参加できるほか、講演者とチャットもできる。その後、動画はオンデマンド配信される。

 「Exhibitor Space」では、展示会場に出展される製品が紹介され、来場予定者は早期の段階から見学内容を計画できる。

 さらに「Networking Plaza」では、ミーティングの調整も可能である。ここでは、オンライン上で商談ができ、2021年4月の会期中にコンタクトを深めることも容易になる。

 drupa本部長兼印刷・メディア産業メッセ統括であるS.ゲルダーマン氏は、「感染症の世界的大流行は、われわれに新たな課題と挑戦を突き付け、ついにはデジタル化を促した」とした上で、「いわゆるハイブリッド型drupaとともに、実際の視察が叶わない来場者に対し、われわれは業界のビジネスの場への参加機会を創出する。同時に、国際色豊かな来場者とコンタクトを取るという出展者の要求にも応える。このポータルを通じて、drupaは世界の印刷・メディア産業をひとつにしていきたい」とコメントしている。

 drupa previewは無料で利用でき、登録後、コンテンツや動画をいつでも閲覧可能だが、ウェブ上でのセッションや生中継の講演、ビジネスマッチングは有料で、別途登録が必要になる。ライブセッションの内容や配信予定については、準備が整い次第発表する予定。

最新ニュース

kyocera_drupa24_taskalfa_pro_55000c_dp_tn.jpg

京セラ、コート紙への印刷可能〜商業用インクジェットプリンター新製品展示

2024年4月17日

 京セラドキュメントソリューションズ(株)(安藤博教社長)は、「drupa2024」に出展し、「Small footprint,big potential」をコンセプトに、商業用・産業...全文を読む

morisawa_variablefonts_dp_tn.jpg

モリサワ、初の和文バリアブルフォント「DriveFlux」発表

2024年4月17日

 (株)モリサワ(森澤彰彦社長)は、2024年度の新書体として、同社初となる和文バリアブルフォント「DriveFlux(ドライブフラックス/仮称)」を開発中であることを発表した。  「...全文を読む

dp_fb_samba_20240416_tn.jpg

富士フイルムBI、高精細な画質と高速印刷を両立するプリントヘッドの駆動技術を新開発

2024年4月16日

 富士フイルムビジネスイノベーション(株)(本社/東京都港区、浜直樹社長・CEO)は、商業印刷用の高速ロール紙カラーインクジェットプリンター向けに、1,200×1,200dpiの解像度...全文を読む

fujifilm_drupa2024_jet-press-1160cfg_dp_tn.jpg

富士フイルム、drupa2024で商印向け連帳IJプリンター「Jet Press 1160CFG」公開

2024年4月4日

富士フイルムグループは、drupa2024 において世界展開する商業印刷向け連帳インクジェットプリンター「Jet Press 1160CFG」を初出展する。  同社は、1970年代後半...全文を読む

fujifilm_drupa2024_revoria-press-gc12500_dp_tn.jpg

富士フイルム、世界初の乾式トナーB2枚葉デジタルプレスを欧州初展示

2024年4月4日

  富士フイルム(株)(後藤禎一社長・CEO)はdrupa2024に出展し、世界初の乾式トナー方式によるB2サイズ枚葉デジタルプレス「Revoria Press GC12500」を欧州...全文を読む

新着トピックス

ffgs_digital24_tn.jpg

FFGS、製造現場の可視化・分析で印刷DXを支援

2024年4月5日マーケティング

 富士フイルムグラフィックソリューションズ(株)(山田周一郎社長、以下「FFGS」)が、印刷DXの支援活動を強化している。同活動は、製造現場を可視化・分析することで課題を抽出し、QCD...全文を読む

osakainsatsu_tec_coater_dp_mini.jpg

テクノロール、純国産機の「安心」提供[A3ノビサイズ枚葉コーター機]

2024年4月4日製品・テクノロジー

 印刷用ゴムロールおよび関連資材メーカーのテクノロール(株)(本社/大阪府和泉市テクノステージ3-4-5、畑中一辰社長)が開発したA3ノビサイズ対応の枚葉コーター機「TEC COATE...全文を読む

kodak_mercury_prosper7000.jpg

コダックジャパン、頁物印刷とパーソナライズDMの市場開拓へ

2024年4月3日スペシャリスト

 コダックジャパンは、日本市場において「効率性」にフォーカスした「頁物印刷」と、郵便料金改定とSDGsを起点とした「パーソナライズDM」という2つの市場に向けたインクジェットプリンティ...全文を読む

drupa、デジタルサービス「drupa preview」でハイブリッド展開

「Conference」「Exhibition」「Networking」の3つで構成

2020年9月11日ニュース

  • twitter
  • facebook
  • line

 drupaは、「drupa preview」を10月からスタートさせ、デジタルサービスを拡充する。

メッセの会期は、2021年4月20日から28日の9日間

 実際に行われるメッセにデジタルコンテンツを融合させることで、drupaが開幕する2021年4月までの情報交換を円滑化するのが狙い。drupa previewは、出展・来場者に情報の入手やトレンドについての議論、製品を紹介できる手段を提供するもので、「Conference」「Exhibition」「Networking」の3つで構成される。

 「Conference Area」では、講演、動画、インタビューなどを配信。ウェブ上でのセッションに無料で参加できるほか、講演者とチャットもできる。その後、動画はオンデマンド配信される。

 「Exhibitor Space」では、展示会場に出展される製品が紹介され、来場予定者は早期の段階から見学内容を計画できる。

 さらに「Networking Plaza」では、ミーティングの調整も可能である。ここでは、オンライン上で商談ができ、2021年4月の会期中にコンタクトを深めることも容易になる。

 drupa本部長兼印刷・メディア産業メッセ統括であるS.ゲルダーマン氏は、「感染症の世界的大流行は、われわれに新たな課題と挑戦を突き付け、ついにはデジタル化を促した」とした上で、「いわゆるハイブリッド型drupaとともに、実際の視察が叶わない来場者に対し、われわれは業界のビジネスの場への参加機会を創出する。同時に、国際色豊かな来場者とコンタクトを取るという出展者の要求にも応える。このポータルを通じて、drupaは世界の印刷・メディア産業をひとつにしていきたい」とコメントしている。

 drupa previewは無料で利用でき、登録後、コンテンツや動画をいつでも閲覧可能だが、ウェブ上でのセッションや生中継の講演、ビジネスマッチングは有料で、別途登録が必要になる。ライブセッションの内容や配信予定については、準備が整い次第発表する予定。

新着ニュース

新着トピックス

PAGE TOP