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page2021、リアルとオンラインによるハイブリッド開催へ

2020年12月10日ニュース

 (公社)日本印刷技術協会(JAGAT、塚田司郎会長)は12月7日、東京・杉並のJAGAT本社において記者会見を開き、2021年2月に開催する毎年恒例の印刷総合イベント「page2021」の概要について発表した。34回目となる今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、リアルとオンラインを併用したハイブリッド方式で最新情報を発信していく。テーマは、コロナ禍で激変した社会情勢に対応する、新たな指針を見つけていくとの想いを込めて「リセット・ザ・フューチャー」と定めている。
テーマは「リセット・ザ・フューチャー」
 記者会見の冒頭、挨拶した塚田会長は「コロナ禍の今年は、JAGAT主催のイベントもほとんどがオンラインで開催された。page展の開催方式についても、様々な議論を重ねてきた。印刷関連の展示会が中止や延期となる中、出展社からは、page展開催の要望も多く寄せられていた。そこで感染防止対策と出展社ニーズを両立する手法として、リアルとオンラインを併用したハイブリッド展として開催することとした」と、今回の開催方式決定の経緯について説明した。

 「page2021」は、リアル展示会とオンライン展示会を併催するハイブリッド展示会として開催される。2021年2月3日から5日までの3日間を会期とするリアル展示会は、これまで同様、サンシャインシティ文化会館・展示ホールB・C・Dを使用し、出展95社・350小間(2020年12月7日現在)の規模で開催される。さらに今回は、展示ホールCおよびD内に100名を収容できるセミナー会場を設置し、基調講演を含む27本の無料セミナーを併催する。

 開催初日に企画されている基調講演では、JAGATの塚田会長をはじめ、森澤彰彦副会長、網野勝彦副会長、郡司秀明専務理事の4氏が登壇し、「リセット・ザ・フューチャー」をテーマにディスカッションが行われる。また、会場内で行われる無料セミナーは、印刷会社や関連メーカーによる注目のソリューションや取り組みを紹介する「フレッシュセミナー」13本(展示ホールD)、有力メーカーによる注目のソリューションや技術・サービスを解説する「スポンサーズセミナー」13本(展示ホールC)が用意されている。

 リアル展示会終了後の2月8日からは、初の試みとなるオンライン展示会「page2021オンライン」を開催する。オンライン展示会では、各種製品やサービスの紹介のほか、動画やチャット、名刺交換など多彩な機能を活用し、会期にとらわれない情報発信を2月28日まで行っていく。さらにリアル展示会で実施された無料セミナーに加え、JAGATミニセミナー(5〜10本)も視聴することができる。オンライン展示会の出展社は、12月7日時点で30社となっている。

 また、展示会とともにpage展の柱となるカンファレンスについては、聴講者の安心・安全を考慮し、今回はリアル開催を断念してオンラインを駆使したハイブリットカンファレンスとして2月8日より配信を開始していく。ハイブリットカンファレンスでは、ライブストリーミング配信による9本(8日〜26日まで月、水、金曜日に配信)のセッションのほか、オンライン展示会で公開しているセミナーの視聴も可能となっている。参加料は、1万円(税込)/1本となっている。

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 (公社)日本印刷技術協会(JAGAT、塚田司郎会長)は12月7日、東京・杉並のJAGAT本社において記者会見を開き、2021年2月に開催する毎年恒例の印刷総合イベント「page2021」の概要について発表した。34回目となる今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、リアルとオンラインを併用したハイブリッド方式で最新情報を発信していく。テーマは、コロナ禍で激変した社会情勢に対応する、新たな指針を見つけていくとの想いを込めて「リセット・ザ・フューチャー」と定めている。
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