セイコーエプソン(株)の「インクジェット双方向印刷における印刷ムラ低減法の発明(特許第4635762号)」が、このほど(公社)発明協会が主催する令和4年度全国発明表彰において「文部科学大臣賞」を受賞した。同社が同賞を受賞したのは、平成18年度の「プリチャージ駆動方式の液晶表示装置の発明(特許第2669418号)」以来2回目、また、全国発明表彰における受賞は、昨年の「内閣総理大臣賞」に続いて2年連続となる。
全国発明表彰は、日本における優れた発明・意匠を完成した者、並びに発明の実施及び奨励に関し、功績のあった方々を顕彰することにより発明の奨励・育成を図り、我が国科学技術の向上と産業の振興に寄与することを目的に開催されるもの。
今回受賞した文部科学大臣賞は、科学技術的に秀でた進歩性を有し、かつ顕著な実施効果を挙げている発明などを対象とする第1表彰区分において、恩賜発明賞、内閣総理大臣賞に次ぐ賞となる。

今回表彰の対象となった発明は、プリントヘッドを往復走査する双方向印刷を行うインクジェットプリンターにおいて、往走査と復走査の各走査でのインク吐出により形成されるドットパターンをおのおののドット分布に偏りがないように分散配置することによって、双方向印刷時の画像ざらつき発生を防止した技術が評価された。同技術により、ホーム・ビジネス、写真、商業産業のさまざまな分野への高速・高画質印刷のインクジェットプリンターの提供を実現した。
なお、表彰式は6月30日、The Okura Tokyo(東京都港区)において開催される予定。
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