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リコー、ガンバ大阪とエリアマーケティング支援サービスの実証実験を実施

2023年8月2日ニュース

 (株)リコー(大山晃社長)は、(株)ガンバ大阪(小野忠史社長)と、ガンバ大阪ホームタウンエリア(北摂7市)を中心にガンバ大阪のオリジナルグッズを配布するキャンペーンを通じて、グッズの包材にオンデマンド印字されたQRコードから取得したデータを集計し提供する、マーケティング支援サービスの実証実験を実施した。
配布したオリジナルグッズ(©GAMBA OSAKA)
 同サービスは、QRコードをはじめとしたキャンペーン概要をオリジナルグッズの包材に、リコーのラベルレスサーマル(メディアへ直接オンデマンド印字する技術)を活用して印字し、QRコードを介して得られたデータをリコーが収集・分析するもの。オンデマンド印字により1つ1つユニークなQRコードを直接印字しており、読み込むとアンケートに遷移し回答を得られるだけでなく、遷移先のアンケートの回答とQRコードに紐づけられたグッズの配布場所情報を結びつけることで、一般的な統計データよりも細かなエリアごとのユーザー属性情報を取得できる。

 QRコードを印刷したチラシを配布し、同様のキャンペーンを行った場合、一般的にQRコードの読み込み率が数パーセントであるのに対し、同実証実験では、26%と非常に高く、多くのデータを収集することができた。収集したデータは、リコーで分析し、ガンバ大阪へ提供することで、今後のエリアマーケティング施策の検討に役立てられる。
実証実験を行った7月16日の試合の様子(©GAMBA OSAKA)
 今回の実証実験の実施に関し、ガンバ大阪の小野社長は「今回、リコーとパートナー契約を結ばせてもらい、新しい取り組みを共に実施できたことを感謝申し上げる。また、今回のキャンペーンの結果は、今後のクラブとしてのマーケティング活動の参考となる内容であった。今後もリコーと様々なチャレンジを行っていきたいと考えている」とコメントしている。

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 (株)リコー(大山晃社長)は、(株)ガンバ大阪(小野忠史社長)と、ガンバ大阪ホームタウンエリア(北摂7市)を中心にガンバ大阪のオリジナルグッズを配布するキャンペーンを通じて、グッズの包材にオンデマンド印字されたQRコードから取得したデータを集計し提供する、マーケティング支援サービスの実証実験を実施した。
配布したオリジナルグッズ(©GAMBA OSAKA)
 同サービスは、QRコードをはじめとしたキャンペーン概要をオリジナルグッズの包材に、リコーのラベルレスサーマル(メディアへ直接オンデマンド印字する技術)を活用して印字し、QRコードを介して得られたデータをリコーが収集・分析するもの。オンデマンド印字により1つ1つユニークなQRコードを直接印字しており、読み込むとアンケートに遷移し回答を得られるだけでなく、遷移先のアンケートの回答とQRコードに紐づけられたグッズの配布場所情報を結びつけることで、一般的な統計データよりも細かなエリアごとのユーザー属性情報を取得できる。

 QRコードを印刷したチラシを配布し、同様のキャンペーンを行った場合、一般的にQRコードの読み込み率が数パーセントであるのに対し、同実証実験では、26%と非常に高く、多くのデータを収集することができた。収集したデータは、リコーで分析し、ガンバ大阪へ提供することで、今後のエリアマーケティング施策の検討に役立てられる。
実証実験を行った7月16日の試合の様子(©GAMBA OSAKA)
 今回の実証実験の実施に関し、ガンバ大阪の小野社長は「今回、リコーとパートナー契約を結ばせてもらい、新しい取り組みを共に実施できたことを感謝申し上げる。また、今回のキャンペーンの結果は、今後のクラブとしてのマーケティング活動の参考となる内容であった。今後もリコーと様々なチャレンジを行っていきたいと考えている」とコメントしている。

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