キーワードで検索

コニカミノルタ、drupa2024でB2サイズの新機種「AccurioJet 60000」公開

テーマは"See the Potential in the Future of Print"

2024年3月26日ニュース

 コニカミノルタ(株)(本社/東京都千代田区、大幸利充社長)は、5月28日から6月7日まで、ドイツ・デュッセルドルフで開催される世界最大規模の印刷・メディア産業展「drupa2024」のホール8Bにて、業界最大級となる2,400平米で出展する。
テーマは"See the Potential in the Future of Print"
 同社は、デジタル印刷により、付加価値の高い印刷物を高い生産性で提供することで、印刷会社の持続的成長と事業拡大を支援してきた。今回のdrupaでは"See the Potential in the Future of Print"をテーマに、長年印刷に関わる人々に寄り添うことで培った独自の技術とノウハウを最大限に活用し、印刷会社の将来像を提案していく。

【出展内容】

◎次世代B2サイズHS-UVインクジェット印刷機 AccurioJet 60000(初出展)
 
 2016年の発売以来世界中で、各種印刷用紙やPVCプラスティックなど様々な印刷用途に使用されているAccurioJet(アキュリオジェット) KM-1/KM-1eの品質と機能をさらに強化した最上位機種AccurioJet 60000を初出展。6,000枚/時の高生産性と自動化・省力化を向上させたスループットの最大化に加え、HS-UV(High-definition,Single-pass UV)インク使用により、オフセット印刷に迫る高画質・艶感の再現性はそのままにハイレベルな色安定性を簡単操作で実現する。

◎印刷・加飾・後加工の統合生産システム AlphaJET(MGI社との共同出展)
 
 パッケージ印刷では、印刷物にスポットニスによるレリーフ感や箔押しなどの加飾を施すことで高級感の演出や顧客の嗜好に合わせたニーズに対応しているが、これらの版の作成や各工程が多くの会社や部署に分散しているため、余分な印刷の発生や時間の消費が課題となっている。
 同社がパートナーであるMGI Digital Technology(フランス)とともに提供するAlphaJET(アルファジェット)は、インクジェット印刷から加飾印刷や後加工も含めた一気通貫の生産システム。パッケージ印刷でデジタル化の妨げになっていた工程間の連携を一つのシステムに統合することで、工程時間の大幅な短縮、設置床面積や廃棄物の削減、クリーンな労働環境を実現する。今回のdrupaでは、初めて動態でのフルシステム展示を行う。

◎独自技術による印刷ワークフロー全体の効率化支援
 
 同社は、トナー方式のプロダクション機でデジタル印刷市場に参入して以来、顧客の印刷ワークフローに入り込みながら課題を把握し、その独自技術により解決することで高い評価を得てきた。独自のセンシング技術を応用したIQ-501をはじめとする自動測色管理・自動検品機能を備えた品質最適化オプションやカラーマネジメントツールでは、習熟度や経験を必要としない印刷工程の大幅省力化と効率的な運用を実現している。
 画像IoTプラットフォームFORXAI(フォーサイ)の技術応用では、印刷機の稼働状況可視化によるダウンタイムの削減や、AMR(Autonomous Mobile Robot)による印刷用紙の配送自動化システム、アーム型協働ロボットなどを展示し、工程省力化と印刷現場の安全・安心を提案する。

◎幅広い用途に広がるインクジェットヘッド技術

 同社は、祖業のカメラとフィルム事業で培った精密加工技術とケミカルの技術を強みとしたインクジェットヘッドを自社のデジタル印刷機に使用するとともに、サイン用大判プリンターメーカーをはじめ多種多様な産業用プリンターメーカーにグローバルに提供している。さらにハイギャップ印刷が可能な強みを生かし、今後成長が見込まれるダンボールや建材に加え、工業用途への応用を拡大していく。

最新ニュース

morisawa_variablefonts_dp_tn.jpg

モリサワ、初の和文バリアブルフォント「DriveFlux」発表

2024年4月17日

 (株)モリサワ(森澤彰彦社長)は、2024年度の新書体として、同社初となる和文バリアブルフォント「DriveFlux(ドライブフラックス/仮称)」を開発中であることを発表した。  「...全文を読む

dp_fb_samba_20240416_tn.jpg

富士フイルムBI、高精細な画質と高速印刷を両立するプリントヘッドの駆動技術を新開発

2024年4月16日

 富士フイルムビジネスイノベーション(株)(本社/東京都港区、浜直樹社長・CEO)は、商業印刷用の高速ロール紙カラーインクジェットプリンター向けに、1,200×1,200dpiの解像度...全文を読む

fujifilm_drupa2024_jet-press-1160cfg_dp_tn.jpg

富士フイルム、drupa2024で商印向け連帳IJプリンター「Jet Press 1160CFG」公開

2024年4月4日

富士フイルムグループは、drupa2024 において世界展開する商業印刷向け連帳インクジェットプリンター「Jet Press 1160CFG」を初出展する。  同社は、1970年代後半...全文を読む

fujifilm_drupa2024_revoria-press-gc12500_dp_tn.jpg

富士フイルム、世界初の乾式トナーB2枚葉デジタルプレスを欧州初展示

2024年4月4日

  富士フイルム(株)(後藤禎一社長・CEO)はdrupa2024に出展し、世界初の乾式トナー方式によるB2サイズ枚葉デジタルプレス「Revoria Press GC12500」を欧州...全文を読む

dp_wf1_l649_tn.jpg

ブラザー、水性顔料ラテックスインクを搭載した大判プリンター「WF1-L640」発売

2024年4月1日

 ブラザー工業(株)の国内販売子会社であるブラザー販売(株)は、屋外広告、各種ポスター、インテリアデコレーションなどのサイン・ディスプレー用途向け大判プリンターの新機種として、ラテック...全文を読む

新着トピックス

ffgs_digital24_tn.jpg

FFGS、製造現場の可視化・分析で印刷DXを支援

2024年4月5日マーケティング

 富士フイルムグラフィックソリューションズ(株)(山田周一郎社長、以下「FFGS」)が、印刷DXの支援活動を強化している。同活動は、製造現場を可視化・分析することで課題を抽出し、QCD...全文を読む

osakainsatsu_tec_coater_dp_mini.jpg

テクノロール、純国産機の「安心」提供[A3ノビサイズ枚葉コーター機]

2024年4月4日製品・テクノロジー

 印刷用ゴムロールおよび関連資材メーカーのテクノロール(株)(本社/大阪府和泉市テクノステージ3-4-5、畑中一辰社長)が開発したA3ノビサイズ対応の枚葉コーター機「TEC COATE...全文を読む

kodak_mercury_prosper7000.jpg

コダックジャパン、頁物印刷とパーソナライズDMの市場開拓へ

2024年4月3日スペシャリスト

 コダックジャパンは、日本市場において「効率性」にフォーカスした「頁物印刷」と、郵便料金改定とSDGsを起点とした「パーソナライズDM」という2つの市場に向けたインクジェットプリンティ...全文を読む

コニカミノルタ、drupa2024でB2サイズの新機種「AccurioJet 60000」公開

テーマは"See the Potential in the Future of Print"

2024年3月26日ニュース

  • twitter
  • facebook
  • line

 コニカミノルタ(株)(本社/東京都千代田区、大幸利充社長)は、5月28日から6月7日まで、ドイツ・デュッセルドルフで開催される世界最大規模の印刷・メディア産業展「drupa2024」のホール8Bにて、業界最大級となる2,400平米で出展する。
テーマは"See the Potential in the Future of Print"
 同社は、デジタル印刷により、付加価値の高い印刷物を高い生産性で提供することで、印刷会社の持続的成長と事業拡大を支援してきた。今回のdrupaでは"See the Potential in the Future of Print"をテーマに、長年印刷に関わる人々に寄り添うことで培った独自の技術とノウハウを最大限に活用し、印刷会社の将来像を提案していく。

【出展内容】

◎次世代B2サイズHS-UVインクジェット印刷機 AccurioJet 60000(初出展)
 
 2016年の発売以来世界中で、各種印刷用紙やPVCプラスティックなど様々な印刷用途に使用されているAccurioJet(アキュリオジェット) KM-1/KM-1eの品質と機能をさらに強化した最上位機種AccurioJet 60000を初出展。6,000枚/時の高生産性と自動化・省力化を向上させたスループットの最大化に加え、HS-UV(High-definition,Single-pass UV)インク使用により、オフセット印刷に迫る高画質・艶感の再現性はそのままにハイレベルな色安定性を簡単操作で実現する。

◎印刷・加飾・後加工の統合生産システム AlphaJET(MGI社との共同出展)
 
 パッケージ印刷では、印刷物にスポットニスによるレリーフ感や箔押しなどの加飾を施すことで高級感の演出や顧客の嗜好に合わせたニーズに対応しているが、これらの版の作成や各工程が多くの会社や部署に分散しているため、余分な印刷の発生や時間の消費が課題となっている。
 同社がパートナーであるMGI Digital Technology(フランス)とともに提供するAlphaJET(アルファジェット)は、インクジェット印刷から加飾印刷や後加工も含めた一気通貫の生産システム。パッケージ印刷でデジタル化の妨げになっていた工程間の連携を一つのシステムに統合することで、工程時間の大幅な短縮、設置床面積や廃棄物の削減、クリーンな労働環境を実現する。今回のdrupaでは、初めて動態でのフルシステム展示を行う。

◎独自技術による印刷ワークフロー全体の効率化支援
 
 同社は、トナー方式のプロダクション機でデジタル印刷市場に参入して以来、顧客の印刷ワークフローに入り込みながら課題を把握し、その独自技術により解決することで高い評価を得てきた。独自のセンシング技術を応用したIQ-501をはじめとする自動測色管理・自動検品機能を備えた品質最適化オプションやカラーマネジメントツールでは、習熟度や経験を必要としない印刷工程の大幅省力化と効率的な運用を実現している。
 画像IoTプラットフォームFORXAI(フォーサイ)の技術応用では、印刷機の稼働状況可視化によるダウンタイムの削減や、AMR(Autonomous Mobile Robot)による印刷用紙の配送自動化システム、アーム型協働ロボットなどを展示し、工程省力化と印刷現場の安全・安心を提案する。

◎幅広い用途に広がるインクジェットヘッド技術

 同社は、祖業のカメラとフィルム事業で培った精密加工技術とケミカルの技術を強みとしたインクジェットヘッドを自社のデジタル印刷機に使用するとともに、サイン用大判プリンターメーカーをはじめ多種多様な産業用プリンターメーカーにグローバルに提供している。さらにハイギャップ印刷が可能な強みを生かし、今後成長が見込まれるダンボールや建材に加え、工業用途への応用を拡大していく。

新着ニュース

新着トピックス

PAGE TOP