キーワードで検索

モリサワ、初の和文バリアブルフォント「DriveFlux」発表

2024年4月17日ニュース

 (株)モリサワ(森澤彰彦社長)は、2024年度の新書体として、同社初となる和文バリアブルフォント「DriveFlux(ドライブフラックス/仮称)」を開発中であることを発表した。

4つの可変軸をもつ

 「DriveFlux」は、バリアブルフォントとして新しくデザインされた、シンプルでシンメトリーな骨格と幾何学的なストロークで構成された和文書体。見出しなど、目を引きたいシーンに幅広く活躍する。

 従来の静的なファミリー書体では、ウエイトや字幅ごとにフォントファイルが用意されてきたが、次世代のフォントフォーマットであるバリアブルフォントは、それらのフォントファイルをひとつに集約し、軽量で柔軟なスタイル選択が可能となる。「Drive your Design.Drive your Typeface.」をコンセプトに掲げ、可変機能を活かした多彩なデザインバリエーションを直感的かつシームレスに選択できる。

 具体的には、太さを調節する「ウエイト軸」、エレメントに流線型のカーブデザインを与える「スムースネス軸」、主に横画の太さを変化させる「コントラスト軸」、傾斜角を調節する「スラント軸」の4つのデザインスタイルが可変軸として搭載されており、それぞれのデザイン軸を横断的かつ無段階に選択できるため、力強さやスピード感など、表現したいイメージを細部まで調整できる。

 同社では、2024年度中に「Morisawa Fonts」を通じた提供に向けて開発を進めている。なお、YouTubeで「DriveFlux」の紹介動画を公開している。

最新ニュース

dp_pns_revoria_xmf_pressready_20250609_tn.jpg

パラシュート、次世代型MIS「PNS」にメーカーワークフローソフトウェア連携機能を追加

2025年6月11日

 パラシュート(株)(東京都世田谷区、兵藤伊織社長)は6月9日から、印刷業務の基幹システム「Print Navigator System」(プリントナビゲーターシステム、以下PNS)に...全文を読む

dp_ffbi_edpaward2025_20250609_tn.jpg

富士フイルムBI、「EDP Awards 2025」の3部門で最高評価を受賞

2025年6月9日

 富士フイルムビジネスイノベーション(株)(本社/東京都港区、浜直樹社長・CEO)は、欧州の印刷専門誌で構成される団体European Digital Press(EDP)Associ...全文を読む

dp_komori_j_throne29_1vision_20250605_tn.jpg

KOMORI、次世代デジタル印刷機「J-throne 29」を米国・1Vision社に北米初納入

2025年6月9日

 (株)小森コーポレーション(東京都墨田区、持田訓社長)は、次世代デジタル印刷機「J-throne 29」を、米国の印刷会社1Vision社(テキサス州・ヒューストン)に北米で初めて納...全文を読む

dp_ricoh_10000_20250604_tn.jpg

リコージャパン、好評につき「10000枚連続印刷徹底解説セミナー」を再配信

2025年6月5日

 リコージャパン(株)は6月20日、無料オンラインセミナー「RICOH Pro C9500で10000枚連続印刷・徹底解説セミナー〜サンプルだけじゃ伝わらない本当の生産性と安定性〜」を...全文を読む

dp_hp_latex_r530_20250528_tn.jpg

日本HP、屋外および屋内アプリケーション向け大判プリンターの新製品発表

2025年5月29日

 (株)日本HP(本社/東京都港区、岡戸伸樹社長)は5月26日、リジッド(ボード)素材とロール素材のオールインワンプリンター「HP Latex R530プリンター」をはじめとする屋外お...全文を読む

新着トピックス

accuriopress_c14010s_20250529_tn.jpg

コニカミノルタジャパン、AccurioDays2025で新たなフラッグシップモデルを公開

2025年6月4日製品・テクノロジー

 コニカミノルタジャパン(株)は、デジタルカラー印刷システムの最上位機種「AccurioPress(アキュリオプレス) C14010シリーズ」の発売を記念して4月23・24日の2日間、...全文を読む

ohmura_revoriapress_pc1120_tn_dp.jpg

大村印刷、特殊トナーと用紙対応力で小ロット・高付加価値ニーズに対応

2025年5月8日ケーススタディ

 山口県を拠点に、印刷を中心とした情報ソリューション事業を展開する大村印刷(株)(本社/山口県防府市西仁井令1-21-55、河内和明社長)は2022年2月、富士フイルムのプロダクション...全文を読む

dmsolutions_prosper_tn.jpg

ディーエムソリューションズ、最高毎時4万5,000通を達成[KODAK PROSPER S5導入事例]

2025年3月25日ケーススタディ

 ディーエムソリューションズ(株)(本社/東京都武蔵野市御殿山1-1-3 クリスタルパークビル2F、花矢卓司社長)は、KODAK PROSPER S5インプリンティングシステムを導入後...全文を読む

モリサワ、初の和文バリアブルフォント「DriveFlux」発表

2024年4月17日ニュース

  • twitter
  • facebook
  • line

 (株)モリサワ(森澤彰彦社長)は、2024年度の新書体として、同社初となる和文バリアブルフォント「DriveFlux(ドライブフラックス/仮称)」を開発中であることを発表した。

4つの可変軸をもつ

 「DriveFlux」は、バリアブルフォントとして新しくデザインされた、シンプルでシンメトリーな骨格と幾何学的なストロークで構成された和文書体。見出しなど、目を引きたいシーンに幅広く活躍する。

 従来の静的なファミリー書体では、ウエイトや字幅ごとにフォントファイルが用意されてきたが、次世代のフォントフォーマットであるバリアブルフォントは、それらのフォントファイルをひとつに集約し、軽量で柔軟なスタイル選択が可能となる。「Drive your Design.Drive your Typeface.」をコンセプトに掲げ、可変機能を活かした多彩なデザインバリエーションを直感的かつシームレスに選択できる。

 具体的には、太さを調節する「ウエイト軸」、エレメントに流線型のカーブデザインを与える「スムースネス軸」、主に横画の太さを変化させる「コントラスト軸」、傾斜角を調節する「スラント軸」の4つのデザインスタイルが可変軸として搭載されており、それぞれのデザイン軸を横断的かつ無段階に選択できるため、力強さやスピード感など、表現したいイメージを細部まで調整できる。

 同社では、2024年度中に「Morisawa Fonts」を通じた提供に向けて開発を進めている。なお、YouTubeで「DriveFlux」の紹介動画を公開している。

新着ニュース

新着トピックス

PAGE TOP