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ムレコミュニケーションズ(香川)、作業負担軽減・非属人化・人的ミス排除を実現

[Revoria XMF PressReady導入事例]
面付け・印刷指示を自動化〜基幹システムとの連携も視野に

2026年2月6日ケーススタディ

「いまでは無くてはならないツールに」

 同社にとって「初のデジタル印刷機導入」となった「PC1120」。もちろん運用面で不安がなかったわけではない。とくに、「作業負荷の増加」と「品質維持および属人化」への懸念を払拭する必要があった。

 「出力前のデータを作成する業務はプリプレス部の出力グループになるが、デジタルのジョブが増えることで、面付けやプリンタの出力設定などの作業負荷が増幅することへの懸念があった。正直、既存のオフセット業務にこれらの作業をオンするのは現実的ではないと考えていた。また、多品種のジョブが混在することによる面付けや設定のミス、選び間違いが発生するリスク、さらにはデジタル印刷機の操作やソフトウェアの操作スキルが必要になるなど、オペレータの属人化を招くことへの懸念もあった」(西山取締役)

 同社が抱えるこれら潜在リスクを解消してくれたのが「Revoria XMF PressReady」(以下「PressReady」)だ。

Revoria XMF PressReady

 これは、デジタル印刷のデータ入稿からプリプレス、印刷までのワークフローを一括管理、自動化するソフトウェア。デジタル印刷機向けのジョブを一元的に管理することができるほか、作業指示書を見ながら人が行っている面付けや印刷指示などのプリプレス工程の作業を自動化することが可能で、オペレータの負荷軽減、作業の標準化(属人化の解消)、ヒューマンエラーの削減、生産効率向上といったメリットをもたらす。西山取締役は、FFGSからの提案に対して「まさにこれだ!」と判断。自前で社内システムを構築している同社にとって、将来におけるPODとの連携のハブとして運用をイメージできたことも大きかったようだ。

 「サブスクリプション方式も選択できるため、手軽に自動化をスタートできることから、PC1120と同時に採用した。いまでは無くてはならないツールになっている」(西山取締役)

 通常、PC1120で出力する際のフローは、指示書にもとづいてオペレータが面付けを行い、その面付けデータを出力部門に受け渡す。その後、プリンタ側のオペレータが、ここも指示書にもとづいて出力テンプレートの選択や部数の入力、用紙の選択、両面/片面の選択などを行い、出力となる。PressReadyは、この一連のフローを自動化することができ、このフロー内に潜むヒューマンエラーや属人化というリスクを回避できるわけだ。

 「実は昨年4月のPressReady導入から間もない10月に、担当オペレータが急に退職。引き継ぎもほとんどできなかったが、PressReadyによる自動化のお陰で問題なく生産を続けることができた。まさに『属人化を回避できた事例』である」(西山取締役)

データの最終チェックツールとして

 一般的にワークフローRIPやプリンタ側で事前に設定するテンプレートは多岐にわたることが多い。これを手動で選択しようとすると大量のフォルダから選ばないといけないケースも出てくる。そのため、たとえホットフォルダで運用したとしても、指示書から最適なテンプレートを選択する作業負担は非常に大きく、やはりそこでミスが発生する。デジタルプリントグループ長の井上幸代氏は、「希にPressReadyを通さずにデータを直接受け取ることもあったが、やはりミスが何回か生じた。何よりオペレータの精神的な負担が大きい」とし、PressReadyによる自動化の効果について、「負担軽減」「ヒューマンエラー回避」を強調している。

 また、PressReadyは、データの最終チェックツールとしても機能しており、プリンタ側でのデータに起因するエラーも激減している。

 さらに生産工程の「見える化」にも貢献。「どのジョブがどの段階にあるのか」など、進行状況をリアルタイムで把握できるため、急な変更やデータ準備が完了するまでの待機時間を最小限に抑えることができる。

 一方、「どのジョブが、いつ、誰によって、どのような設定で処理されたか」といった履歴も残るため、万が一問題が発生した場合も、原因究明を迅速に行えるようになったという。加えて、PressReadyはJDF形式でデータを保存できるため、リピートオーダーがあっても、即座に設定を復元し、そのまま印刷することが可能だ。

 今後の課題について西山取締役は、「基幹システムとの連携」を挙げている。

 「現在、PressReadyに送るCSVデータの作成作業が必要になっている。現場で簡単にCSVを生成できるツールを活用しているものの、厳密に言えば、そこで人の手がかかり、ここでミスが起こる可能性もある。将来的には、基幹システムにある指示書のデータを自動でCSVに書き出せるまでにしたい」(西山取締役)

POD活用でクライアントへの「提案の幅」を拡げる

 一方、PC1120については、「生産工程の効率化だけではなく、特色の機能を活かした『高付加価値製品の提供』を実現したい」としている。現在同社では、ピンク、ゴールド、シルバー、カスタムレッド、クリアトナー、ホワイトといった特色による印刷の表現方法を模索しており、営業ツールとしてのサンプルも作成中。クライアントへの「提案の幅」を拡げることで、POD領域における新たな需要喚起に意欲を示している。

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「いまでは無くてはならないツールに」

 同社にとって「初のデジタル印刷機導入」となった「PC1120」。もちろん運用面で不安がなかったわけではない。とくに、「作業負荷の増加」と「品質維持および属人化」への懸念を払拭する必要があった。

 「出力前のデータを作成する業務はプリプレス部の出力グループになるが、デジタルのジョブが増えることで、面付けやプリンタの出力設定などの作業負荷が増幅することへの懸念があった。正直、既存のオフセット業務にこれらの作業をオンするのは現実的ではないと考えていた。また、多品種のジョブが混在することによる面付けや設定のミス、選び間違いが発生するリスク、さらにはデジタル印刷機の操作やソフトウェアの操作スキルが必要になるなど、オペレータの属人化を招くことへの懸念もあった」(西山取締役)

 同社が抱えるこれら潜在リスクを解消してくれたのが「Revoria XMF PressReady」(以下「PressReady」)だ。

Revoria XMF PressReady

 これは、デジタル印刷のデータ入稿からプリプレス、印刷までのワークフローを一括管理、自動化するソフトウェア。デジタル印刷機向けのジョブを一元的に管理することができるほか、作業指示書を見ながら人が行っている面付けや印刷指示などのプリプレス工程の作業を自動化することが可能で、オペレータの負荷軽減、作業の標準化(属人化の解消)、ヒューマンエラーの削減、生産効率向上といったメリットをもたらす。西山取締役は、FFGSからの提案に対して「まさにこれだ!」と判断。自前で社内システムを構築している同社にとって、将来におけるPODとの連携のハブとして運用をイメージできたことも大きかったようだ。

 「サブスクリプション方式も選択できるため、手軽に自動化をスタートできることから、PC1120と同時に採用した。いまでは無くてはならないツールになっている」(西山取締役)

 通常、PC1120で出力する際のフローは、指示書にもとづいてオペレータが面付けを行い、その面付けデータを出力部門に受け渡す。その後、プリンタ側のオペレータが、ここも指示書にもとづいて出力テンプレートの選択や部数の入力、用紙の選択、両面/片面の選択などを行い、出力となる。PressReadyは、この一連のフローを自動化することができ、このフロー内に潜むヒューマンエラーや属人化というリスクを回避できるわけだ。

 「実は昨年4月のPressReady導入から間もない10月に、担当オペレータが急に退職。引き継ぎもほとんどできなかったが、PressReadyによる自動化のお陰で問題なく生産を続けることができた。まさに『属人化を回避できた事例』である」(西山取締役)

データの最終チェックツールとして

 一般的にワークフローRIPやプリンタ側で事前に設定するテンプレートは多岐にわたることが多い。これを手動で選択しようとすると大量のフォルダから選ばないといけないケースも出てくる。そのため、たとえホットフォルダで運用したとしても、指示書から最適なテンプレートを選択する作業負担は非常に大きく、やはりそこでミスが発生する。デジタルプリントグループ長の井上幸代氏は、「希にPressReadyを通さずにデータを直接受け取ることもあったが、やはりミスが何回か生じた。何よりオペレータの精神的な負担が大きい」とし、PressReadyによる自動化の効果について、「負担軽減」「ヒューマンエラー回避」を強調している。

 また、PressReadyは、データの最終チェックツールとしても機能しており、プリンタ側でのデータに起因するエラーも激減している。

 さらに生産工程の「見える化」にも貢献。「どのジョブがどの段階にあるのか」など、進行状況をリアルタイムで把握できるため、急な変更やデータ準備が完了するまでの待機時間を最小限に抑えることができる。

 一方、「どのジョブが、いつ、誰によって、どのような設定で処理されたか」といった履歴も残るため、万が一問題が発生した場合も、原因究明を迅速に行えるようになったという。加えて、PressReadyはJDF形式でデータを保存できるため、リピートオーダーがあっても、即座に設定を復元し、そのまま印刷することが可能だ。

 今後の課題について西山取締役は、「基幹システムとの連携」を挙げている。

 「現在、PressReadyに送るCSVデータの作成作業が必要になっている。現場で簡単にCSVを生成できるツールを活用しているものの、厳密に言えば、そこで人の手がかかり、ここでミスが起こる可能性もある。将来的には、基幹システムにある指示書のデータを自動でCSVに書き出せるまでにしたい」(西山取締役)

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