1万件単位のバリアブル組版もスピーディーに
導入後1年あまりの間は、Form Magicの活用は帳票ジョブが中心だったが、現在は封筒への宛名印字などにも活用の幅を広げている。もともと同社では封筒印刷を多く手がけていたが、最近は会報などの印刷とセットで封筒印刷や封入封緘作業も発注されるケースが増えてきた。
「先日は、約1万件のイベントの案内と封筒を印刷し、封入封緘まで行うという仕事を受注した。せっかく案内をきれいにつくっても、宛名がラベルシールでは味気ないものになってしまうが、その点、封筒に直接印字されたものは見栄えがよく、お客さまに喜んでいただいている」(江幡社長)
同社では現在、Form Magicのオペレーションが属人化しないよう、専任スタッフは置かず、工務部企画デザイン課でDTPアプリを扱うチームの4名全員が仕事内容に応じて扱える体制を整えている。
前述の1万件のジョブを担当した石間課長補佐はこう語る。
「実は、この仕事を受注する少し前に、Form Magicの専任担当者が退職してしまった。引継ぎも十分にできなかったので、Form Magicに関しては、FFGSに電話やメールで教えていただきながら操作を覚えた」
その結果、石間課長補佐はこの1万件分のバリアブル組版を、わずか数分で終えることができたという。
「DTPソフトを使っていたら、何時間かかったかわからない。Form Magicのすごさを身をもって実感した」(石間課長補佐)。
また、別の封筒印刷の仕事では、3万部のボリュームだったが、8割ほど組版作業が終わった段階で、クライアントからデータを差し替えて欲しいという依頼があったそうだ。ここでも、Form Magicの圧倒的な処理能力が活かされた。
「差し替えデータを受け取ってからのバリアブル組版作業は30分ほどで終えることができ、お客さまから感謝の言葉をいただいた。ベースの組版ができていれば、Form Magicでのデータの差し替えはあっという間だ」(石間課長補佐)
一方、同社ではEC1100の導入を機に名刺の仕事をすべてオフセット印刷からデジタル印刷へと切り替えたが、今後はこれらのジョブにもForm Magicを活用していく考えだ。
「Form Magicはとくに名刺の組版に強いと聞いているので、繁忙期となる春頃を目標に活用を始めたい」(後藤常務)。

新しいツールを採り入れながら、魅力ある印刷物を提供し続けたい
コトブキ印刷では、印刷物の良さを積極的に発信している。そのひとつが、新開発の「オリジナルデザインフルカラー領収書」だ。
「お客さまから、『お店でフルカラーの領収書をお渡しすると、きれいですねと反応をいただけたり、驚かれたりする』と伺って、とても嬉しくなった。やはり、きれいなデザインの領収書は、そのお店の印象を高める効果があると思う」(江幡社長)
コトブキ印刷は昨年、この商材で富士フイルムBIが主催するコンテストプログラム「2025年度イノベーション・プリント・アワード(IPA)」(富士フイルムのデジタル印刷機器を使って製作された印刷物を作品として評価するコンテスト)に応募。作品名は「One and Only Original Receipt」。同社にとって、初めての国際的コンテストへの挑戦だった。
「応募にあたっては、エントリーシートの作成から全社一丸となって取り組み、楽しみながら勉強もさせていただき、貴重な経験になった。ぜひ、来年、再来年も頑張りたい」(若菜取締役)
最後に江幡社長は、会社としての今後の事業姿勢について、こう語った。
「世界で最も古い印刷物は、日本の百万塔陀羅尼経と言われている。私は、印刷業を続けていく上で、温故知新の精神が大事だと思っている。今後も、古きに学びつつ、Form Magicのような新しいデジタルツールも採り入れながら、印刷が文化として残っていくよう、魅力的で質の高い印刷物を開発・提供し続けていこうと考えている」
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同社では現在、Form Magicのオペレーションが属人化しないよう、専任スタッフは置かず、工務部企画デザイン課でDTPアプリを扱うチームの4名全員が仕事内容に応じて扱える体制を整えている。
前述の1万件のジョブを担当した石間課長補佐はこう語る。
「実は、この仕事を受注する少し前に、Form Magicの専任担当者が退職してしまった。引継ぎも十分にできなかったので、Form Magicに関しては、FFGSに電話やメールで教えていただきながら操作を覚えた」
その結果、石間課長補佐はこの1万件分のバリアブル組版を、わずか数分で終えることができたという。
「DTPソフトを使っていたら、何時間かかったかわからない。Form Magicのすごさを身をもって実感した」(石間課長補佐)。
また、別の封筒印刷の仕事では、3万部のボリュームだったが、8割ほど組版作業が終わった段階で、クライアントからデータを差し替えて欲しいという依頼があったそうだ。ここでも、Form Magicの圧倒的な処理能力が活かされた。
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「お客さまから、『お店でフルカラーの領収書をお渡しすると、きれいですねと反応をいただけたり、驚かれたりする』と伺って、とても嬉しくなった。やはり、きれいなデザインの領収書は、そのお店の印象を高める効果があると思う」(江幡社長)
コトブキ印刷は昨年、この商材で富士フイルムBIが主催するコンテストプログラム「2025年度イノベーション・プリント・アワード(IPA)」(富士フイルムのデジタル印刷機器を使って製作された印刷物を作品として評価するコンテスト)に応募。作品名は「One and Only Original Receipt」。同社にとって、初めての国際的コンテストへの挑戦だった。
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最後に江幡社長は、会社としての今後の事業姿勢について、こう語った。
「世界で最も古い印刷物は、日本の百万塔陀羅尼経と言われている。私は、印刷業を続けていく上で、温故知新の精神が大事だと思っている。今後も、古きに学びつつ、Form Magicのような新しいデジタルツールも採り入れながら、印刷が文化として残っていくよう、魅力的で質の高い印刷物を開発・提供し続けていこうと考えている」
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