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富士フイルムBI、2021年度「Innovation Print Awards(IPA)」表彰式をオンライン開催

2022年3月23日ニュース

 富士フイルムビジネスイノベーション(株)は3月16日、東京・中野坂上のショウルーム「グラフィック コミュニケーション サービス東京」において、2021年度「Innovation Print Awards(イノベーション・プリント・アワード、以下『IPA』)」の表彰式をオンライン形式で開催した。

 IPAは、2008年からアジア・パシフィック地域で毎年開催しており、富士フイルムビジネスイノベーションのプロダクションプリンターまたは富士フイルムの「Jet Pressシリーズ」や「Acuityシリーズ」を使って制作された作品を応募対象としている。応募作品は、印刷やグラフィックデザインなど各分野の識者で構成される第三者委員会により評価され、その品質、デジタル印刷技術の活用、革新性、ビジネス有効性、全体的な美しさといった基準に基づいて入賞作品が決定される。
昨年に引き続き今回もオンラインで開催
 通算で14回目の開催となる今年度は、アジア・パシフィックの11の国と地域から248作品の応募があり、その中から28作品が入賞作品として選出された。このうちの22作品は、CMYKトナーに加えて最大2色の特殊トナーを使用できる1パス6色プリントエンジンを搭載し、デジタル印刷ならではの変幻自在なメタリックカラーの印刷表現を可能にするIridesse Production Pressで制作された作品となっている。とくに今回は、メタリックカラーやホワイトのほか、より鮮やかな色再現を行うためにピンクを使用した作品も増加傾向にあった。また、今回より新たなカテゴリーとして、「シール・ラベル」部門が創設されている。

 表彰式の冒頭、挨拶した同社・グラフィックコミュニケーション事業本部の木田裕士事業本部長は、「今回は、芸術性や心温まる作品、さらにはデジタル印刷ならではのアイデアを駆使した作品、また、環境に配慮した作品など、我々メーカーでは思いつかないような創意工夫を凝らした作品が数多く寄せられた。まさに当社がコンセプトとしている『共創』を具現化した内容の作品であった」と、今回の入賞作品について説明した上で、今後もグラフィックコミュニケーションを通じて「共創」によるモノづくりを推し進めていきたいと述べた。

 今回、日本からは18作品がエントリーし、その中から5作品が入賞を果たした。その入賞5作品の内、Art Book Coop Onlineが制作した作品「Art Book Zine products with Digital Press technologies」が最優秀賞に選出されている。日本のユーザーの作品が最優秀賞に選出されるのは、今回が初めてとなる。

 最優秀賞に選ばれた作品は、Iridesse Production PressならびにJet Press 750Sを用いて制作されたアートブックおよびポスターで、「パンフレット・冊子」カテゴリー、「ポスター・大判」の各部門においても第1位を獲得している。
入賞作品は富士フイルムBIのショウルーム「グラフィックコミュニケーション東京」で展示・公開している
 最優秀賞を受賞したArt Book Coop Online代表の挨拶した後藤繁雄氏は、「近年のアートブック制作の傾向としてアーティストやデザイナーは、タイムリーかつ小ロットによる独自性の強い作品を作りたがっている。このニーズに対し、イリデッセをはじめとする高付加価値化や高品質な印刷を実現する技術で応えられたと実感している」とクリエーター、印刷会社、印刷技術のアイデアを融合して生み出した作品であることを説明した。

 このほか日本からは、昌栄印刷(株)(カタログ部門第1位)、(株)白橋(マルチピース部門第2位)、竹田印刷(株)(環境部門第1位)の作品が入賞を果たした。

 なお入賞作品は現在、「グラフィックコミュニケーション東京」に展示されている。

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 IPAは、2008年からアジア・パシフィック地域で毎年開催しており、富士フイルムビジネスイノベーションのプロダクションプリンターまたは富士フイルムの「Jet Pressシリーズ」や「Acuityシリーズ」を使って制作された作品を応募対象としている。応募作品は、印刷やグラフィックデザインなど各分野の識者で構成される第三者委員会により評価され、その品質、デジタル印刷技術の活用、革新性、ビジネス有効性、全体的な美しさといった基準に基づいて入賞作品が決定される。
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