キーワードで検索

  • トップ>
  • ニュース>
  • コダック、drupa2024でインクジェットとオフセットのソリュー...

コダック、drupa2024でインクジェットとオフセットのソリューション展開

2024年3月25日ニュース

 コダック社は、5月28日から開催される「drupa2024」に出展し、印刷会社の生産性と収益性向上を支援するために設計されたデジタルテクノロジーと従来の印刷ソリューションを展示する(ホール5、ブースA02-2)。メインとなるのは、ULTRASTREAMコンティニュアスインクジェットテクノロジーを搭載した「PROSPER ULTRA520プレス」。PRINERGYワークフロープラットフォームと統合されたこの高速印刷機は、新たに発売されたKODAKの多用途なプリ/ポストフィニッシングソリューションとともに実演される。

コダックのdrupa2024ブースイメージ

 drupa期間中、PROSPER ULTRA 520プレスはKODACHROMEインクを使用し、さまざまな用紙に最大152m/分(500fpm)の印刷スピードで多様な高品質アプリケーションを毎日印刷。印刷会社がコダックのコンティニュアスインクジェットで追求できる新たなビジネスチャンスを紹介する。

 またdrupa2024では、ハイブリッドパッケージングおよび商業印刷アプリケーション向けの新しい広幅なPROSPERインプリンティングソリューションを初披露する。このインクジェット技術は、オフセット印刷機、フレキソ印刷機、グラビア印刷機だけでなく、ポストプレスおよび加工システムにも統合でき、カスタムパッケージング、セキュリティ、および商業印刷アプリケーションの非常に柔軟で高品質なデジタルインプリンティングを実現するもの。コダックの高性能インプリント技術により、印刷会社は既存のアナログ機器を柔軟なデジタル機能で強化し、顧客に付加価値のあるサービスを提供できる。

PRINERGYプラットフォーム〜デジタル印刷と従来の印刷のスマートな統合

 PRINERGYプラットフォームは、デジタルおよびアナログの印刷プロセス全体で生産を統合する、単一で統合された将来性のあるワークフローソリューションを提供するため、コダックのブースで重要な役割を果たす。ほぼすべてのサードパーティソフトウェアおよび機器と互換性があり、幅広いデジタル印刷機に接続可能。スマートプリントファクトリーの中心ハブとして機能し、直感的なインターフェイスを使用してジョブの作成、送信、管理、品質管理を行うなどジョブの一元管理を可能にする。会場では、最近リリースした新しいPRINERGYバージョン11.0についても詳しく紹介する。

 一方、来場者はあらゆるワークフローソリューションとシームレスに互換性のある完全に統合されたMIS/ERP、電子商取引およびコラボレーションソフトウェアソリューションであるPRINERGYビジネスソリューションを体験することもできる。PRINERGYを利用し、Microsoft Azureを活用して、印刷に特化したソフトウェアアプリケーションを単一のソリューションとして統合している。

 さらに、PRINERGYの高性能オートメーションおよびカスタマーポータルツールを組み合わせ、あらゆるデジタル印刷機やオンプレミスワークフローに接続できる汎用性を備えた、クラウドベースのPRINERGY Access ソリューションも紹介する。

伝統的なオフセットの革新

 今年、SONORAプロセスフリープレートシリーズが20周年を迎える。SONORAは、品質や生産性を損なうことなく、プリプレスとプレスルームの両方でコストを削減し、持続可能性を向上させることができる。

 業界パートナーであるKoenig&Bauer社(ホール16、A31-1~5)は、展示会期間中、自社のRapida印刷機での幅広いアプリケーションの印刷にSONORAを使用する。T-Speed Plus(1時間あたり最大84枚のB1プレート)とマルチパレットローダーを備えたMAGNUS Q800プレートセッターでSONORAプレートのイメージングを行う。MAGNUS Q800は業界最速の8アップCTPシステムで、PRINERGYワークフローソフトウェアによって稼働する。

 小森コーポレーション(ホール15、E02)とリョービMHIグラフィックテクノロジー(RMGT、ホール16、E11)も、SONORAを使用した枚葉オフセット印刷機でのライブ印刷デモを行う。さらに、コダックでは、オフセットソリューションカテゴリにおけるさらなる製品イノベーションを発表することを明らかにしている。

 「drupa2024への参加により、当社は従来のソリューションとデジタルソリューション両方の完全なポートフォリオ全体にわたるイノベーションへの取り組みを実証する。コダックブースでは、印刷会社は当社がどのようにビジネスを効率化し、収益性を高めることができるかをご覧いただける。顧客に包括的にサービスを提供し、市場で成功を収めるためには、今日の印刷会社には革新的なデジタル技術と従来のオフセット印刷の最新の自動化されたソリューションの両方が必要である。それこそが、コダックがワンソースで提供できるソリューションなのである」(コダック会長兼最高経営責任者のジム・コンティネンザ氏)

最新ニュース

規格袋にPOD機で直接印刷

富士フイルム、TOKYO PACK 出展でパッケージの付加価値提案

2024年10月9日

 富士フイルムグループは、「TOKYO PACK 2024(東京国際包装展)」に出展し、インクジェット方式やトナー方式など、富士フイルムが独自開発した幅広いラインアップのデジタルプリン...全文を読む

dp_iic_j560hdx_tn.jpg

SCREEN GA、京都・久御山事業所に「インクジェットイノベーションセンター京都」開設

2024年10月7日

 (株)SCREENグラフィックソリューションズ(京都府京都市、田中志佳社長、以下、SCREEN GA)は、2024年10月に印刷関連機器の開発・製造を担う京都・久御山事業所に「インク...全文を読む

dp_book_on_demand_hsf2024_tn.jpg

SCREEN GA、「Horizon Smart Factory 2024」で無人化生産ラインを紹介

2024年9月24日

 (株)SCREENグラフィックソリューションズ(SCREEN GA)は、10月9日から11日の3日間、ホリゾン本社びわこ工場内「Horizon Inovation Park」(滋賀県...全文を読む

エプソン、印刷プロセスのデジタル化をリードするFiery社を完全子会社化

2024年9月20日

 セイコーエプソン(株)(エプソン)は、2024年9月19日、印刷業界向けDigital Front End(DFE)サーバー及びワークフロー・ソリューションのリーディングプロバイダー...全文を読む

dp_tokyopack2024_830f_tn.jpg

SCREEN、「パッケージで彩るサステナブルな未来」テーマにTOKYO PACK 2024に出展

2024年9月11日

 (株)SCREENグラフィックソリューションズ(SCREEN GA)と(株)SCREEN GP ジャパンは、10月23日から25日の3日間、東京ビッグサイトで開催される「TOKYO ...全文を読む

新着トピックス

kyodoinsatsukougyou_pc1120_tn.jpg

共同印刷工業(京都)、安定性の高さが決め手[Revoria Press PC1120導入事例]

2024年10月9日ケーススタディ

 京都を拠点に出版印刷を手がける共同印刷工業(株)(本社/京都市右京区西院清水町156-1、江戸孝典社長)は2024年3月、富士フイルムのプロダクションカラープリンター「Revoria...全文を読む

mimaki_ij24_ts330-1600_tn.jpg

ミマキ、捺染方式を刷新 - 簡便性と汎用性の「TRAPIS」

2024年9月28日製品・テクノロジー

 (株)ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、池田和明社長)は、2023年6月に開催されたITMAで技術出展した「捺染顔料転写プリントシステム」を製品化し、環境と人に優しい次世代...全文を読む

kodak_ij24_tn.jpg

コダック、「ゲームチェンジャー」へ〜4つのコア技術を自社完結

2024年9月20日製品・テクノロジースペシャリスト

 コダックは「drupa2024」において、ULTRASTREAMコンティニュアスインクジェットテクノロジーを搭載した「PROSPER ULTRA 520プレス」と、PROSPERイン...全文を読む

コダック、drupa2024でインクジェットとオフセットのソリューション展開

2024年3月25日ニュース

  • twitter
  • facebook
  • line

 コダック社は、5月28日から開催される「drupa2024」に出展し、印刷会社の生産性と収益性向上を支援するために設計されたデジタルテクノロジーと従来の印刷ソリューションを展示する(ホール5、ブースA02-2)。メインとなるのは、ULTRASTREAMコンティニュアスインクジェットテクノロジーを搭載した「PROSPER ULTRA520プレス」。PRINERGYワークフロープラットフォームと統合されたこの高速印刷機は、新たに発売されたKODAKの多用途なプリ/ポストフィニッシングソリューションとともに実演される。

コダックのdrupa2024ブースイメージ

 drupa期間中、PROSPER ULTRA 520プレスはKODACHROMEインクを使用し、さまざまな用紙に最大152m/分(500fpm)の印刷スピードで多様な高品質アプリケーションを毎日印刷。印刷会社がコダックのコンティニュアスインクジェットで追求できる新たなビジネスチャンスを紹介する。

 またdrupa2024では、ハイブリッドパッケージングおよび商業印刷アプリケーション向けの新しい広幅なPROSPERインプリンティングソリューションを初披露する。このインクジェット技術は、オフセット印刷機、フレキソ印刷機、グラビア印刷機だけでなく、ポストプレスおよび加工システムにも統合でき、カスタムパッケージング、セキュリティ、および商業印刷アプリケーションの非常に柔軟で高品質なデジタルインプリンティングを実現するもの。コダックの高性能インプリント技術により、印刷会社は既存のアナログ機器を柔軟なデジタル機能で強化し、顧客に付加価値のあるサービスを提供できる。

PRINERGYプラットフォーム〜デジタル印刷と従来の印刷のスマートな統合

 PRINERGYプラットフォームは、デジタルおよびアナログの印刷プロセス全体で生産を統合する、単一で統合された将来性のあるワークフローソリューションを提供するため、コダックのブースで重要な役割を果たす。ほぼすべてのサードパーティソフトウェアおよび機器と互換性があり、幅広いデジタル印刷機に接続可能。スマートプリントファクトリーの中心ハブとして機能し、直感的なインターフェイスを使用してジョブの作成、送信、管理、品質管理を行うなどジョブの一元管理を可能にする。会場では、最近リリースした新しいPRINERGYバージョン11.0についても詳しく紹介する。

 一方、来場者はあらゆるワークフローソリューションとシームレスに互換性のある完全に統合されたMIS/ERP、電子商取引およびコラボレーションソフトウェアソリューションであるPRINERGYビジネスソリューションを体験することもできる。PRINERGYを利用し、Microsoft Azureを活用して、印刷に特化したソフトウェアアプリケーションを単一のソリューションとして統合している。

 さらに、PRINERGYの高性能オートメーションおよびカスタマーポータルツールを組み合わせ、あらゆるデジタル印刷機やオンプレミスワークフローに接続できる汎用性を備えた、クラウドベースのPRINERGY Access ソリューションも紹介する。

伝統的なオフセットの革新

 今年、SONORAプロセスフリープレートシリーズが20周年を迎える。SONORAは、品質や生産性を損なうことなく、プリプレスとプレスルームの両方でコストを削減し、持続可能性を向上させることができる。

 業界パートナーであるKoenig&Bauer社(ホール16、A31-1~5)は、展示会期間中、自社のRapida印刷機での幅広いアプリケーションの印刷にSONORAを使用する。T-Speed Plus(1時間あたり最大84枚のB1プレート)とマルチパレットローダーを備えたMAGNUS Q800プレートセッターでSONORAプレートのイメージングを行う。MAGNUS Q800は業界最速の8アップCTPシステムで、PRINERGYワークフローソフトウェアによって稼働する。

 小森コーポレーション(ホール15、E02)とリョービMHIグラフィックテクノロジー(RMGT、ホール16、E11)も、SONORAを使用した枚葉オフセット印刷機でのライブ印刷デモを行う。さらに、コダックでは、オフセットソリューションカテゴリにおけるさらなる製品イノベーションを発表することを明らかにしている。

 「drupa2024への参加により、当社は従来のソリューションとデジタルソリューション両方の完全なポートフォリオ全体にわたるイノベーションへの取り組みを実証する。コダックブースでは、印刷会社は当社がどのようにビジネスを効率化し、収益性を高めることができるかをご覧いただける。顧客に包括的にサービスを提供し、市場で成功を収めるためには、今日の印刷会社には革新的なデジタル技術と従来のオフセット印刷の最新の自動化されたソリューションの両方が必要である。それこそが、コダックがワンソースで提供できるソリューションなのである」(コダック会長兼最高経営責任者のジム・コンティネンザ氏)

新着ニュース

新着トピックス

PAGE TOP