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コニカミノルタ、2色のインク吐出に対応するインクジェットヘッドの新製品発売

サイングラフィック・包装・物流分野で生産性向上に貢献

2025年9月26日ニュース

 コニカミノルタ(株)(本社/東京都千代田区、大幸利充社長)は、高精細・高速印刷に適した広幅の産業用インクジェットヘッド「KM1800iシリーズ」の新製品として、一つのヘッドで2色のインク吐出に対応する「KM1800iSHK-DC」を発売した。
KM1800iSHK-DC
 ポスターや看板などのサイングラフィック、ラベルやパッケージなどの包装印刷に使用されるプリンターには、CMYKで示される4色のインクが用いられる。コニカミノルタ従来のインクジェットヘッドは、一つで吐出できるインクは1色であったが「KM1800iSHK-DC」は新しい構造設計により一つのヘッドで2色のインク吐出が可能。2色対応に加え、ヘッドの厚みも24mmの薄型であることから、印刷機へのヘッド搭載数を削減し、取り付けるために必要な作業工程やヘッド搭載スペースも低減することができる。

 さらにノズル(インク吐出部)から10mm離れた対象物にも高画質で印刷できる長距離吐出性能も兼ね備え、曲面や凹凸面などノズルから印刷面への距離が一定ではない基材に対しても印刷が可能で、立体物の印刷にも適している。インクジェットヘッドと対象物の距離を確保することで、搬送中にぶつかって印刷機に搭載されているヘッドが故障したり、対象物が破損したりすることを抑制し、稼働中におけるダウンタイム削減にも貢献する。

 なお、同製品は2025年9月29日から米国・ラスベガスで開催される「PACK EXPO Las Vegas」と2025年10月22日から米国・オーランドで開催される「PRINTING United Expo」に出展される。

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サイングラフィック・包装・物流分野で生産性向上に貢献

2025年9月26日ニュース

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 コニカミノルタ(株)(本社/東京都千代田区、大幸利充社長)は、高精細・高速印刷に適した広幅の産業用インクジェットヘッド「KM1800iシリーズ」の新製品として、一つのヘッドで2色のインク吐出に対応する「KM1800iSHK-DC」を発売した。
KM1800iSHK-DC
 ポスターや看板などのサイングラフィック、ラベルやパッケージなどの包装印刷に使用されるプリンターには、CMYKで示される4色のインクが用いられる。コニカミノルタ従来のインクジェットヘッドは、一つで吐出できるインクは1色であったが「KM1800iSHK-DC」は新しい構造設計により一つのヘッドで2色のインク吐出が可能。2色対応に加え、ヘッドの厚みも24mmの薄型であることから、印刷機へのヘッド搭載数を削減し、取り付けるために必要な作業工程やヘッド搭載スペースも低減することができる。

 さらにノズル(インク吐出部)から10mm離れた対象物にも高画質で印刷できる長距離吐出性能も兼ね備え、曲面や凹凸面などノズルから印刷面への距離が一定ではない基材に対しても印刷が可能で、立体物の印刷にも適している。インクジェットヘッドと対象物の距離を確保することで、搬送中にぶつかって印刷機に搭載されているヘッドが故障したり、対象物が破損したりすることを抑制し、稼働中におけるダウンタイム削減にも貢献する。

 なお、同製品は2025年9月29日から米国・ラスベガスで開催される「PACK EXPO Las Vegas」と2025年10月22日から米国・オーランドで開催される「PRINTING United Expo」に出展される。

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