(株)ミヤコシ(宮腰亨社長)は、先頃開催された「IGAS2018」において、フルカラー水性インクジェットプリンター「MJP20AXW」と軟包装向けフルカラー水性インクジェットプリンター「MJP30AXF」の2機種を出品し、インクジェット技術の新たな可能性を提案した。
MJP20AXWは、業界最高クラスとなる1,200×1,200dpiの画質で毎分200mの超高速印刷を実現。印刷品質と用紙適応性を引き上げるインラインコーターを搭載し、幅広いメディアに対応する。
さらに同機は、昨年開催のオープンハウスでも紹介されているがIGAS展示モデルでは、プリントヘッドを微調整するとともにインクを改良し、より高画質化を図っていた。
高濃度かつ低コストの水性顔料インクの採用により高品質の書籍、雑誌、商業印刷、ダイレクトマーケティング製品のための最適なデジタル印刷ソリューションを提案する。
とくにトランザクション分野でのインクジェット印刷機で強みを持つ同社であるが、今後は、インクジェット方式による書籍印刷分野へのアプローチも視野に入れている。
IGAS会場では、プライマー処理「有り」「無し」の2パターンの印刷実演を披露した。
今回のIGAS2018で新たなインクジェット技術として紹介されたのが、軟包装向けフルカラーの水性インクジェットプリンター「MJP30AXF」だ。
紙媒体が減少傾向にある中、同社では新たな市場開拓としてシール・ラベルや軟包装パッケージなどの生活産業分野における製品開発に注力している。
この分野では、富士フイルムと協力して軟包装用のUVインクジェットデジタル印刷機を開発し、すでに導入実績もあるが、今回のMJP30AXFでは、水性顔料インクによる軟包装印刷への対応をアピールしていた。
同機は、1,200×1,200dpiの高品質で印字幅は750mmまで対応。対象基材は、12μの薄手のフィルムから厚手のハードパッケージまで可能で、インラインコロナと印字品質と基材適応性を引き上げるインラインコーターを搭載し、幅広いメディアに対応。展示モデルの印刷ユニットは、KCMY+WWの構成で毎分100mの高速印刷を実現する。
同社ブースでは、高濃度と食品安全を実現する水性顔料インクを使用し、食品関係製品を含む軟包装パッケージの少量多品種を強力にサポートする最先端のデジタル印刷ソリューションとして提案した。
なお、今回の展示モデルでは、毎分70mでデモを披露した。
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(株)ミヤコシ(宮腰亨社長)は、先頃開催された「IGAS2018」において、フルカラー水性インクジェットプリンター「MJP20AXW」と軟包装向けフルカラー水性インクジェットプリンター「MJP30AXF」の2機種を出品し、インクジェット技術の新たな可能性を提案した。
MJP20AXWは、業界最高クラスとなる1,200×1,200dpiの画質で毎分200mの超高速印刷を実現。印刷品質と用紙適応性を引き上げるインラインコーターを搭載し、幅広いメディアに対応する。
さらに同機は、昨年開催のオープンハウスでも紹介されているがIGAS展示モデルでは、プリントヘッドを微調整するとともにインクを改良し、より高画質化を図っていた。
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今回のIGAS2018で新たなインクジェット技術として紹介されたのが、軟包装向けフルカラーの水性インクジェットプリンター「MJP30AXF」だ。
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