「破壊と創造」を具現化する新製品群
今回、アナログからデジタルへの移行を支援する多彩な新製品を発表した。その1つがノンストップで高速印刷を実現する「HP Indigo100K デジタル印刷機」だ。
「HP Indigo100K デジタル印刷機」は、これまで生産性の面でデジタルプレスの導入を躊躇していた印刷会社に対して、自信をもって提案できる製品である。まさに、アナログtoデジタルを加速させる本格的な生産機である。デジタルプレスの柔軟性とオフセット印刷機の信頼性を兼ね備えた機種である。搬送機構の改良やジョブ切替プロセスの最適化など、細部にわたる改善の結果、B2カラーで毎時6,000枚、月産100万枚の生産能力を提供する。

インクジェット機では、「HP PageWide Web Press T250HD」を発表した。
新製品では、その品質の限界を破壊するために、新たなインクを採用するとともに、印刷可能な用紙を広げる機能を搭載している。これにより従来のトランザクションや書籍印刷などの領域から、ポスターやDMといった商業印刷分野にも積極的に提案していく。

ラベル&パッケージ向けには、第6世代のLEPxという新技術を採用した「HP Indigo V12 デジタル印刷機」を発表した。この新製品は、120m/分というフレキソ印刷機同等の生産性を実現する第6世代機と位置付けている。

HPでは、長らく印刷胴の機構を変えることはしてこなかった。今回、自社の技術についても改めて見直しを図り、これまでのスピードの限界を超えるために何が必要なのか、といった自社の製品プロダクトの設計においても自ら破壊し、新たな技術として創造している。
また、PrintOSについても進化を遂げている。これまでのPrintOSは、オペレータの作業を支援することを目的としていたが、進化したPrintOSxでは、生産管理者やブランドオーナーまで、印刷ビジネスに関連するすべての方とメリットを共有できるものとなっている。
現在、日本HPでは、新型コロナウイルスによるユーザーの事業活動支援として、これまで有償で提供していたPrintOSのモジュールを期間限定ではあるが、無償で提供するサービスを開始している。併せて、ウェビナーを開催して、便利な使い方などを解説する取り組みを継続的に実施している。
印刷を再定義するために求められるのは印刷会社側の意識改革
我々は、デジタルプレスの機能性だけを重視したプロモーションは、まったく考えていない。おそらく機能性だけで導入されても、安定した稼働を行っていくことは難しいと思う。だからこそ、ブランドオーナーをはじめ、外部環境の変化を印刷会社の皆さんに理解いただき、その上でデジタル印刷機の活用法をともに模索していきたい。そのためにも経営者、生産現場のスタッフ、そしてクライアントとの窓口である営業スタッフの三位一体となった意識改革が必要であると考えている。
経営者の方には、デジタル印刷機を導入することで生まれる経営的なメリットや将来を見据えた経営戦略の構築を、生産現場のスタッフには、これまで実現できなかった効率的な生産計画をデジタル印刷技術で確立すること、そして営業スタッフについては、「価格」を最大の武器としてきた体力勝負から脱却し、デジタル技術を駆使した、今までにないサービスの提案・提供、など、それぞれの立場での意識改革を進めていくことで、印刷の再定義をさらに加速させていきたい。
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「破壊と創造」を具現化する新製品群
今回、アナログからデジタルへの移行を支援する多彩な新製品を発表した。その1つがノンストップで高速印刷を実現する「HP Indigo100K デジタル印刷機」だ。
「HP Indigo100K デジタル印刷機」は、これまで生産性の面でデジタルプレスの導入を躊躇していた印刷会社に対して、自信をもって提案できる製品である。まさに、アナログtoデジタルを加速させる本格的な生産機である。デジタルプレスの柔軟性とオフセット印刷機の信頼性を兼ね備えた機種である。搬送機構の改良やジョブ切替プロセスの最適化など、細部にわたる改善の結果、B2カラーで毎時6,000枚、月産100万枚の生産能力を提供する。

インクジェット機では、「HP PageWide Web Press T250HD」を発表した。
新製品では、その品質の限界を破壊するために、新たなインクを採用するとともに、印刷可能な用紙を広げる機能を搭載している。これにより従来のトランザクションや書籍印刷などの領域から、ポスターやDMといった商業印刷分野にも積極的に提案していく。

ラベル&パッケージ向けには、第6世代のLEPxという新技術を採用した「HP Indigo V12 デジタル印刷機」を発表した。この新製品は、120m/分というフレキソ印刷機同等の生産性を実現する第6世代機と位置付けている。

HPでは、長らく印刷胴の機構を変えることはしてこなかった。今回、自社の技術についても改めて見直しを図り、これまでのスピードの限界を超えるために何が必要なのか、といった自社の製品プロダクトの設計においても自ら破壊し、新たな技術として創造している。
また、PrintOSについても進化を遂げている。これまでのPrintOSは、オペレータの作業を支援することを目的としていたが、進化したPrintOSxでは、生産管理者やブランドオーナーまで、印刷ビジネスに関連するすべての方とメリットを共有できるものとなっている。
現在、日本HPでは、新型コロナウイルスによるユーザーの事業活動支援として、これまで有償で提供していたPrintOSのモジュールを期間限定ではあるが、無償で提供するサービスを開始している。併せて、ウェビナーを開催して、便利な使い方などを解説する取り組みを継続的に実施している。
印刷を再定義するために求められるのは印刷会社側の意識改革
我々は、デジタルプレスの機能性だけを重視したプロモーションは、まったく考えていない。おそらく機能性だけで導入されても、安定した稼働を行っていくことは難しいと思う。だからこそ、ブランドオーナーをはじめ、外部環境の変化を印刷会社の皆さんに理解いただき、その上でデジタル印刷機の活用法をともに模索していきたい。そのためにも経営者、生産現場のスタッフ、そしてクライアントとの窓口である営業スタッフの三位一体となった意識改革が必要であると考えている。
経営者の方には、デジタル印刷機を導入することで生まれる経営的なメリットや将来を見据えた経営戦略の構築を、生産現場のスタッフには、これまで実現できなかった効率的な生産計画をデジタル印刷技術で確立すること、そして営業スタッフについては、「価格」を最大の武器としてきた体力勝負から脱却し、デジタル技術を駆使した、今までにないサービスの提案・提供、など、それぞれの立場での意識改革を進めていくことで、印刷の再定義をさらに加速させていきたい。
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