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共立印刷、PROSPER S5 導入事例 - DM700万部を2週間で処理

2018年12月3日ケーススタディ

 共立印刷(株)(本社/東京都板橋区清水町36-1、佐藤尚哉社長)は、KODAK PROSPER S5を合計9台搭載した5ラインのシート搬送印字機で、700万部のDMをわずか2週間で処理。新たにリード&プリント機能も導入するなど、圧倒的な生産能力でDM売上100億円を目指す。「リード&プリント機能は、たとえミスがあっても不良品が出ない、リスクが存在しない安全な製造方法である」

圧倒的な生産能力を背景にビジネスを拡大

 1980年創業の同社は、東京都板橋区に本社を構え、全国5ヵ所の営業拠点とグループ企業5社を擁する総合印刷会社。埼玉県本庄児玉エリアには、輪転印刷から枚葉印刷、DM加工、製本加工まで8つの製造拠点を集約し、首都圏を中心に全国の大ロットかつ多様な印刷ニーズに応えている。なかでも輪転機34台体制の本庄第1・2工場は国内最大規模の輪転工場として、100万部単位のカタログ・チラシ印刷に対応する。競合他社を寄せつけないその圧倒的な生産能力は、同社のビジネス成長に大きく貢献してきた。また2017年にはセキュリティ性の高いDM専門工場「情報物流出力センター」を竣工。宛名印字から圧着、封入封緘、ラベル貼、ラッピング、発送まで充実したDM関連設備による一貫生産ラインを構築。また専門の営業部門の立ち上げやDMプランナーの育成にも着手するなど、急成長するDM市場でのシェア拡大を目指している。

5ラインの印字機に計9台のPROSPER

 同センターでは、現在、PROSPER S5インクジェットプリンティングシステムを搬送機(正栄機械製作所製)に搭載した5ラインの印字機が活躍している。うち4ラインにはPROSPER S5を各2台ずつ搭載し、バリアブル印字の幅広いニーズに対応する。最高印字スピードは毎分150メートルと高速で、100万部単位のDMにも余裕を持って対応できるという。同社が初めてPROSPER S5を導入したのは、2012年のこと。執行役員で第2製造本部長の田島紀明氏は、当時を振り返って導入理由を次のように話している。

 「当時はまだ、当社がDM印刷に取り組みはじめて間もない頃。圧着DMの宛名印字に必要な設備を探していてコダックのPROSPER S5に出会った。他社製品とも比較したが、対象物とのクリアランスの広さと印字スピードが決め手になって導入を決断した」

PROSPERプリントヘッド

 PROSPER S5は、プリンティングヘッドと用紙との距離を最大5ミリ程度まで調整できるため、厚みのある印刷物でも安心して印字でき、高速でも用紙が接触する心配はない。こうしたPROSPER S5の柔軟性を同社は高く評価した。印字品質についても「汚れやカスレがなく美しい」「墨の濃度も濃い」と不動の評価を得ている。UV印字機と比べると、その差は歴然だという。

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 共立印刷(株)(本社/東京都板橋区清水町36-1、佐藤尚哉社長)は、KODAK PROSPER S5を合計9台搭載した5ラインのシート搬送印字機で、700万部のDMをわずか2週間で処理。新たにリード&プリント機能も導入するなど、圧倒的な生産能力でDM売上100億円を目指す。「リード&プリント機能は、たとえミスがあっても不良品が出ない、リスクが存在しない安全な製造方法である」

圧倒的な生産能力を背景にビジネスを拡大

 1980年創業の同社は、東京都板橋区に本社を構え、全国5ヵ所の営業拠点とグループ企業5社を擁する総合印刷会社。埼玉県本庄児玉エリアには、輪転印刷から枚葉印刷、DM加工、製本加工まで8つの製造拠点を集約し、首都圏を中心に全国の大ロットかつ多様な印刷ニーズに応えている。なかでも輪転機34台体制の本庄第1・2工場は国内最大規模の輪転工場として、100万部単位のカタログ・チラシ印刷に対応する。競合他社を寄せつけないその圧倒的な生産能力は、同社のビジネス成長に大きく貢献してきた。また2017年にはセキュリティ性の高いDM専門工場「情報物流出力センター」を竣工。宛名印字から圧着、封入封緘、ラベル貼、ラッピング、発送まで充実したDM関連設備による一貫生産ラインを構築。また専門の営業部門の立ち上げやDMプランナーの育成にも着手するなど、急成長するDM市場でのシェア拡大を目指している。

5ラインの印字機に計9台のPROSPER

 同センターでは、現在、PROSPER S5インクジェットプリンティングシステムを搬送機(正栄機械製作所製)に搭載した5ラインの印字機が活躍している。うち4ラインにはPROSPER S5を各2台ずつ搭載し、バリアブル印字の幅広いニーズに対応する。最高印字スピードは毎分150メートルと高速で、100万部単位のDMにも余裕を持って対応できるという。同社が初めてPROSPER S5を導入したのは、2012年のこと。執行役員で第2製造本部長の田島紀明氏は、当時を振り返って導入理由を次のように話している。

 「当時はまだ、当社がDM印刷に取り組みはじめて間もない頃。圧着DMの宛名印字に必要な設備を探していてコダックのPROSPER S5に出会った。他社製品とも比較したが、対象物とのクリアランスの広さと印字スピードが決め手になって導入を決断した」

PROSPERプリントヘッド

 PROSPER S5は、プリンティングヘッドと用紙との距離を最大5ミリ程度まで調整できるため、厚みのある印刷物でも安心して印字でき、高速でも用紙が接触する心配はない。こうしたPROSPER S5の柔軟性を同社は高く評価した。印字品質についても「汚れやカスレがなく美しい」「墨の濃度も濃い」と不動の評価を得ている。UV印字機と比べると、その差は歴然だという。

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