共進ペイパー&パッケージ、「ハコプレ紙袋」スタート
「JetPress720S」活用して新展開
2016年3月25日ケーススタディ
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(株)共進ペイパー&パッケージ(本社/神戸市中央区、鍛治川清司社長)は、昨秋に千葉市花見川区の関東工場に導入した厚紙対応「JetPress720S」により、B2サイズまでの厚紙をデジタル印刷で行うことが可能になったことから、小ロット・短納期でも低価格を実現する様々な通販サービスを展開している。今年3月からは、第4弾となる通販サービス「ハコプレ紙袋」をスタート。A4ファイルを入れる紙袋サイズまでであれば、フルカラーオリジナル紙袋を最短3営業日で出荷でき、100個の小ロットでも安価な対応が可能。見積りも30秒で作成できる。
小ロット・短納期に対応
同社は1948年に紙卸業として創業。現在は印刷紙器や段ボールなどトータルにパッケージを手掛ける企業として、国内6工場、タイに2工場を有しており、年商60億円、従業員230名の企業に成長している。
そんな同社では、2013年に富士ゼロックス製のデジタル印刷機「iGen4」を導入したことから通販サービスの取り組みを開始。紙箱・貼箱など小ロットパッケージ専門の「ハコプレ」、BtoC向けの通販「世界にひとつの箱」、小売店や飲食店にメニューやポスター・POPなどを提供する「ポップレ」の3つの通販を展開してきたが、昨秋の「JetPress720S」の導入により、サイズベースで受注の90%をデジタル印刷でカバーできるようになった。その設備力を活用し、同社は今年、通販サービスのラインアップを大幅に拡充していく計画で、まずは「ハコプレ紙袋」を3月からスタートした。
同社では「iGen4」に続いて、2015年1月に2台目のデジタル印刷機として「Versant2100Press」を導入しているが、これら2台のデジタル印刷機はB2サイズの大きさに対応していないため、これまで通販サービスでB2サイズの印刷物を受注した際には小ロットであっても自動的にオフセット印刷機の金額を表示していた。このため、これまでは価格的にユーザーニーズを満たせていないと感じるところもあったようだ。
しかし、「JetPress720S」の導入により、小ロットの受注はデジタル印刷の金額を表示できるようになり、「昨年9月以降の受注は例年の3〜4割の増加となっている」と事業部長の鍛治川和広取締役は話す。この数字からも、現在は価格的にもユーザーニーズを満たしていることが証明されていると言えるだろう。
100枚からの小ロット、3営業日の短納期に対応
紙袋の製造工程は非常に複雑で、従来は3〜4週間の納期が必要とされてきた。しかし「JetPress720S」の導入により、「ハコプレ紙袋」では、A4ファイルを入れる紙袋サイズまでであれば、オプション、数量限定で最短3〜5営業日での納品が可能になっている。また、数量も100枚程度の小ロットに対応している。
プチギフトや特別なイベント、試供品などに活用することができ、形状やサイズも自由自在。見積りも30秒で作成できるため、価格・納期をすぐに確認することが可能となっている。
鍛治川氏は「オフセット印刷で紙袋を制作する場合、1,000枚でも2,000枚でもあまり金額が変わらないため、発注企業は一度紙袋を制作するとそれを1年がかりで消費しなければならなかった。しかし、『ハコプレ紙袋』を活用していただければ、A4ファイルサイズまでであれば、デジタル印刷機による小ロットでの制作が可能であるため、単発のイベントごとなどに様々なデザインの紙袋を制作することができるため、企業の販促活動のサポートにもつながる」とデジタル印刷機を活用して紙袋を制作することによるメリットについて話す。
また、「ハコプレ紙袋」においても、「ハコプレ」と同様、新機能である「提案機能」により、展開図の寸法を入力しなくても、紙袋の現物サイズを入力するだけで価格がリアルタイムで表示され、さらに箱のサイズを入力するとそれにサイズの近い定形パッケージを自動で提案する機能が追加されている。
「JetPress720S」を活用した次の展開にも注目したい。新着トピックス
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小ロット・短納期に対応
同社は1948年に紙卸業として創業。現在は印刷紙器や段ボールなどトータルにパッケージを手掛ける企業として、国内6工場、タイに2工場を有しており、年商60億円、従業員230名の企業に成長している。
そんな同社では、2013年に富士ゼロックス製のデジタル印刷機「iGen4」を導入したことから通販サービスの取り組みを開始。紙箱・貼箱など小ロットパッケージ専門の「ハコプレ」、BtoC向けの通販「世界にひとつの箱」、小売店や飲食店にメニューやポスター・POPなどを提供する「ポップレ」の3つの通販を展開してきたが、昨秋の「JetPress720S」の導入により、サイズベースで受注の90%をデジタル印刷でカバーできるようになった。その設備力を活用し、同社は今年、通販サービスのラインアップを大幅に拡充していく計画で、まずは「ハコプレ紙袋」を3月からスタートした。
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しかし、「JetPress720S」の導入により、小ロットの受注はデジタル印刷の金額を表示できるようになり、「昨年9月以降の受注は例年の3〜4割の増加となっている」と事業部長の鍛治川和広取締役は話す。この数字からも、現在は価格的にもユーザーニーズを満たしていることが証明されていると言えるだろう。
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鍛治川氏は「オフセット印刷で紙袋を制作する場合、1,000枚でも2,000枚でもあまり金額が変わらないため、発注企業は一度紙袋を制作するとそれを1年がかりで消費しなければならなかった。しかし、『ハコプレ紙袋』を活用していただければ、A4ファイルサイズまでであれば、デジタル印刷機による小ロットでの制作が可能であるため、単発のイベントごとなどに様々なデザインの紙袋を制作することができるため、企業の販促活動のサポートにもつながる」とデジタル印刷機を活用して紙袋を制作することによるメリットについて話す。
また、「ハコプレ紙袋」においても、「ハコプレ」と同様、新機能である「提案機能」により、展開図の寸法を入力しなくても、紙袋の現物サイズを入力するだけで価格がリアルタイムで表示され、さらに箱のサイズを入力するとそれにサイズの近い定形パッケージを自動で提案する機能が追加されている。
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